1. ブリガドーン
《ネタバレ》 設定自体はいいのですが、緩慢なストーリー展開が眠気を誘う。子どもを寝かしつけるときの御伽噺として、むちゃくちゃいい出来かも。100年に1度、たった1日目覚める「時に埋もれた町」という意味では、この夢幻さがちょうどいいような。ゆったりとした(古風?)なダンスもありだとは思いますけれどね。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-07-13 16:57:37) |
2. プロデューサーズ(2005)
個人の好みの問題でしょうが、私はダメ。ギャグの色があわないので、もうしょーがないです。はい。下調べが甘かった私の怠慢のせいなんですが、映画の最後に「メル・ブルックス」が・・・。どーりでダメなはずだ(納得)。好き嫌いが分かれる映画です。あっ、ただユマ・サーマンの名前ネタは、ちょろっと良かったかも。 [映画館(字幕)] 3点(2006-06-30 16:38:30) |
3. プルーフ・オブ・マイ・ライフ
『THE有頂天ホテル』が満員だったので、公開日にこっちを観ました。一言でいってしまえば、代替に観るのにちょうどいい映画。下手に期待もせず、数学者の話かって程度でちょうどいいかも。ラッセル・クロウの『ビューティフル・マインド』で、数学者はちょいと(かなり)変だというのにも免疫がついているというか、すんなり入っていけます。完全な悪人も出てこないし、天才を主人公にしているという以外は、よくある家族事情なのかな。 [映画館(字幕)] 5点(2006-01-29 00:26:40) |
4. フィラデルフィア物語
先に『上流社会』のほうを観ていたので、色メガネで観てしまったかも。キャサリン・ヘプバーンとグレース・ケリーだと後者のほうが断然キレイだなぁとか、妹はバレーしながら挨拶してるよ!とか、おおお、ヨットの名前は“トゥルー・ラブ号”なんだ!とか。ヨットの名前を聞いただけで、クロスビーの♪とぅる~~~・らぁ~~~ぶ♪が頭の中をリフレインする。しまいには、両者ともどもごちゃまぜになって、“トゥルー・ラブ”をケイリー・グラントが歌ったような気持ちに。こっちで唄ったのはJ・スチュアートだっつーの。それも“オーバー・ザ・レインボウ”だし。むぅ、これは、冷静に観ることはできない。普通なら原作とリメイクどっちがいいか?なんてナンセンスな問いかもしれないけれど、この作品に関してはついつい比べてしまう。というのも、ストーリーがまったく同じで、あとは役者さんの個性にあわせて行動がちょっと違っているから。また、どっちの作品もスターそろい。もう、好みの問題でしかないよーな。てなわけで、私は歌にジャズ、踊りとグレース・ケリーの『上流社会』のほうが好きです。あっ、それとこの作品のJ・スチュアート、例の雑誌記者は余裕がなくて、人間的にはイマイチでした。30歳にもなって何かに怒っていて、それで偉そうに「金持ちはどーたらこーたら」って言っているくせに世間知らず。逆にケイリー・グラントのほうはニヤニヤしていて、人を小バカにしたような感じが、どうも、ねぇ。彼ららしいっちゃぁらしいんだけれど。やっぱり『上流社会』のほうの二人組のイメージが頭に入り込んでいるからかなぁ。どっちを先に観るかで、変わってくるのかもしれません。 7点(2004-12-20 01:53:40) |
5. ブロードウェイ・メロディー
十人並みの容姿で気の強い姉と、絶世の美女の妹。この姉妹がマホーニー姉妹としてダンス&歌のコンビを組んでいるのですが、まず踊りと歌が酷い……。揃っていないダンスに美しくもない声を聞かされても、うーーーむと思ってしまいます(役どころが芸のない姉妹なのでしょうがないけれど)。それでもストーリーが面白ければ、それはそれでオッケーなのですが、話もイマイチとなったらどこを見ればいいのか……。マホーニー姉の婚約者がブロードウェイの作曲家で、彼が二人をブロードウェイに呼び寄せるわけです。ところがこのとき姉の婚約者は妹の美貌に心奪われます。で、姉との関係はそのままに、妹のほうに言い寄る男性。コソコソしてどうにもこうにもイヤーーーな雰囲気が流れてしまうんですよ。後味もかなり悪く、詳しくは書きませんが、おいおいそれでいいのかよ!!と言いたくなるような展開。目が点になったという意味では、ビックリしたともいえなくはないけれど、心情的に見るとかなり厳しい!という雑な展開なのがどうにもこうにも許せません。 3点(2004-10-11 02:19:57) |
6. フィニアンの虹
これ、ミュージカルじゃありません。創作ダンスです。私の好みからすると、最低の部類に入ります。クレジットカードの発行でお金がなくても、洗濯機やら食器やら、いろんなものが手に入ることに喜んで、今まで使っていたものをポイポイポイポイ捨てるのは、かなりイヤな感じがしました。クレジットカードが夢のカードなんてとんでもない。時代、、、、なんでしょうか。アメリカのイヤな部分を見たような気がします。それから妖精が耳が悪くてしゃべることもできない女の子に求愛するときの歌が……♪好きなのは○○だけれど、彼女は振り向いていないから、近くにいる君が好きだよ~♪ふざけんじゃないっつーの。街の人々の動きも立ち位置も、すべてが舞台のダンスちっく……やっぱりこれは創作ダンスだ……。 2点(2004-08-29 18:39:31) |
7. フォーン・ブース
飽きた……。この一言につきるんだけれど、コレだけで終わるのもナンなので、もうちょっと書きます。偏執的な電話の男に嫌気がさして、気持ち悪くなっただけでなく、電話ボックスの男の暑苦しい顔を見ているのが非常につらい映画でした。偏執的にジリジリじらす悪趣味な映画はあんまり好きではありません。 3点(2004-08-09 23:16:47) |
8. 普通じゃない
自己保身のためにしか動かないエンジェルにやられました。彼らは、思いっきり俗物です(笑)。そして、キャメロン・ディアスの女王様ぶりに、彼女に翻弄されまくる掃除夫のユアン。役どころのハチャメチャバランスが非常によく、繰り広げられる事件に唖然としたり、大笑いしたり……。めっちゃ楽しかったです♪ 二人の歌とダンスのシーンも楽しく、もっともっと随所に入れてもらって、いっそのことミュージカルにしちゃえばいいのに!!と思いました。 8点(2004-07-10 21:53:04) |
9. フェイス/オフ
ニコラス・ケイジの♪はぁぁぁぁ~~れ・る・や、はぁ~~~れ・る・や♪だけで、もうやられてしまった。悪人ニコラス君が、大声で聖歌をうたう。ジョン・ウー世界のはじまり、はじまりぃ~ってな感じで、ツカミはオッケー。そんでもって、悪人ニコラスは女性のほうばかり見ている。イッちゃった目で(笑)。この胡散臭さ、インチキ臭さ、もうバッチリよ。そんでもって、こいつが善人にも見えるから、ニコラス君が女性だったらさぞかし魔性の女だったろうに。で、一方のトラボルタのほうはというと……。う、うわわ、ハリウッドきっての悪人顔トラボルタがいい人ですってぇぇ。うっそでしょぉ。ぎゃー、ありえない。絶対、腹にいちもつ持っているよぉ。って思いながらみていたので、顔が変わっているときのほうが、妙にしっくりときてしまったのです。悪人にも善人にもなれるニコラス君に軍配あり!って感じの映画でしたが、イイ意味でも悪い意味でも、ジョン・ウーの映画。ひつこくひつこくひつこく繰り広げられる、ニコラス君とトラボルタの闘いのシーンなんて、ビデオ早送りしたくなるのを我慢して「ジョン・ウーなんだから、たとえアクションが30分続いても文句を言ってはいけない」と自らに言い聞かせ、それなのに、教会と鳩が出てきたときには大喜びして「よっ!待ってました。ひゅーひゅー」と声かけせんばかりの興奮具合。いけない、正気で観なきゃ!と思いながらも、とうてい正気ではいられない危険な映画でございます。ジョン・ウー万歳! 7点(2004-06-21 23:54:42) |
10. プリティ・プリンセス
《ネタバレ》 ミアの住んでいる家、これがとても楽しそう。消防署のようなすべり棒があって、屋根裏部屋っぽいところに楽しい部屋が。お母さんが芸術家ってことだけれど、なんて面白そうなお家なんでしょう。あんなところで育ったら、さぞや明るい子になりそうなものなのに……なんだか地味に育っちゃいましたね。ミアちゃんは(笑)。お友達もなにやら痛そうな雰囲気だし。ああいう子、中学とか高校とかの同じクラスにいたら、多分浮いてしまうはず……。なんだけれどね、なんていうんだろう彼女たちの友情になにやらじーんとくるものがあるんですね。ミアは、友達との約束をたがえてしまうけれど、そう、とても大切な約束だったはずなのに、きれいさっぱり忘れている彼女に、観ている私もやきもきしてしまったものですが、それでも友達はミアを許す。こういう友情ものに弱いんです、私。それが友達ってもんだよなぁって思うと胸にジーンとくるんですよね。プリンセス修行のほうは、こうも見事に特訓の成果が現れないというのも、逆にすごいなぁーと思うわけで(クククッ)それよりも、ミアの失敗をなんとかしようとした、大統領夫妻の優しさというのが、なんかね心に残っているかな。あっ、そうそう、最後のシーン、片足がクッとあがるところ、あのシーンって夢があって、キレイで、とってもステキですね。しーんとした庭がいきなり華やいで、自分たちを祝福してくれるようなシチュエーション、あれってちょっと夢です。できれば10代の頃体験したかったけれど(エヘヘ)。 7点(2004-06-13 00:36:15) |
11. ブラス!
《ネタバレ》 ビリヤードの勝負に負けて、楽器を差し押さえられたユアンの口笛が一番印象に残っている。指揮者のおじさん(『ユージュアル・サスペクツ』のKOBAYASHI)が入院している病院の横で、みんなで励ましの音楽を演奏しているとき、一人だけ口笛。んでもってKOBAYASHI(←違うっつーの!)に、「音が弱い」とか言われてやんの(笑)。そうそう、ユアン目当てで観た映画だったんだけれど、しょっぱなにKOBAYASHIが自転車に乗っているとき、手信号をしたところからもう大笑い。やられてしまった。なんでイギリス人おじさんって、自転車曲がるときに手信号をするのでしょう? 7点(2004-06-12 19:30:05) |
12. ブロードウェイのバークレー夫妻
またまた、たいていのことは↓【あまみ】さんが仰っています(笑)。これを観て思うのは、二人とも相変わらず芸達者だなぁってこと。イギリスの民俗衣装を着て(チェックの織りスカートみたいなやつね)、スコットランド訛?っぽいアクセントで歌を唄い、タップをふむアステアとロジャースがいいですね。やっぱり私はタップダンスが一番すきみたい。アステアの華麗で軽やかなタップが大好きで、それが観られるだけで、どんな映画も楽しい一本になっているような気がします。そうそう、【あまみ】さんも書かれていますが、この二人に演技力はいらない!(笑) そうですね。「夫婦喧嘩は犬も食わない」を地でいく彼らは相変わらずだなぁと思いつつ、この人たちって夫婦になっても似たようなことやっているのねって半ば呆れて、半ば楽しんで。アステアとロジャース好きじゃない方にはオススメできませんが、私は観て楽しかったです。そうそう、オスカー・レヴァントのピアノもすばらしいのですが、パーティや舞台、食事なんかで毎回違う女性を連れて歩いているのも笑えました。アステアとロジャースがおしどり夫婦で、彼がプレイボーイかぁ。プレイボーイっていう雰囲気とは違うけれど、そこんところもチェックポイントですよ。 6点(2004-05-30 20:39:11)(笑:1票) |
13. フィーリング・ミネソタ
《ネタバレ》 噂に違わず、すごい作品だったけれど何故か目が釘付けになってしまった……というのもキャメロンの捨て身技。ウェディングドレス姿で逃げまどうキャメロン。結婚式の日に新郎の弟とあらら? 極めつけは耳噛みちぎり。ホンマかいなぁ。この二人の適当さ加減を見ていると、なぜか悪者たちの仲間である兄ちゃんのほうがいいヤツに思えてくるから不思議。悪者たちから逃げきるために、死んだことにしたキャメロン……自分の欲のためのみに行動する彼女を応援することなんかできるはずもなく、かといって弟に妻をコキュられた兄ちゃんがかわいそうとも思うこともなく、ストーリーが進んでいき、ラスト、何だったんだぁ〜って頭を抱える。そんな感じの映画でした。やっぱり映画を観て、人間ってあったかいんだなぁ〜って感じたいなぁ〜と思い、この映画の後ハートフルな作品を探したような気がします。けっこう前だったからどの作品かは忘れちゃったけれどね。 3点(2004-05-08 22:34:53) |
14. フットルース
わかりきっている展開に、わかりきっているラスト。こういうの好きです(笑)。ダンスに命をかけるみたいな、バカバカしいことを体当たり的に突き進む、これぞ青春じゃないですか!! 私事で恐縮ですが(えっ、いつもだって?)、高校時代の話。ウチの母校では文化祭でバンド演奏禁止だったんですよ。バンド演奏を先生に認めさせるために頑張った経験があります。あっ、私自身はバンド活動をやっていませんでしたが(笑)。ほとんど意味のないように思えることに何故か頑張っていたんです。高校時代はそれくらいしか、自己表現できないような気がしていたんでしょうかね。今となっては理由はわかりませんが、くだらないことに燃えることができるっていいですよね。人にはあんまりオススメできないけれど、私は支持しますよ(笑)。ただ、せっかくアイドル映画っぽい臭いがプンプンしているのに………ヒーローがケビン・ベーコン……。好みじゃないんだよなぁ。もっとさぁ、かっこいいの連れてきてよぉ。ぐっすん。トラクターのチキンレースだって、もっと整ったの連れてきたらイケてたかもしれません。だって、ダサダサじゃあありませんでしたか?(笑) あっ、ダサダサって言葉も死語かな……(汗)。 6点(2004-03-23 19:40:09) |
15. ファンダンゴ
数日後にはベトナム戦争に出兵しなくてはいけない青年たちが、800キロ(だったかな?)も離れた土地に車でシャンパンを探しに行く旅。道を間違えたり、ガス欠を起こしたり、野宿したり……計画なんかあったもんじゃない。およそ直接的な意味なんかないし、生産性は皆無。そんな刹那的な行動が、後々すごくいい思い出になるんだよなぁ〜と、三十路を超えた私にはとても羨ましく感じられました。私自身、学生のときにそこそこ無茶なことをしてきたつもりですが、もっともっと無茶で体を酷使するアホでバカなことをやりたかったなって思います。すごく説教臭くなるかもしれませんが、学生の皆さん、アホでバカなことを積極的にしてみてくださいね。意味ないことかもしれないけれど、大きな大きな財産になるはずです。人に話すことができるエピソードがあるっていうのは、それだけで財産になっていると思いますね。大人になった彼らと話をしたいと強く感じました(笑)。 [ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-01 15:06:58)(良:1票) |
16. プラトーン
《ネタバレ》 戦争ってむごいね。環境最悪で、眠たいのに眠ることができなくって、ドロドロだしよろよろだし、でもいつ命がなくなるかわからなくて……。自分が殺されるのも嫌だけれど、人も殺したくないし。もう訳わからなくなっちゃうよね。あの小さな村での拷問、殺りくだって日常じゃあ考えられないけれど、あの胸くそ悪くなるようなシーンは、戦時下において日常なんだろうね。疑心暗鬼にならないと、立つことはできないんでしょう。辛いなぁ。そんな中、私が共感した人物は……あの自らの足を刺して負傷した人。多分私だったら、自分で怪我して負傷兵になる!もしかしたら醤油をそのまま飲んで熱を出すかもしれない。この作品を観て、痛烈に思ったこと。それは、作戦を考える人は広い目を持って柔軟に考えてもらいたいってこと。指揮官がバカだとついていく兵はたまったもんじゃないです。 7点(2004-02-13 23:22:51) |
17. 不機嫌な赤いバラ
《ネタバレ》 不器用で嫌味なばあさん(大好きなシャーリー・マクレーンです♪)が、ダグ役のニコラス・ケイジにだけは深い信頼と愛情を持っていたというのにやられてしまいました。元大統領夫人テス(シャーリー・マクレーン)が何度も見ているビデオはご主人の葬儀風景。この葬儀に参列しているシークレット・サービスたちの中で唯一、涙を流しているのがダグだったってくだりに、そうだったのか〜としんみりしちゃいましたよ。だから、彼女はダグにこだわっていたのかぁ〜。そしてダグの純粋な心が見えてきて、すごく些細な場面ですが、ぐっとくるものがありました。この場面があるからこそ、テスのイケズな態度もかわいらしいと思えてくるんです。こういう愛情表現が下手くそな婆さんの可愛らしさっていうのにコロッといっちゃうんですよねぇ〜。そうそう、病院を退院するときのテスの強がり……あれも、めっちゃ可愛いですぅ〜(笑)。 8点(2004-02-12 20:33:05)(良:3票) |
18. フライド・グリーン・トマト
《ネタバレ》 ほんわか朗らか〜に終わるのに……ゾゾッとするラスト……。あれだけであたしはダメですぅ。なんで、ニコニコ笑っているの? どうして楽しいの? なんでよーーー???とハテナがいっぱい飛び交ってしまいました。なんか頭のネジが取れているというより、頭のネジがどっか別のところをくっつけちゃったんじゃないのかなぁって思わせるラストが……どうも。私には受け付けませんでした(汗)。せっかくキャシー・ベイツがあんなに頑張っていたのになぁ。相手にしてくれない旦那さんの目を自分に向けるために、いろいろ頑張っているものね。いじらしいですねぇ。さすがに自分をプレゼントにしちゃったときは、目が点になりましたが……(大汗)。世代を超えた女性の友情というのは憧れますね。同年代の友達というのもいいものですが、年齢差のある友情っていうのもステキです。母親くらいの年の友達、祖母くらいの年の友達、もちろん高校生くらいの友達なんかと、いろんなお話をして人生を楽しめたら、すごく潤いのある人生になるんじゃないかなぁ。理想に一歩近づくような気がします。全体的には、黒人差別、女性解放の面が出ていたのがちょっと残念。そういうのがなかったら私はすごく惹かれていたかもしれません。ただ、やっぱりラストが……。アレは食べたくないなぁ、さすがに……。 5点(2004-02-08 23:48:46) |
19. ブラボー火星人2000
《ネタバレ》 ↓クロエ☆姫との二人部屋♪ と、次に投稿する人への牽制をしつつ(笑)感想を書きましょう。(なんてことは気にせず、どんどん書いてください。だって面白い映画ですから♪)くだらない設定のくだらないエイリアンものというんでしょうか。ガムでそれぞれの星にマッチした外見に変わる火星人が手に入れた地球人としての外見は……クリストファー・ロイドだったってだけで充分におかしい。しかも宇宙船を直すために、トンカンやっている姿は、やはり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを彷彿とさせるのです。それだけで、私は嬉しくなってしまいますよ。そして変体ガムにはいろんな星のものが用意されていて……できるだけ噛まないほうがいいというほにゃらら星のガムが……クライマックスで必要になるあたり、よろしいかと(笑)。ところで、あの星の人に食べられた彼は、一体……どうなってしまったのでしょう(汗)。彼女のお腹の中に???? 妙に気になる。 7点(2004-01-30 09:19:00) |
20. ファインディング・ニモ
現時点で、映画が始まってから泣くまでの最短時間記録を樹立。開始から数分で、もう涙がぁ~。グスン。成長したニモは、お父さんが大好きなんだけれど、同時にうざったくも感じている、ちょっと負けん気の強い普通の子供。懸命にぴよぴよ泳ぐ姿がかわいくて、よしよしってナデナデしてあげたいくらい。その他の魚たちもとても愛らしくて、どのキャラにも親しみが持てるから不思議です。イヤな奴がいないの。魚の世界では(笑)。特に好きなのは、水槽の中のギルかなぁ~。いろいろ知識がありそうなのに、抜けているところがツボです♪ 唯一恐ろしかったのは、あのあの悪魔のようなダーラ(人間の子供)!!! ブリッジをつけた歯をニィ~って誇示しながら登場するシーンなんぞ、こわいのなんの。ニモじゃなくてもオロオロしてしまいます。登場の音楽がこれまた恐くて(汗)。悪役の貫禄充分でした。とにかく、笑いあり、涙あり、冒険あり、愛ありの楽しい映画でした。エンドクレジットの音楽は、『普通じゃない!』でユアンとキャメロンが唄った歌と同じだったので、それも嬉しかったです♪ 映画館を出たとき、手すりにカモメ軍団のオブジェが並んでいたのには、クスッと笑ってしまいました。皆さんも書かれていますが、あの「エサ、エサ、エサ……」が頭を過ぎって(笑)。あーー楽しかった♪ 8点(2004-01-01 06:29:18)(良:1票) |