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1.  ブルーに生まれついて
チェット・ベイカーのことはよく知らないです、とにかくワケありでクセがあってちょっと厄介なイーサン・ホークが観たかったんです。 厄介さはちょっとどころじゃなかったんですが。 とある解説によれば、コレ相当美談にしてるみたいです。これで美談なのかとびっくりですわ。 チェット・ベイカーてジャンキーなだけじゃなくて結構イヤな奴だわ~~ まるっと伝記映画のソレという感じはしなかったです、個人的にはクールな映画だなと。 トランペットを吹くイーサン・ホークは流石にサマになっててかっこいいです、猛特訓したのかしらね。 希望通りのイーサン・ホークが観られて満足、だから1点プラスです。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-19 15:49:27)
2.  フランシス・ハ 《ネタバレ》 
まず、フランシス・ハの「ハ」て何よ?これが観るきっかけになりました。 その理由がフランシスの性質を見事に物語っていて、なるほどなと納得。でも全体的にフランス映画で観たことあるような映画っていうのが常にまとわりつくような感覚で、一見オリジナリティがあるようでそうじゃないんですよね。 ここがいちばん気になりまして。その上、主人公のフランシスに好感が持てないのよね。  う~~ん、27歳っていう設定が実に絶妙ですね。 このままずっと女の子してるのかなあ、地に足がついてなくて行き当たりばったりで、その場限りの思い付きのような言葉って感じで、芯が見えないのね。気にならない知人、友人ではあっても、信頼に足りる人物じゃないのね。よく喋る割には話の内容は他人が聞いても面白くないことばかり、ていうか自分のことは棚に上げて何言ってんの?と言いたくなることが多いのよ。 そういう「27歳の女の子」を主人公にもってくるとか、けっこう手厳しいんじゃないかと私は思えました。  あの走るシーンなんですが、レオス・カラックスの「汚れた血」を観てなかったら、フランシスの走るシーンだけは絶賛してかもしれません。ボウイの「モダン・ラブ」でドニ・ラヴァンが疾走するシーンが大好きでそこだけ何回も巻き戻して観た私としては、ちょっと素直に受け取れませんでした。曲までいっしょとはね。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-09-11 15:49:43)
3.  ブルックリン 《ネタバレ》 
観る前の予想に反して、泣けた泣けた。 ホームシックになって仕事中も泣きそうなエイリシュ、姉からの手紙を手にして号泣するエイリシュ。手紙を何度も読み返すエイリシュ。知らない人ばかりのニューヨークの雑踏の中で寂し気な表情のエイリシュ、もう泣けて泣けて。 これ入力してる今も思い出して泣ける。 でも自分を愛し特別な存在としてくれるトニーが支えとなり笑顔の接客ができるようになるのね、 すごくよくわかるわぁ。人ってやっぱり拠り所っていうのは必要なんだなと。 けれど、そんなトニーのこともどこか迷いがあって多少成り行きみたいに入籍しちゃう。そして故郷へ帰れば垢抜けて簿記の資格もあるエイリシュに手のひらを返したような好待遇。そりゃそうなったら迷うよね、ひとりになった母親のこともあるし。  そこにミス・ケリー、エイリシュは「ここ」は故郷だけど生きていく場所ではなくなったことをはっきり自覚する。 何かある度に街中に知れ渡り噂になる、放っておいてくれない街なのです。ニューヨークとの決定的な違いってそこなんじゃないかなと。もとから規模が違い過ぎますけどね。自分を気にする人は大切な人たち、限られた人たちだけでいいと思うんですよね。 アメリカ行きの船で偶然相部屋になった人が「帰るんじゃなかった」みたいなことを言ってたけど、その意味が理解できました。母や姉も下宿や職場の人たちもぱっと見はきつそうなんだけど、実は思いやりも優しさもありサラリとしていていいですね、干渉しすぎない人たち。ラストのトニーとの再会のとこでまた泣けた。泣かせようとしてるものは特に無いのにこんだけ泣けた映画は初めてかも。個人的にそこが高評価の理由にもなるかな。 特別なことはないけれど50年代と移民を背景に、ひとりの女の子の自立、成長、自分の人生を掴むというものが丁寧に描かれていていると思います、映像も美しい。アイルランドの色であるグリーンと髪の色のコントラストがいい、トニーと付き合いだしたころからコートの色がグリーンから赤に変わる、船の相部屋のお姉さんも赤いコートだったっけ。 スパゲティを知らなかったエイリシュがアメリカに馴染みだしたサインなのかな?シアーシャ・ローナン自身アイリッシュなんですよね。  トニー役のエモリー・コーエンは初見なんですが、どうかするとジョニー・デップに見えるのよ、特に目が似てる。 ところで簿記を英語でも「ボキ」と聞こえて「bookkeeping」がそのまま日本語になったと知りました、洋画を観て知ったことがまたひとつ増えました。簿記検定の経験はあるけどそんなこと言ってた先生はいなかったような気がする。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-05-07 12:53:09)
4.  ファーナス/訣別の朝 《ネタバレ》 
いやまあ、よくこんだけ主役クラスの俳優が揃ったもんだとそれにまず感心してしまいました。 クリスチャン・ベールは端正な顔立ちの英国人俳優で貴族役なんかも似合うように思いますが、実際の役柄はクセがあるとか泥臭さのあるアウトローだったりと、すっかりアメリカの俳優という感じ。 ウディ・ハレルソンは実父がギャング?殺し屋?本人もいろいろと問題を起こしてきた人で、 先入観もあるのか、悪役じゃなくても「ヤバそうな人」という雰囲気が漂っているような。  映画の方なんですが、雰囲気はいいけどストーリー自体はそこまで面白いとは思わなかったです。時代は湾岸戦争後?イラク戦争後?みたいですが、あんな無法地帯がほんとに今もあるの?。。。でも「ウインド・リバー」のこともあるしね。 なんだろう、最近ではあんまり見ないタイプの映画だなと。アウトロー映画ですかね。 真っ先にショーン・ペン初監督作の「インディアン・ランナー」を思い出しました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-12 16:55:58)
5.  複製された男
なんかよくわかりませんでしたが、この意味不明さがデヴィッド・リンチみたいだなと。 母親役でイザベラ・ロッセリーニが出てきた時にさらにリンチ感が強くなりました。 なんでもいいけど映像の色彩がイヤでした。せめて映像は美しくしてもらいたかったな。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-03-19 14:49:58)
6.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
ジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出しました。 本作の方がハチャメチャだけど。でもなんだかよくわからない不思議な説得力がありまして、最後まで観れちゃうんです。やはりそこはリーアム・ニーソンの底力なんだろうなと思われます。  犯人の動機や目的もあんまりよくわからないし、突然機長が毒殺されたんですけれども、どこからどうやって毒が飛んできたのか最後までよくわからず、でも最終的に副パイロットの神業のような着陸がいちばんの見せ場みたいになるとか、その場その場で目立つ人がキチンといて、リーアム・ニーソンの独壇場にはなっていなくて、そこが良いのではないかと感じます。 女性協力者はCA役で出演のレディ・メアリーだけでよかったような気はします、神業副パイロットとデキてたのよね。ジュリアン・ムーアはいてもいなくてもどっちでもよかったような気はしました。でもこの二人の女を最初からなんかありそうに感じる表情とか行動にしてあるのよね。とにかく「国際線1年間無料」に笑った。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-19 14:31:52)
7.  ふたりの女王 メアリーとエリザベス 《ネタバレ》 
シアーシャ・ローナンもマーゴット・ロビーも文句の付けようがない女王振りでした。 史実にわりと忠実なんだろうなとは思うけど、時間の経過がわかりにくいんですよね。メアリーがスコットランドに戻って処刑されるまで20年以上たっていると思うんですが、その時間を感じないところが奥を感じないになってしまうような気がします。よけいに駆け足になってしまうというか。それでもなぜかイングランド王室モノは面白いです、メアリーだらけで混乱するけど。 ところで黒人の臣下とアジア人の侍女ってどうなの? 平等っていうのはわかるのよ、でもいくらなんでも16世紀のイングランド王室でそこまでしなきゃいけないんですかね。 なんかいちばん矛盾を感じるところでした。  エリザベス1世は処刑されたアン・ブーリンの娘、次のイングランド、スコットランドの王がやはり処刑されたメアリーの息子ジェームズ、それ以降現在のエリザベス2世までメアリー・スチュワートの直系だというこの事実が凄いわ。 やったやられたを繰り返すも王座はきちんと継承されているのね。 God Save The Queenだわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-18 21:48:44)(良:2票)
8.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号と宇宙飛行士たち、なのに地味でエンターテイメント性はほぼ無し。失敗した「アポロ13」とは違い過ぎてびっくりした。 なぜアームストロング船長役にライアン・ゴズリングがキャスティングなのかよーくわかりました。 華々しいヒーローじゃなくて苦悩の人という感じで描かれているわけだからね。語らずともその複雑な内面を演じるゴズリングなんです。 ソビエトに遅れをとり、なにがなんでも月には先に行く、これがあれだけの犠牲者を出す原因のひとつとも思われ、「白人が月に行く」スピーチはインパクトがあり、いよいよ月面着陸というシーンでは「カプリコン1」が浮かび、今まで観た宇宙へ行く映画のなかでは最も考えさせられる映画だったことは確かです。 描き方を大きく変えたことで成功はしてると思います、でもスピード感とハラハラ感と爽快感を味わいたい人には期待外れな作品だと思います。 ところでゴズリングがはっちゃけてる主演映画ってないのかな??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-19 14:34:14)
9.  プリデスティネーション 《ネタバレ》 
全く予備知識なし、あんまり得意じゃないSFと言う文字が解説にあったのでイーサン・ホークが主演じゃなかったら観てないと思う。 年代を整理するために2回観ました、だって頻繁にジャンプするんでそのうちワケがわからなくなってくるんです。 まずですね、バーでのジョンなんですが本人が告白するまでわからなかったです。なんか爬虫類っぽい顔してるなとは思ったんですが、疑いもしなかったわけでこれがこの作品の最も凄いとこだと思う次第です。 以降かなりネタバレです  イーサン・ホークは爆発で負傷してあの顔になってバーテンダー 最初の爆発シーンで映しだされた「目」、ジェーンが登場した時に同じ「目」だと気付く ジェーンはジョンで爆弾処理してた?だからジョン=バーテンダーは確定 しかし同じ年代同じ場所、同時刻に存在するというのが個人的にはどうにも腑に落ちずモヤモヤ  他の方も仰るように、顔の手術のシーンを最初に持ってこないほうがよかったんじゃないかなとも思えます。 目が同じだと気付いた時点で同一人物だとわかっちゃったとこがなんか悔しいんですよね、もっと後になってから知りたかったです。 どこからが始まりなのかどこで終わりなのか、それとも終わりのない輪廻でしかも自分ひとりという。 しかし子供の誕生までそういうことにするのはキツイんじゃないですかね、いくら他人と極力関わるわけにはいかないとしてもですよ、ちょっと無理があるんじゃないかと感じます。この点はどうにか話を横へ持っていけなかったのかなあと。 でも観る前の予想を遥かに凌ぐ面白さだったことは確かです、タイムスリップする装置がバイオリンケースみたいなのがよかった。3回目も観てみるつもりです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-07 23:12:13)
10.  ファイティング・ダディ 怒りの除雪車 《ネタバレ》 
先にリメイクのほうを観たんですが、オリジナルに忠実だったんですねぇ。 こっちは北欧ならではの会話が面白いの。バナナがあるから食うには困らないとか、会話の他にもタランティーノを彷彿とさせるところがありますね。 苦労知らずの二代目ボスの浅はかさで理不尽に息子を殺されてしまった二人の父親っていうのは辛いんですが、ボスを裏切るその理由が何か可笑し悲しいものがあり、ここがいちばん予想外の展開でした。うん、面白い映画です。 それにしても見事なノルウェーの雪景色、寒いし税金は高いらしいけどなかなか豊かな国のようだ。 セルビア人に言わせれば刑務所も居心地がいいらしい。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-05 01:27:39)(良:1票)
11.  フィルス 《ネタバレ》 
ひとりの刑事が破滅していく姿をきわどくスタイリッシュに描こうとした品性に欠け過ぎてるブラックコメディ。そんな映画でした。 最初はハチャメチャ刑事のブラックだけどホンワカもありのコメディなのかと思っていたら、徐々に人格障害を患っているんじゃないかと感じられ、過去や現在の状況が明かされていく。でもそれがかなり笑えない現実なんです、それを上手くブラックコメディにできなかったと思います。ていうかコメディにする必要があったんですかねぇ。 途中で挫折しなかった理由はキャストです。まず主演のジェームズ・マカヴォイ、キレた演技が良いです。今さらだけどほんとにラッセル・クロウに似てる。 「リトル・ダンサー」のビリーと父さんまでいるし。キャストの顔ぶれを見るのが実に楽しかったです。 フィルス。。。不潔、堕落、卑猥、、、俗語で警察の意味もあるらしい。まさにそういう映画でした。 コレ、もっと違う撮り方してたらかなりいい映画になったんじゃないかと思えまして、それが残念。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-28 17:46:01)
12.  フラワーショウ!
実話ですしいい話だと思いますが、映画とすれば描きこみが足りないといいますか、 上っ面だけなぞったような印象で感動まではしませんでした。エチオピアのシーンが少々長いと思う。 それにメアリー役の女優さんに魅力を感じなかったんですね。 ナチュラルガーデンは素敵です、でもイギリス、アイルランドみたいに夏になっても 蚊に刺されないような国だからこそ、ああいった庭造りができるのよね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 16:30:51)(良:1票)
13.  ブルーバレンタイン 《ネタバレ》 
はい、この若い夫婦がダメになるのって当たり前です、ダメになる条件満載じゃないですか。  まずシンディの周りには父親をはじめ、DV、モラハラをプンプン匂わせた男しかいないんです。そして彼女には女友だちがひとりも出てこない。父親がいちばん影響してるんでしょう、父親の暴言を浴びてもじっとしている母親、両親には何も期待できない環境で彼女はいつも優しいおばあちゃんが大好きだ。そしてシンディの男遍歴の多さ、妊娠してもはっきりディーンの子だと確信が持てないんです。 知り合ったばかりの男は大抵、非常に優しいものです、シンディは優しい男に父性を感じすぐ堕ちる。  しかし女というものは子どもを産むと超現実的になるのです、朝から酒を飲みしっかりとした定職に就かず、生活力の無いディーン、そして世間から隔離されているような場所にある住居、他人との接触が極力ない環境に家族を置くディーン、これは支配です。飼い犬まで逃げ出すんですよ?シンディのちょっとしたひと言にとことん食い下がって追い詰めるディーン。勤め先のクリニックでの騒ぎは異常でしょ。ディーンの言動は見ているこっちまでイライラし、突き飛ばして逃げ出したくなります。 娘はまだ幼いので無条件に父親を慕うけれど成長して反抗期を迎え、ボーイフレンドでもできたらどうなるやらです。 シンディが耐えられなくなるのは当たり前です、しかしシンディはあの父親と絶縁はしてないんですよね、母親はどうなった? 通常あのような父親とは大人になれば疎遠となるものです。 カウンセリングを受けたほうがいい人ばかりなんです、アメリカはそっちの方はかなり進歩してるはずだしシンディは医療系の仕事をしてるのになんでそうしないんだろ? ひとり去っていくディーンですが、これで終わるとは思えませんね。娘のフランキーのボブヘアがおしゃれで可愛かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-07 14:49:12)
14.  ファインド・アウト 《ネタバレ》 
誘拐、拉致されたというのに妄想ということで精神病院に入院させられたり、 家族が突然行方不明になり必死の訴えをするもまともに取り合ってくれない警察、 こういうことを問題提起してるとはわかりました。  しかしいちばん感心したのは、よくもまあ咄嗟に次から次へと都合のいい嘘が言えるもんだということです。 いなくなった妹を一刻も早く助け出したいということなんだろうけど。  孤軍奮闘ぶりはいいんだけど、それがちっとも興味を引かない内容でして、 あんだけハイテンションで走り回った割には見てるこっちに達成感も爽快感もなく、 ラストの皮肉なひと言、これをどうしても言わせたかっただけなのかと。  なんか疲れる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-01 16:37:59)
15.  二ツ星の料理人
腕は一流、でも素行が悪く性格が災いしてブランク そして再起、三星シェフを目指すアダムの成長物語といった話。 とにかく厨房の緊張感とスピーディな展開が良いです、グイグイ惹き込まれる。 無駄がなくラストまで一直線に進む流れも気持ちいい。 シエナ・ミラーがすごくナチュラルでいい感じでした、ブラッドリー・クーパーもいい俳優ですね その他の俳優さんたちも好感度高いです、キャスティングもいいね。 オムレツを作るシーンとバースデーケーキのシーンが好きです 美味しそうな料理の出てくる映画はほっこりしますね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-14 20:58:16)
16.  ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 《ネタバレ》 
まさかここにきて続編ができるとは思ってなかった「ブリジット・ジョーンズ」 あんまり期待しないで観たわけです。 レネーちゃん、なんか顔が不自然になちゃった気がするのは残念、特に口元。 あのぷっくりした唇と切れ長気味の目が好きだったんだけど・・・ 設定では40代前半だけど実際は40代後半なんだから仕方ないといえば仕方ない変貌  うん、やっぱり監督が1作目に戻ったのは正解! ユーモアの質が2作目とは格段に違うし脇役の使い方、存在も意味があって良いと思う。 そして監督のシャロン・マグワイアの「ミスター・ダーシー」への思い入れは相当なもんだと。 1作目と今作に共通するのは真の主役はミスター・ダーシー、コリン・ファースなんだなと。  マーク・ダーシーの1作目からブレないキャラ、ラストで2人のハッピーエンドが待っていると 予測できる伏線、50代とはいえ露骨に老けたとは感じない、オスカー俳優となった コリン・ファースのジェントルマン振りは感動ものです。 音楽とファッションのセンスも良し、気楽に観られるラブコメとして傑作だと思う。  。。。イギリスへのロシア人移民、社会問題のひとつなんだなぁ
[DVD(字幕)] 8点(2017-06-28 14:13:50)
17.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
本格的なサスペンスかな?て感じで予備知識なしで観まして、年の離れたそれぞれの兄、姉に何かと子守り付き添いをさせてることがすごく気になったんです、なんか責任感の薄い親だなと。 そしたら案の定あの展開ですわ。 いくらもう大きいからってあの兄と姉も所詮はまだ子どもなんです、親の怠慢、思慮の浅さが招く不幸、悲劇ってかなり多いと思います。 しかもヒュー父さんは「備えあれば憂え無し」が人生の教訓らいしいのに。  焦点がひとつに絞られず、いろんなことが言いたい問題提起しようみたいに感じられ、少々無理のあるところがあったし 被害者から加害者に変わり自身もプリズナーという展開が主軸だと思うけど、回りくどいとこも否めませんでした。 先に保護された子にヒュー父さんが犯人かもしれないみたいなセリフを言わせるのは余分です。 あの時点でこっちはヒュー父さんへいろいろと不信感をとっくに持って観てるんですから。。。トドメはいりません。  でもオープニングから張られていた伏線は見事で、鍵となるセリフとか特に赤いホイッスルの使い方がいいなと。 ラストが読めないというサスペンス映画にとっての強みのある映画だと思いました ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの対比もいいです
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-27 10:23:09)
18.  ブロークンシティ 《ネタバレ》 
もんのすごいビミョーな映画。 ストーリーに目新しさはないけど、シンクロか?なんて感じてしまう警官の事件を最近ニュースで見たばかりなのでそこだけとんでもなくリアルでした。 マーク・ウォールバーグって私にとってはビミョーな俳優でして「ブギー・ナイツ」の巨根のポルノ俳優役が恐ろしいくらいハマってたんですが、あとはこれといって個性的と感じる役柄がなくてかっこいいのかダサいのかよくわからんし、すぐ消えそうで消えないという位置にいる人です。 ラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ以外の脇役もこれまたビミョーでした。 対抗馬のバリー・ペパーてぱっと思い出せるのは「プライベート・ライアン」の凄腕スナイパー役くらいだし。 グリフィン・ダンていったら80年代にドタバタ映画に出てたイメージでココ見て出てるのを知りました、スカッシュの人ですよね? 内容なんですが皆さんのおっしゃる通り、同棲中の彼女の存在とエピソードは完全に余計なモノで、7年間の禁酒を破った根拠にするにはアホすぎるし、すぐにシラフに戻ってるしなんの意味もない無駄なシーンでした。 それより再開発に絡むほうにもっと集中してほしかったですね。 最初、遠目だとポールがラッセルに見えて「あーハメられてるわ探偵さん」て思ったんだけど、ちょと違ってました。 大好きなラッセル・クロウてこともあるけど、ラッセルの悪役ぶりでもってる感じは否めないです。 表情も演技も存在感も他の俳優とは格が違うのがはっきりわかる。腹黒い役の時はメガネの隙間から 上目づかいで相手を見るってことが多いような気がする。 久しぶりにパリっとしたスーツ姿のラッセル・クロウが見られてよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-13 14:33:52)
19.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 
おもしろかった、傑作だと思います。 ウディ・アレンは成金セレブという人種が大嫌いなんだろうな そしてケイト・ブランシェットの演技も最高でした、いつも開いたままのエルメスのバーキンを腕にかけて持ち歩くのがリアルだなと。(林真理子さんが何かで書いてたけど憧れだったバーキンは実際使いづらく、あの特徴的な留め金はいちいち開け閉めするのがとても面倒で結局開けたままになるのだそうです)でも政治家と出会うパーティではきちんと締めてるの。体にぴったりフィットしたベージュが基調のファッション、興奮状態の時のワキ汗とかアレンはすごくよく観察してるんだなあ。ジャスミンは実在してる人がモデルのような気がする。 逆に歯医者の受付けの花模様のチュニック姿も捨てがたい もともと病んでるジャスミンだけど、ラスト近くになって夫が完全に失脚したきっかけがわかるとこで彼女への印象がちょっと変わってしまうんですが、この展開が巧いなあと。 罪悪感に苛まれてたんじゃないかなと、ポカンと呆気にとられる子ども二人を相手に語ったことがいちばん納得できたり。 深刻で重くなってもおかしくないはなしをここまで軽快に喜劇に仕上げるセンス、聞いただけでアレン作品とわかる選曲もいいです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-03-13 15:12:28)(良:1票)
20.  ブレイクアウト(2011) 《ネタバレ》 
こんなのがあったんですね、ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンとくればそれなりに魅せてくれるのではという期待で観ました。 う~~なんといいますか、「あらあら意外、うそ~ん」というような小ネタがいろいろ用意されていました。 しかし、ニコールはヒステリック、パニックになってギャーギャーわめく役どころってなかなかハマりますね「アザーズ」を思い出しました。ひと昔前ならキム・ベイシンガーがやりそうな感じです。 内容はもうとことんB級でして、なんでケイジとキッドマンだったんだろ。 どうせならケイジが強盗一味のリーダー格の役をやればもっと面白かったかもね。 エンドクレジットで知った監督。。。ああ、やっぱり。 なんか野暮ったいはずでした。 ニコールのカラダを張った演技に(何回も投げ飛ばされてたの)敬意です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-02 23:21:46)
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