1. プラトーン
《ネタバレ》 エリアスは、兵士としても優れ、人間性も併せ持ったアメリカ兵の理想像、一方バーンズは、兵士としては非常に優れているが、冷酷で尊大。 両者のうち軍隊(現場)にとって必要なのはバーンズです。そのバーンズを射殺することで、監督自らベトナムでの米軍を否定してると思うし、その姿勢は評価できるが、一方で彼らの敵だったベトナム人は、 地下に潜り、トンネルをはりめぐらし、米と粗末な食物を食べながらも あくまでアメリカ軍と戦った事実と比べた時、米軍の敗退は必然かと いまさらながら感じました。プラトーンは米側からベトナム戦争を 描いた作品として精一杯良心的な映画だと思います。 8点(2004-01-08 18:55:49) |