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プロフィール
コメント数 102
性別 男性
自己紹介 DVDで昔の作品が出て、入手しやすくなったのは嬉しいですが
チャプター分け4つ以下っていうのは勘弁して下さい。

特に、チャプターなしっていうのは犯罪に近いですよ。

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1.  ブレインデッド
映画的には8点つけたいところなんですが、さすがに気持ち悪かったのでこの点数で。実は全体として見た場合、前半部分が必ずしも機能してないんです。ラットモンキーも引き金の役割を果たすだけだし、月と星は単なるシンボル以上のものではないし、パキータとライオネルが結ばれる必然性は薄いし、食事会も何にも引っかかってこない(グロイもの食べるだけ)。しかし、後半のクライマックスにおける畳み込み方、ありとあらゆるアイデアを詰め込んだ人体ギャグ、最後に大技でまとめてしまう構成力が出色で、見終わったあとに心地よい汗が流れてしまうんです。それにしても……悪趣味だなぁ(苦笑)
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-10-10 00:21:24)
2.  震える舌
私も高い評判を聞いてから観たクチで、期待が大きすぎた、というのが正直な感想です。破傷風の恐怖と、心理的に追い詰められていく夫婦には、観客を釘付けにする迫力があります。それはいいでしょう。しかし、本作には今ひとつ焦点を絞りきれてないような印象を受けます。例えば、父親の昭(渡瀬恒彦)が転ぶシーンがありますが、これが破傷風の感染によるものなのか、単に焦っていたのかどうかわからない。こういうはっきりしない場面が結構あります。そもそも本作はホラーなのか、ヒューマンドラマなのかもはっきりしないのです。それともこのような構造によって、作品に多角的解釈が与えられているのか?いろいろ考えましたが、やはり絞った方がいい、テーマがはっきりした方がこの作品はよくなる。私はそういう結論に達しました。とはいえ、本作がサスペンスフルな秀作であるのは間違いないと思います。
6点(2004-10-07 00:54:38)
3.  ファイブ・イージー・ピーセス
うーん、どうでしょう。恥ずかしながら、私もボビー(ジャック・ニコルソン)のように、学歴の割には、素直に胸を張れない仕事をしています。しかし、彼の焦燥感は頭ではわかっても、共感までには届きません。彼の責任感を放棄する態度や、自覚しながらも逃避を続ける生活に、どうしても違和感を覚えてしまいます。本作のような映画は、主人公へのシンクロ度がそのまま評価に反映するので、私には5点が妥当でしょう。最後にひとつ。この奇妙なタイトル、ピアノの初級教本の名前から来ているとか・・・。
5点(2004-09-24 01:41:00)
4.  フレンチ・コネクション
「古いと一蹴せず、歴史的意義を加味しなければいけない」というレビューを見かけますが、これには違和感を覚えます。作品というのは常に時代の風化にさらされており、その中で古くなっていくものは確実にあるんです。レンタルビデオ店には、古典も現行作品も並列に置かれています。従って『フレンチ・コネクション』も、ひとつのソフトとして、あらゆる後続の作品や、21世紀のCG技術と戦わなければいけません。その上で観てどうか。ストーリーはどうか。カーチェイスはどうか。「ショボい」「迫力は負けてない」「現在のものとは違った魅力がある」いろんな意見があるはず。それを正直に書き込むのは、立派なレビュー方法です。断っておきますが、映画史の知識が無意味だと言ってるわけじゃありませんよ。むしろ、そういう視点から評価することは非常に重要です。そうじゃなくて、「歴史的に意義深い作品には、みんなが高い点をつけるべきだ」という意見に反対しているのです。そして私は今日、ひとつのソフトとして『フレンチ・コネクション』を観ました。つけた点数は5点です。生々しい暴力描写が好きでない私にとっては「可も不可もなくってとこ。ビデオでも良い感じ」(採点基準表より)だったからです。皆さんはいかがでしょうか。
5点(2004-09-18 19:01:57)(笑:1票) (良:1票)
5.  ファイナルファンタジー
本作の敗因は二つあると思います。メッセージ性を前面に押し出しすぎて、ストーリーやアクションの面白さが欠けてしまったこと。もうひとつは、全てをSFで済ませてしまったこと。やはり剣と魔法が使われてこそ、ファンタジーを銘打つ意味があろうものだし、観客も当然それを期待するでしょうしね。本作は全編フルCGという挑戦的なものでしたが、映画は当たりませんでした。こういう映画を作ろうとした、そのチャレンジ精神には敬意を表したいです。いつかもっと技術が進んで、CGで簡単に映画が作れるようになったとき、改めて本作の価値が問い直されることでしょう。
3点(2004-09-11 22:12:00)
6.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
「30代独身女性をターゲットにしながら、実はその中でもけっこう人を選んでしまう映画」とみました。例えば、主人公と同じような環境だからこそ、ブリジット(レニー・ゼルヴィガー)の意志の弱さや、自己改造することなく「成功」してしまうのが許せない、という意見も出るでしょうから。売り方としては「共感しますよ!」というので正解でしょうけど、楽しむには一定の距離が必要でしょう(ありすぎても駄目なわけですが)。スクリーンに表れたものだけで判断したいので、レニーの役作りに関しては評価の対象外としますが、彼女は泣き笑いの顔がキュートなんですよね。ブリジットはこのふたつの感情を同時に表さなくてはいけないキャラなので、彼女にはハマリ役だったと思います。続編が出るなら見てみたいですね。
8点(2004-02-26 20:31:24)(笑:1票) (良:1票)
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