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1.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
初見は映画館で、十数年ぶりにdtvにて鑑賞。 あらためて黒いモヤモヤ=死神の影の演出が見事。 見逃していてもストーリーは通じるし、 ちゃんと観ていると黒人エンバーミング師の言葉が重くなる。 モヤモヤが出過ぎているとホラーだけど、最小限に抑えてるからスリラーに。 なぜ、続編があんなにバカになっちゃったのかが不思議w
[映画館(字幕)] 7点(2015-10-14 03:52:57)
2.  ブレス・ザ・チャイルド 《ネタバレ》 
悪魔の詰めが甘すぎるんだよなあ。キム・ベイシンガー演ずるマギーを、最低3回は殺すチャンスがあったのに、みすみす見逃しているところが腑に落ちない…… ▼何度か、天使の御加護があるんだけど…… もうちょっと、そこんところを上手く使えないかなあ。 ▼総評:キリスト側も悪魔側も詰めが甘かったり、隙が多すぎ。だから、二千年も抗争し続けてるのに決着がつかないんだよ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-13 01:14:42)
3.  フューリー(1978) 《ネタバレ》 
30年ぶりに再見しました。ちなみに30年前の感想は「もっと超能力をバンバン見せろやぁ!」さて、今、観直してみると…… ▼主人公、誰? なんだろう、この散らばったストーリー? シナリオライターはダレ? と調べてみたところ、原作小説があって、その原作者がシナリオも書いてるんだ。納得。いわゆる海外小説の構成そのままでシナリオ書いちゃったという、外画にたまにあるタイプ。 ▼このプロットを一から練り直して、オヤジ視点か息子視点か超能力娘視点で再構成すれば良作になる可能性が高いですね、って感じの映画。観て損はしません。
[映画館(字幕)] 5点(2014-12-01 01:48:55)
4.  ブラッディ・バレンタイン 3D 《ネタバレ》 
オリジナルである『血のバレンタイン』に比べたら、随分と丁寧につくってはあるのです。ただ、オリジナルに知恵をつけてサスペンスとかスリラー仕立てにしたのはいただけない。『血のバレンタイン』のリメイクといったら、ガスマスク炭鉱夫が惨殺していけばいいだけなんですよw あんな頭の悪い話をやりたくないなら、リメイクしなければいいんです。元が元なんだから、開き直って、スプラッシュさせりゃよかったのに……
[DVD(字幕)] 4点(2014-11-17 12:16:23)
5.  不安の種 《ネタバレ》 
原作は、『不安の種』『同+』共に全巻読んでいます。どんなふうに味付けするのかな?と楽しみにしていましたが…… うーん。こうなりましたかって感じ。 ■シナリオ的にはよく考えられていると思います。が、コンテで失敗したって感じ。 ■とにかく1カットが長い。最初の5分で飽きる。 たとえば…… ♪ぬかるんだ道をいこう♪の歌、冒頭からあそこまで流す意味ある? 半身になった男がバイク便に倒れかかってきてますが、あそこまで延々と見せ続ける意味ある? ■映像の演出的には「いいね」ってところもあるんです。恐怖シーンになると彩度を落として、白黒っぽくしたり、青くしたり。そういう細やかさはいいんだけど、全体で見ると無駄なカット、冗長なシーンが多くて「60分で済むシナリオを、無理矢理に90分拡大したんじゃないの?」という印象が拭えません。
[DVD(邦画)] 5点(2014-06-26 03:30:15)
6.  47RONIN 《ネタバレ》 
映画や歌舞伎の『忠臣蔵』、講談や浪曲の『赤穂義士伝』が好きな人間としてのコメントです。 ■衣装デザインをはじめとした各種デザインにガックリ…… 日本じゃねぇよ、支那だよ、これじゃ。兜のデザインが、どう見ても蒙古襲来。姫様たちのお着物が、どう見てもチャイニーズ・ゴースト・ストーリー。 ■ガイジンの想像したニッポンというファンタジーなんだ、とストーリーに集中するが…… サムライが狭量で偏屈過ぎちゃって、どうしようもなく不快。 ■結論:本作に比べればラストサムライが永遠の名作のレベル
[DVD(字幕)] 2点(2014-05-30 15:22:05)
7.  プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 《ネタバレ》 
これだけ【6点】にふさわしい作品も珍しいw 過大な期待や深読みをしなければ、十分に楽しめる。ファミレスのハンバーグ定食的な、大きな弱点のない作品。シナリオ的には、ファミリー向け以上の期待はしない方がいいですね。ちょっと考えると、中盤から最後までが全部わかってしまいますw ■ ただ、どうしても「おまえら、ラブ・シーンやるにしても、時と場合を考えろ」とツッコミ入れたくなりますがねw ■ 主人公がパルクールをバンバンかましてくれるおかげで、軽快なアクションの連続が楽しい。そして、ペルシャが舞台と言うことで、やっぱり出てきたか謎の暗殺者集団! でも、肝心の主人公VS暗殺者集団の舞台がパルクール向きじゃないところは惜しいなあ。 ■ エンディングにもう一工夫欲しい。特にシーク・アマールとンバカの戦士。エンドロールが終わったところで、谷にダスタンが訪れ、「税金免除にするよ」と一言。アマールたちが「なんか知らんが、おまえは良いペルシャ人だ!」って終わりが良かったなぁw
[DVD(字幕)] 6点(2011-02-12 01:28:02)(良:1票)
8.  プロデューサーズ(2005) 《ネタバレ》 
一言で言えば「老いて尚、メル・ブルックス翁は意気軒昂!」。  日本では、ミュージカル=愛と感動の名作ってイメージが強すぎるが、 『プロデューサーズ』の原作は、メル・ブルックス翁ですぜ。 『ヤング・フランケンシュタイン』で、怪奇映画ファンを大笑いさせたメル爺さんですぜ。 『珍説世界史』だの『サイレントムービー』だの『スペースボール』だの『キング・オブ・タイツ』で、何億もかけたパロディ映画で世界中を笑わせたメル爺さんが、 愛と感動の名作なんか撮るわけねーーーーーじゃんっ!  まず、オープニング30分は、旧き佳きミュージカル映画です。 ちょうど30分経過から、だんだん色んなことがグニャリと曲がってくる。 ナチスなドイツ野郎が笑える。ドイツ料理が好きとか、WW2のドイツ軍が好きなら、腹を抱えるほど笑える。 そして、演出家はフランスチックなゲイ、その助手はイタリアンなゲイ、スタッフはビレッジ・ピープルなゲイ。 「ゲイ・カルチャーってステキよね♪」なーんて、知った風な口をきいてやがるサブカル小娘を撃破! スウェーデン娘は、性におおらかで開放的なんていう定番ギャグあり。 前半30分を過ぎたら、国辱ギャグ満載。 こういうのは、なにかというと、すぐに「差別だ」って騒ぐ大脳が麻痺した常識人にはオススメできません、この映画。  っていうか、この映画は、本当の意味で国際感覚があるかどうかの試金石かもw
[映画館(字幕)] 8点(2010-01-10 18:32:51)
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