1. ファイアー・ドラゴン
婚約者もいる勤労青年ホウのもとに、旧友でヤクザの息子のマイケルが会いにきた時から、ホウの運命は狂いはじめた…。 マフィアの犠牲になった主人公の、転落と復讐のストーリー。基調は香港マフィアドラマ。最後のほうにやっとそれなりのアクションシーン(おもに銃撃戦)が出てくるものの、前置きが長すぎた。素手のファイトも少しはあるけど、カンフーではない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-06-13 09:18:42) |
2. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
田舎で行き詰まりを抱えた4人の一家の、内紛と挫折と再起の物語。 登場人物はみな極端な人間ばかりで、理想的な人間がひとりもいない。 家族内でいさかいが絶えない、醜いストーリー。 暴力シーンが幾度となく登場し、不快感を禁じ得ない。 オブラートに包むってことを知らんのかこの監督は。 映画というのはいつから観客から金取って不快にさせる商売になったんだ? 内容とあまり関係のない奇をてらったタイトルと、暴力満載の醜いストーリーで 人目を引こうなどと、なんとも卑しい見世物だことで。 まぁ、完全に滅菌されたような、無害でも空虚なメジャー作品が世にあふれるなかで、 制約されない表現を目指したゲリラ的な映画と言えないこともないかもしれないが。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-08 23:42:26) |
3. フライト・オブ・フェニックス
カッコ重視の軽薄サバイバルサスペンス。 砂漠のど真ん中に都合よく盗賊が現れたり、全体的にディテールが甘いところを見ると、 しょせんは作り話という感じがしてしまう。 [地上波(吹替)] 5点(2009-08-29 03:12:53) |
4. ブレードランナー/ファイナル・カット
近未来っぽく、多国籍っぽい背景はよくできてると思う。 でも、それだけという感じ。雰囲気だけの映画。 全編通して絵が暗く、明るいシーンがひとつもないというのはツライ。 ストーリーに関してはとくに感心するところがなかった。 よくある刑事アクションと大差ない。 暴力シーンばかりで殺伐としたストーリーは好きになれない。 しかしレプリカントが反乱を起こしているのを知りながら 不用意に近付いたあの社長は、いったい何なんだ。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-08-06 22:42:53) |
5. Presents うに煎餅
主役の女の子が、仕事や恋愛で理想と現実のギャップにとまどいながらも、 自分の道を見つけていく、という感じのストーリーだと思う。 映像もカラフルでかわいい感じにまとめてあり、戸田恵梨香もルックスはいいんだけど、 仕事でコピー取ったりお茶を入れるのが気に入らないとか、あまりにも考えが甘すぎて、 かわいいというよりムカツクという印象のほうが先に来てしまった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-25 09:09:13) |
6. Presents 合い鍵
正直、広末が主演で出てるなー、というくらいの感想しかない。 いかにも表面的で、リアルな生々しさがあまり感じられない。 結婚するかどうかも決めずに、8年もだらだらと付き合ってるって、 そういうもん?合い鍵までもらっているのに? その間の避妊はパーフェクトだったの?とか突っ込みだすときりがない内容という感じ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-20 23:02:03) |
7. 富士山頂(1970)
台風の観測のため、富士山頂に1964年、気象レーダーが設置された。 その難工事の様子を描いた映画。 富士山レーダー設置には、平地より20度低いという寒さや悪天候、高山病、 大量の資材を運び上げることの難しさなど、多くの困難があった。 ということを説明しているのだけど、それだけにしては長くて、内容が薄く感じた。 富士山には登るし工事もするけど、思いのほか絵的に地味で、 本当は淡々としていたかもしれないものを無理にドラマ仕立てにしているようにも見えて、 どこまで本当なんだろうと思ってしまった。 富士山の頂上に観測所があって、困難の末にレーダーが作られたという事実を 知るきっかけにはなるけど、それ以上のものではないという気がした。 ちなみに気象衛星の発達により、富士山レーダーは現在ではすでに廃止されているそうな。 [地上波(邦画)] 6点(2009-07-05 01:19:50) |
8. ブルース・リー/死亡の塔
本物のブルースはカメオ出演に近い。 本物が出れないかわりに、ソックリさんが出演。 ソックリさんもカンフーするけど、技のキレでは本物には及ばない。 日本のシーンで使われている、30年くらい前の日本の雰囲気がなつかしい。 ライオンに襲われたり、謎の地下施設に坊主がいたりと、 マンガのようなハチャメチャな設定に、主人公は不意打ちばかりしていたり、突き抜けたバカっ振り。 ブルースの映画とは言えないけども、ブルースのソックリ芸も含めて、 B級テイスト満載の大馬鹿アクションとして見れば、かなりよくできているのでは。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-04 02:34:07) |
9. ファイヤードラゴン 火雲伝奇
王朝時代の中国が舞台の武芸アクション。 王朝の都のような背景や衣装がよいです。 女忍者?の姉妹が悪役として出てきます。 ドラマシーンはコメディとシリアスがうまく合わさって よくできてると思います。 早朝のような青をバックに赤い炎が燃え盛る、 壷を割りまくりながらのラストバトルは迫力あります。 DVDがビスタのレターボックス収録なのが残念。 [DVD(吹替)] 7点(2009-04-07 13:56:20) |
10. ファイナルファンタジー
これはファイナルファンタジーというタイトルをつけてはいけなかった。 まったく別のタイトルをつけていれば、それなりに評価されただろうに。 しかしすがすがしいほどに原作のシリーズと無関係だな…。この原作レイプ振り。 剣もない、魔法もない、美形キャラもいない、なじみのモンスターもいない。 なにもかも別物の、原作ファンの心情を逆撫でする内容に仕上がっている。 日本のゲームの名を使い、日本の資金を投じ、日本のスタッフが関わりながら、 どうしてこんな内容になるのか?国辱的とさえ言える。 ではFFとは無関係の、まったくの別物として見るとどうなのかというと…。 まずキャラに魅力がない。容姿も性格もひどい。 こいつらの面は2度と見たくない、というくらい醜悪。 ヒロインですら男みたいな顔で髪型ももさくて見苦しいので救いがない。 アメリカ人ならこれで大喜びするのか? B級アクションのテンプレのようなチープな人物描写にもうんざり。 バトルシーンも少なく、押されるばかりなので爽快感がない。 ラスボスがいない展開も期待外れだ。 しかしCGのできのよさは認めないわけにはいかない。 人物にはCGらしいぎこちなさを見出せないし、背景やメカなどもよくできている。 CGで実写ライクな映画を作ろうとするとどうなるかという、 ひとつの貴重な実験になっていると思う。 FFとしてふさわしいかはともかく、ファントムという半透明のモンスター像も なかなかユニークなのではないか。 独自の作品として光る部分も大いにあるだけに、「ファイナルファンタジー」という 詐欺のようなタイトルが冠されていることが、返す返すも悔やまれる。 [DVD(吹替)] 7点(2009-03-18 15:03:48)(良:1票) |
11. フライング・タイガー
戦中の映画なので、もっと反日バリバリなのかと思ったけど、 思ったほどでもなかった。 でも描かれる日本軍はかなり弱くてほとんどやられ役。 戦闘シーンは、それなりだと思う。 タイガーズが使っているのはP-40ですね。 ナースさんかわいいです。 ハヤク センソウノ ヨウイヲシテ! [DVD(字幕)] 6点(2009-01-15 23:39:00) |
12. プロジェクト・イーグル
最初のほうのカーチェイスはよかったけど、それ以外は…。 中だるみがひどく、最後くらいはカンフーバトルで決めてくれるかと 思ったらそうもならず。 全体的にアクションは少ないし、コメディとしてもこれは楽しめなかった。 [地上波(吹替)] 4点(2009-01-05 03:15:13) |
13. プロジェクトA
海賊退治。 高い所から落ちるシーンがすごい。 ボスの倒し方がとんでもなくてびびった。 [地上波(吹替)] 7点(2009-01-04 20:04:42) |
14. プレデター2
前作は戦争アクションに不意の乱入者という感じだったけど、 今回は刑事アクションに乱入。 舞台も人物もがらりと変わり、前作とは全く雰囲気が違うけど、 最初はプレデターの正体がなかなか見えず、後になるほど だんだん見えてくるという見せ方は同様。 前作と違いすぎだけど、それなりに面白いんじゃないかと。 プレデターの超人的・超文明的アクションが あまり多く見れないのが残念。 プレデターの種族は昔から地球に来ては ハンティングをしているという設定のようなので、 続編作ろうと思えば舞台を変えていくらでも作れそう。 戦国プレデターとかないの? [地上波(吹替)] 7点(2008-12-01 21:55:34) |
15. プレデター
《ネタバレ》 序盤のゲリラ掃討戦、えらい一方的ですな… 人質救出のこととか考えずに気持ちよく爆破しまくってたな…。 プレデターがいくら見えにくくて身が軽いとはいえ、 あれだけ撃ちまくっても全然弾が当たらないのは謎…。 おねいちゃん散々いじめられてかわいそうでした。 なかなか見えない正体、少ない素材で引っぱりすぎの感もないではなく…。 しまいにゃ見えない対決になるわけね。 あのきちゃなーい素顔はインパクトありますな。 まじで引くほどきちゃなーい…。 これ単品で見るとSFアクション小品って感じだけど、 現在においては続編へと繋がる基礎としての価値が付加されてくると思う。 [地上波(吹替)] 7点(2008-11-24 12:15:18) |
16. 風雪の海峡 青函トンネルは、今… <TVM>
見栄と体裁ばかりの現代ドラマとは比べるべくもなく、 セリフのひとつひとつが赤裸々で、濃ゆい。 貧乏、偏見、生活苦、打算のない愛。 青函トンネルの工事の最中に撮影されているだけに、 実際のトンネルを使った工事のシーンが多く収録されています。 どこまでがライブでどこまでが役者の演技なのかよくわからないけど、 坑道とか工事現場とか好きな人には、いいと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2008-10-25 02:04:59) |
17. フィアーズ・オブ・ウォー<TVM>
かつてベトナムで戦った6名の兵士が、ドキュメンタリー番組の制作のために 現代のベトナムに来て、観光をしたり、戦跡を回ったり、当時を語ったりという合間に、 当時の戦場の回想シーンが入るという構成。 なので場面的には戦時中より現代のシーンのほうが多いです。 現代ベトナムの観光映画としても、なかなかいいと思います。 雑多な街、道路を行くバイクや自転車の数とかすごい。 戦闘シーンは長くないながらも、臨場感がありよい仕上がりです。 イロコイ、コマンドウ、スカイレイダーとか出たかな? ドラマ的には、かつての敵との和解がテーマかな。 アメリカらしい押し付け感がまったくないとは言えないにせよ、 かなり真摯な内容と思う。 ジャーナリストの女の人が美人でした。 [DVD(吹替)] 8点(2008-10-19 19:21:38) |
18. ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ<TVM>
ひとことで言って、山火事映画。(まんまやん) ひたすら森が燃えまくるだけの、内容の薄さですが、 映像の迫力はなかなか、リアリティは不明だけど、なかなかの燃えっぷりです。 火を見るのが好きな人なら、いいんじゃないかな。 しかし本当に森燃やして撮ってるのかな? 映画のためなら自然破壊も許されるのか?知りません。 なんでこんな変な邦題にしたんだろ。 [地上波(吹替)] 6点(2008-09-27 13:03:12) |
19. ブロークン・アロー
《ネタバレ》 ステルス機から2発の核弾頭を強奪し、政府を脅迫しようとする一団を率いるステルス機パイロットと、それを阻止しようとするもう一人のパイロットが対決していく。登場メカはステルス機、ヘリ、軍用車、列車等、ステージは荒野、坑道等。全編通した激しい銃撃戦、軍用車でのチェイスや列車上での最終決戦等が見どころ。 [DVD(吹替)] 7点(2007-07-20 16:35:42) |