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プロフィール
コメント数 174
性別 男性
自己紹介 好きな映画:
  分野によらず、完成度の高い(無駄なシーンが少ない、説明
  っぽいセリフがない、話がうますぎない)もの
嫌いな映画:
  子供だましなシーンやセリフが多いもの
  だれかが死ぬから悲しいお話
  悪いことをする人を「実はいいやつ」として持ち上げる映画
そんな見方は損だろうと突っ込みたくなるレビュー:
  「今観ると古い」
  「(後から作られた)○○に似てる」
  「期待してたのと違った」

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1.  フラガール 《ネタバレ》 
主人公の成長をテーマにした映画では、ラストで成長した姿をいかにリアルに見せるかが勝負だと思いますが、その点で大成功だと思います。最後のシーンで、ヒロインだけ顔が見えないので、どうしたのやらと思っていたら、ソロで踊りだしたのは、うれしい驚きでした。しかも、ほんとに楽しそうに踊ってるので、感動的なラストでした。一方で、別れのシーンや、母親が味方になってくれるシーンなどは、ありきたりすぎて、白けました。
[地上波(邦画)] 6点(2008-10-12 18:27:21)
2.  不都合な真実
ゴア氏のプレゼンの、論理的に弱いところばかりが気になって、見終わったあと、そのつもりがなかったのに、逆に「懐疑派」にまわってしまってました。結論ありきで観ると、派手なプレゼンに説得力があるかのように思わせられるのでしょうが、よーく注意して観ると、演出上の省略の有無以前に、(それこそ都合の悪いところを)語らずにごまかしてると思います。結論は信じるべきものなのでしょうけど。結局、この映画は、地球温暖化の問題提起を聞き入れてもらえなかった頃の、ゴア氏の鬱憤晴らしなのかもしれません。せめて、今後の行動指針が、具体的に示されてれば良かったのですが、ラストの字幕だけではね。
[DVD(字幕)] 4点(2008-02-05 23:44:58)
3.  ブラック・レイン
優作さん、ほめる人が多いようですが、単純に目玉向いて、キレまくってるだけで、大した演技じゃないように見えます。最後も弱すぎるし。ハリウッドの俳優さんに比べると、日本の俳優人の表情の乏しさが目立ってますね。高倉さんらしいって言えばそうなんですが、もう少し、「お友達」になっていく気持ちの変化が表情に出てたら、おもしろかったのにと思います。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-01 21:55:44)(良:1票)
4.  武士の一分
悪くないと思いました。見慣れた時代劇のイメージからすると、多々違和感がありましたが、余計なエピソードもほとんどないし、わざとらしいセリフ回しや力の入りすぎた画面の作りも無くて、素直に物語に入り込むことができました。決闘シーンも、手抜きなのかもしれないけど、淡々と描かれていて、映画全体のバランスを崩してないので、良かったと思います。
[地上波(邦画)] 6点(2007-12-31 22:10:48)
5.  普通の人々
学生のころ観て、いろんなことを考えさせられ、また、勉強させられた(と自分では思う)、深ーい映画です。人間というものは、自分の気持ちをなかなか自分でも理解できないものだけど、すなおになって現実を見つめれば、理解できないものではないのだな、ということを教わったように思います。母親のキャラがムカつく人が多いだろうと思いますが、彼女のムカつくいろんな態度は、他の人の言動に連動したものであって、彼女自体が悪人なのではないのだと理解すれば、ムカつかなくすることが可能なのだと思います。息子のコンラッドや父親のカルビンも映画の最後にそのことに気が付いたので、自分から母親への態度を変化させることができたのでしょう。ただ、自分の気持ちは理解できても、その先で人間関係まで良くできるとは限らないというところが、ちょっと悲しい現実なのでしょうけど。
[地上波(吹替)] 10点(2007-06-03 01:25:34)
6.  フレンチ・コネクション2
前作に比べて、主人公のポパイに焦点をあてた作りになってると思いますが、おかげで、よくある人情刑事ものみたいになってしまってます。そうだと思って観れば、出来はとても良いのですが、どうしてもどこかで見たような感覚をぬぐえません。ラストの追っかけシーンがなかったら、すぐ忘れてしまったかもしれない一本です。と言っておきながら、その追っかけシーン、前作のNYの騒々しさをリアルに描く演出を、フランケンハイマーがそのままパクった(パクらされた?)ようにしか見えず、フランケンハイマーもフリードキンも好きな私としては、複雑です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-20 07:20:29)
7.  フレンチ・コネクション
ウィリアム・フリードキン独特の、ニュース映像のようなリアルな画面が、単なるドンパチでない迫力を生んでいると思います。主人公の刑事のキャラクタが、ちょっと暴力的なところが不愉快な部分もありますが、刑事ものなのに、謎解きやアクションの派手さでなく、絵的なおもしろさで充分楽しめます。地下鉄の駅のホームでの尾行シーンなども、騒々しいホームの空気を見事に捉えていて、まるでその場にいるような気分になります。最近の刑事ものはキャラクタ依存の「物語」が多くて、映画的に楽しめるものが少ないので、本作の価値は非常に高いと思います。フリードキンがその後あんまりパッとしないのが残念。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-02-20 07:12:14)
8.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
多くの方がコメントなさっているように、1回目は、肩に力が入ったまま観たせいか、なんだかよくわからない映画だなあという感想だったのですが、2回目に観たときは、頭をからっぽにして観られたので、この映画の独特の優しい雰囲気にどっぷり漬かることができて、とても感動しました。個々のエピソードや、少し不自然な人物設定の意味を深く考えようとせずに、「人生、色々あるのね」という感じで、構えずに観ることをお奨めします。ゲイリー・シニーズが港にいきなり現れたのを見たハンクスがほんとにうれしそうに船から飛び込むシーンが大好きです。
[映画館(字幕)] 8点(2007-02-06 07:20:46)
9.  プライベート・ライアン
演出テクニックの面では良くできた映画でした。さすがスピルバーグ。しかし、個人的な趣味から、気に入らない映画の1つでもあります。説明の全くない(つまりドラマの中に上手に説明を盛り込むことのできなかった)垂れ流し映画だったから。スピルバーグには、良いライターを付けてあげないといけないなあと改めて思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2006-12-30 00:52:37)
10.  ブラザーズ・グリム
ギリアム監督は好きなのですが、本作ははずれ。エピソードがぶちぶちに切れてしまっていて、世界観が統一されていない感じ。その世界観も、どこかで見たファンタジー物と大差なく、何の驚きもなし。
[DVD(字幕)] 2点(2006-12-30 00:22:53)
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