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プロフィール
コメント数 2133
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 60歳

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1.  不良少年(1961) 《ネタバレ》 
この年、黒澤監督の「用心棒」が上映された。 しかし、キネマ旬報ベストワンに輝いたのは、本作である。 ドキュメタリー畑からの殴り込みだった。  久里浜少年院での生活を描いている。 戦争で父を亡くし、母とも連絡取れず。 就職したものの長くは続かず、ぶらぶらしているところを補導されたのだ。 戦後間もないころ、こんな少年は多かったと思われる。 映画も、本当に非行歴のある少年を使っているという。  鑑賞後、少年のまっすぐな瞳に、 いい大人になっていてほしいと思わずにはいられない。 そんな世の中であってほしいとも思う。
[DVD(邦画)] 7点(2025-02-07 22:44:03)
2.  古井戸 《ネタバレ》 
チャンイーモウが、俳優として出演。 後の彼の「初恋のきた道」につながるような女の子も出てくる。  井戸を掘りあてなければ、村の存亡にかかわる。 村の人たちが必死に井戸を掘りあてようとする。 しかし、思うようにはならない。 ここで、落盤事故で、旺才という青年が死ぬ。 そこで少女は悲しさのあまり、愛し合うのだが、その相手が死んだ旺才? この辺から意味が分からなくなる。  中国特有のファンタジーなのかもしれない。 その後、旺才は名前を変えて、いつものようにみんなと井戸を掘る。 これは、旺才が神になったということではないか? それで少女は村を出る。 観たことない展開である。
[ビデオ(字幕)] 7点(2025-02-01 12:06:33)
3.  フェラーリ 《ネタバレ》 
ミッレミリアを映画化したのは、はじめてなんじゃない?「ラブバッグ」なんてありましたが、モンテカルロとは違うのですね。 公道レースは、凄く迫力がある。 事故の場面は凄惨でしたが・・ イタリアのこの歴史ある公道レースをアメリカでやってのけたのが、「キャノンボール」シリーズなんだね。  破産してでも、レースに勝つ車をつくる、ってのが凄いデス。 フォードやフィアットなどと資本提携の話が来る時、 フェラーリの名言 「(フォードなどは)売るために走るが、フェラーリは走るために売る」 エンジニア魂、ここに極まれり♪  フェラーリの下半身事情が細かく描かれてるのが、ほかのレース映画とは一味違う。
[DVD(字幕)] 7点(2024-12-22 23:49:43)
4.  ブルーピリオド 《ネタバレ》 
面白かった。 原作のファンなので、映画化は楽しみだった。  出来上がってくる絵の作品が、何より雄弁で、面白い映画に仕上がってる。 似たようなのに「美しき諍い女」や「燃ゆる女の肖像」があるが、 本作は初々しく、いきなりこれだけ描けたらお前も天才だよ、と言いたくなる(笑)  原作の清潔さを壊さず、透明感のある、いい俳優を使っている。 良作。
[DVD(邦画)] 7点(2024-12-10 23:42:45)
5.  風林火山 《ネタバレ》 
日本映画の戦国合戦場面で、一番愛されてるのが川中島。 衣笠の「川中島合戦」(未見)、「戦国自衛隊」そして、この後の長篠では「影武者」。 映画に愛されてる信玄と上杉。  しかし、稲垣監督は主人公を山本勘助にした! この人物、講談の作り上げた人物かと思いきや、 実在してる信玄の書状に「山本菅助」なる名前が・・! 実際に信玄の身近に仕えて、使番(つかいばん)を務める人物であったことが分かってる。  もうね第四次川中島と言えば、山本勘助がやられる合戦。 その前の勝頼とのエピソード、板垣の父と思ってましたの言葉。 もう涙なしでは見られない。 案の定、戦況は不利に・・(涙)  この作品を観て、黒澤さん負けず嫌いに火がついたんじゃないかなぁ・・
[DVD(邦画)] 8点(2024-10-06 23:50:12)
6.  冬薔薇(ふゆそうび) 《ネタバレ》 
令和版、「傷だらけの天使」といった感じか・・ 醒め切った監督の視線の先には、 断崖絶壁の花が咲いているだけである。  チンピラの先は、ヤクザしかない。 最後の、主人公の姿は、ヤクザになったという感じなのか・・  阪本順治監督は、ヤクザが悪だとは言い切らない。 一つの生き方として、我々の前に示してくれる。  生徒に手を出した従妹の後始末をヤクザに頼んでたり、 チラチラ見える、あの世界の近さ。 エンターティメントとして、安全地帯にはいない監督の 描く世界は、日本映画として、突出して見える。
[DVD(邦画)] 7点(2024-07-21 22:49:25)
7.  ブラッド・イン ブラッド・アウト 《ネタバレ》 
若い頃のギャングが、その後どうなるかを描いた映画。 「ワンスアポン~」の現代版ヒスパニック版である。  メキシコギャングと言えば、過激な「シティオブゴッド」を思い出す。 その血をひくヒスパニックたちも凄味がある。  興味深いのは、若い頃はひ弱な感じのハーフが、刑務所で頭角を現し、とうとう 世話になったボスまで殺して、トップに上り詰めるのだ。 そして、若い頃のリーダーが、警察側になり、彼と対峙するようになることだ。 ここが、いわゆる古典のギャングものと違う。  ドラッグ戦争ものである。ドラッグ戦争の映画といえば「トラフィック」「ボーダーライン」等々・・ 刑務所ものとしては「ショーシャンク」「父の祈りを」「デッドロック」等々・・ ハックフォードの作家的でない映像が、よりリアルに劇を引き立たせる。
[DVD(字幕)] 8点(2024-05-12 19:38:15)
8.  ブロンコ・ビリー 《ネタバレ》 
才色兼備のソンドラロックとの共演が多かった頃の映画。 女性にモテモテだったイーストウッドだが、ロックを見捨てておけなかったんだろうね・・ その辺の男女のギクシャクからラブラブになる様子がこの映画で描かれている。 (ネットで調べると、イーストウッドの実人生の女性観が「え!?」ってことが分かる)  彼らにとって青春の一本。 いよ~、お二人熱いねって感じです。  カウボーイハットが似合うイーストウッド。 カウボーイハットアメリカンの今を描いた「運び屋」や「クライマッチョ」も好きな作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2024-04-14 00:25:56)
9.  冬のライオン 《ネタバレ》 
見応えある歴史劇!  王の新しい妻が結婚が決まりそうになると、 今まで可憐な一輪の花みたいだった女性が 「それでは、前妻の子供を殺してください」と言う場面なんか、鳥肌ものです。 その時、今までの妻は?子どもたちは?王は? どんな罵り合いがあり、どんな展開になるのか?  こういう映画を観ると、創造力とは、想像力だなと思う。 昔の人たちはどんなケンカや罵り合いをしていたのか? そういうのを想像するのは、AIにはできない。 この先、AIがどんなに映画まで創り始めても、 しょせんは「組み合わせ」にすぎない。  もうクリエイティブの名前の気持ちよさにすがらないで、 人間とは?とかつきつめて、物語を創ってほしいなぁ、と思う。
[DVD(字幕)] 9点(2024-03-30 20:32:45)
10.  ブレイズ 《ネタバレ》 
評価のついて回らない、女好きの実力派を演じさせると、 とかくポールニューマンは渋い!  いやぁ実話なんですね。 アメリカらしい話だなぁ。 政治家とストリッパーの愛の話。  ちょっと失礼かもしれないが、 野村監督とサッチーを思い出した。 曲者には、裸一貫で生きてる女性の方が相性がいいのかもしれない。 (サッチー、失礼!汗)
[DVD(字幕)] 7点(2024-03-14 22:05:49)
11.  プレタポルテ 《ネタバレ》 
アルトマンと言えば、群像劇。 彼の代表作の、「ナッシュビル」のファッションショー版。 有名映画評論家の双葉氏は、年度のベストテンに「ナッシュビル」は入れてないが、本作は入れてた。 どちらが好きかは、好みが分かれそう。  さて本作。癖のあるキャラクターが、動き回る。 群像劇の名手だけあって、謎めいた人物も忘れない。 しかし、アルトマン、ラストにただの群像劇じゃないとこを見せつける。  究極のファッションは?なんてことをラストに持ってくるのだ。 目が点になった(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2024-02-17 21:34:40)
12.  フランスの思い出 《ネタバレ》 
都会の男の子を預かることになった田舎の夫婦。 最初は、おませな同年齢の女の子とコンビを組んで、楽しく(意地悪もされながら) 田舎の日々を暮らす。  慣れてきたころ、母の出産を知らされると同時に、 父親の不在に、田舎の叔父がすっぽりはまって、実の父親の愛を疑う男の子。 そこで教会の屋根に登り、村中、大騒ぎ。 そして、別れ。  温かく素朴な田舎の夏休みを終え、これから男の子はどう暮らすのだろう。 多分、戻った都会では、友だちはできず、田舎の日々を胸に抱き、大人になってくんだろうな・・
[DVD(字幕)] 8点(2024-02-07 14:55:35)
13.  フレンチ・カンカン 《ネタバレ》 
ルノアールだったんですね~、鑑賞後に気づいた!  ロートレックのポスターでおなじみのダンス。 それが、ムーランルージュだったとは、知りませんでした。 ショーを大衆のものにしたのが、このキャバレーだったというのもビックリ!  ラスト数十分は、圧倒されます!唸ります!!
[DVD(字幕)] 8点(2023-12-04 21:33:40)
14.  フットライト・パレード 《ネタバレ》 
THE亜米利加!!!!  太平洋戦争の前に、もうここまで出来てる国を相手にしたら、 それは・・・(汗) 今の日本の芸能レベルでも、人材の多さからして、果たして可能なのか・・  圧巻!とは、この事! 皆さ~ん、「雨に唄えば」位の国とか思ってませんか~!? (それでも、かなり凄いんだけど・・) オリンピックの開会式のレベル! やっぱり大自然の中で培われた表現力は、日本は敵いませんって・・ やはり別の道考えないと・・ 大谷君の活躍で皆さん、勘違い起こしてませんか~  凄すぎ(涙)
[DVD(字幕)] 10点(2023-11-19 23:25:23)
15.  ブルーに生まれついて 《ネタバレ》 
トランぺッターが顏殴られて、吹けなくなるって「モ・ベターブルース」にもあったなぁ・・ それにしても哀しい映画。  以下は僕の考えなので、間違ってるかもしれないが、 魂の音楽は、弱者の絞り出す音楽は心に刺さる。 黒人という社会的弱者の奏でるジャズ界に、白人チェットベイカーが混ざる。 しかし、彼は社会的には白人ということで恵まれているが、自らの弱さを奏でて、 ジャズ界に足跡を残していたのだろうか? 彼の薬物依存は治らず、そういうことなのかもしれない。  あ~ん、この映画観終わって、買い物に行ったら、散財しちゃったよ~(汗) 悲しい音楽というより、自分が弱くなる音楽? 自己嫌悪に陥りそうな夜にいいかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2023-10-12 23:35:46)
16.  フェイブルマンズ 《ネタバレ》 
さすが!スピルバーグ!  単なる自伝風な映画にしない。 母親との微妙な距離を持ち始めるとこから、 このような母子映画は、初めて見たと感動。 そうだよね、母親の女性の部分を見てからの男の子の変わっていくとこなんか、 もっと映画になってもいいのにね。  そして、転校してからの学園部分。 天才とイジメはセットみたいなもの。 そして、突き抜けた経験をした者だけが描ける世界をスピルバーグが銀幕に展開するとこは見応えあり!  ラストは、ドカンとジョンフォード! ザ・映画!なのでした。
[DVD(字幕)] 8点(2023-08-14 01:26:00)
17.  ファイ 悪魔に育てられた少年 《ネタバレ》 
興味ある素材を扱うイチャンドンの製作なので、鑑賞。  最後まで観て、何というか、バランス感覚がないというか、笑顔がないというか・・ 出演している女優の表情が、アダルトビデオのそれみたいに、堅いというか・・  悪魔の正体は、孤児院のメンバーでした。 院の代表の聖職者の子どもを誘拐して、その悪党たちがその子どもを育てていたのですね。 えぐいアクションは韓国らしいので、特に気になりませんでした。 ただ、一番の悪魔が怪物の影に恐れて、聖職者の愛にしがみついたとき、 聖職者が院の女の子にオスの目線を向けたからか、彼は、その子に暴行して、悪魔になるのですね。 そこを丁寧に描いてほしかった。 そうすれば、イチャンドンらしい、作品になったと思います。 なんかキツメの演出の目立つ作品で終わってしまった感じがあります。、
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-29 20:22:07)
18.  ファンタスティック・プラネット 《ネタバレ》 
チェコのアニメーション。  業界では、有名な作品ですよね? なにかアニメ雑誌読んでた時に、取り上げられてた記憶があります。  音楽とアニメの絵が一致してて、面白かった。 異星人の感じが、洗練されてなくて、素朴でいいです。  追伸)チェコでは、1989年までの社会主義時代、すべての映画は国家予算で創られており、 この映画が政治色が強いのも、うなずけます。
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-23 22:00:24)《更新》
19.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
感性という言葉がある。 風土から生じるそれは、東洋の国にもある。 精霊や前世は何?ということを、それぞれの国で、人々は自然の中で考える。 それを感性というのだろう。  頭を無にして観ると面白い。 この監督の「メモリア」を先に観てたので、こんな作品だと分かってたので、本作は楽しめた。 この先、どうなるんだろうと思わず鑑賞すると、面白い。  ストーリーは、死んだ嫁が迎えに来るという話である。 そこで、昔、王女が自分の顔にコンプレックスを抱いてることを湖のほとりで泣いてるところを ナマズが彼女を抱いて、きれいにするというエピソードが入る。 ナマズとの性交のシーンが、エロスの極みである。 そして、死んだ嫁と抱き合った男は、死にに森に入る。 そういう話である(・・と思う)  終盤、この監督得意のSF仕立ての味付けも忘れない。 ファンが多いのも分かる気がする。
[DVD(邦画)] 8点(2023-05-16 01:13:51)
20.  PLAN 75 《ネタバレ》 
全国の満男たちが、あ然とする映画。  あのラストじゃなきゃ、いたたまれない。  ラストの車の暴走は、若者たちの「僕らはどうすればいいんだぁぁぁ」という 叫びにも似たものを感じた。 それを抑えつける警官に、少し笑った。
[DVD(邦画)] 7点(2023-05-05 01:32:09)
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