1. ブラッド・スローン
目の前にカレーがあって、 カレーが美味しかったということを思い出したときに 一緒にカレーを食べようよと息子がきて だからこそカレーを食べなかった という物語構成が気に入りました。 対比というよりは、個人的には 没落めいた覚悟だと思いました。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-12 21:28:14) |
2. ブリーダー
極めてシンプルな人、事の描き方。 背景が合成なんじゃないかと思うくらいに個々人が動く。 それは余分が無いということで、 一見すると分かりづらいような個性が炙り出されるかのよう。 これって何のスープ?と聞いたら、 カツオとシイタケとコンブのスープです。 合わせダシではありません。 と言われるような、旨味も出来事に関する受け止め方も 人それぞれだな、という面白き作品。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-11-29 20:48:19) |
3. ブルース・ブラザース
この二人、アホさと格好良さのバランスが丁度よい。 コメディとはこういうことである。 警官だのナチ党だの昔の女だのと、 とにかく追いかけられる様はコミカル。 だけど、ひとたび音楽流れノリ始めると なんて気持ち良く、格好いいんだろう。 辛いという感覚を解脱した二人による、 幸せとはこうやって味わうもんなのだよ、 とミュージカル実演してくれる、とても楽しい映画でした。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-24 01:27:54) |
4. プリデスティネーション
《ネタバレ》 もしかして、と想像しながら鑑賞しその通りの展開となっても、 それでも心が締め付けられる。 自分を愛し、自分を生み、自分を殺す。 終着点は分かっている。 しかし、自分を愛するのだ。 自分が自分を分かるだけに。 タイムパラドクスというのは、繊細だ。 ゆえに一つ一つの行動の意味が大きく、 その描き方がこの映画はとても素晴らしいと思った。 [インターネット(字幕)] 9点(2019-01-04 23:36:46) |
5. フレディVSジェイソン
こういう"夢の対決/共演" みたいなの、好きなんですよね。 古くからいえばパーマンとハットリくん、 最近ではルパンとコナン(アニメばっかりですが)。 では実写の"夢の対決"である今作はどうか、 フレディが自分の力を取り戻すためにジェイソンで恐怖を煽り復活していく、 フレディにより、ジェイソンにより殺されていく人々の混乱、 制御不可能となったジェイソンとフレディの対決、 と、よくまとまっていて楽しめました。 最後はご都合主義な感もありますが、ご愛嬌。 夢の対決、それが大切なんです。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-11 10:34:33) |
6. フローズン・タイム
動を静に変える美と、 静の中に動を見出す美とあると思う。 たとえば、この作品のように一瞬の中に永遠を求める美と、 ただ道を歩く中で静なる風景をそこはかとなく見ながら、ふとしたときに変化を感じる美と。 失恋により時が不意にとまってしまって、 その中でそもそも目指していた美を存分に堪能しつつ、 しっかり必然ともいいたくなる恋に花咲かせる主人公。 映像としては美しいが、 どうだろう、静から動、動から静の美はそこにはなく、 フローズンする理由はもう一つ、足りなかったかな。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-03-22 18:17:00) |
7. フィラデルフィア
《ネタバレ》 エイズ=ゲイ、な構図が違和感がある。 そして差別を受ける理由もゲイが原因なのか、エイズが原因なのか、 また描かれているのが、会社を不当解雇されるも闘う一人の弁護士なのか、 それともゲイの権利を主張する一人の男なのか。 ドキュメンタリーとしてみることにするか、 と途中から見るスタンスを変えてみたものの、 それでも共感や感動はなく。 ただただ陰鬱な雰囲気が漂う中、なんとなしに勝訴してしまったと。 そんな感じ。 [インターネット(邦画)] 4点(2017-03-11 11:07:48) |
8. フライング・ジョーズ<TVM>
《ネタバレ》 ジョーズがフライングした時間はしめて2分くらいでは。 保安官の胸糞っぷりはなかなかですが、 前半はただただイチャイチャしてるストーリー関係なっしんぐな人が ジョーズにやられてかわいそう。(リア充爆発しろ、な目線でみるとざまぁ?) 戦車のような装甲を誇るのではと名高いジョーズのボディが、 最後はボートの動力プロペラでギャースとお亡くなりになるのは 笑ってしまった。 [地上波(吹替)] 4点(2017-02-04 10:14:35) |