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コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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1.  ファイナル・デッドサーキット 3D
ああ結局観てしまった~。まあ・・・もうパターンを楽しむ映画だと思うし、悪趣味は今に始まったことではないし(というか、ここまで観ている人は、それを期待しているところもあるよね?)、こんなもんでしょう。ちょっと派手さを求めるあまり、ストーリーがずさんな気はしますけどね。「おさらい編」のオープニングはシリーズ観ているから面白かったし、映画館のシーンは3Dで見たかった気も。 ってまだ次あるの?流石にやめようかなあ(といいつつ、観てしまうのだろう。惰性ってコワイ)
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2011-09-29 20:35:51)(良:1票)
2.  ブラザーズ・グリム
楽しめるレベルとは思う。が、やはり、中途半端な印象が強い。いっそグリムのオドロさは子供が大人から言葉で聞く形にして(実際に少女時代のアンジェリカが、父から鏡の女王について物語される時はそうしている)グロを減らし、子供向けに作った方がよかったのでは。 まあ兄弟をペテン師とした設定は面白かったし、カバルディのキャラもよかった。 ちょっと気になってしまったのが、兄弟関係の根底になっている、「ジャックと豆の木」。イギリスの童話で、グリム童話には含まれてないんだよね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-09-15 21:21:29)
3.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
全文訂正。すみません。正直に書きます。私は下世話な人間です。かなり下世話です。なんで一番に、え、このタイトルいやん、と思ってしまいました。 だって、ブロークバックですよ、ブロークバック。それってイニスとジャックの初夜そのものじゃん~って…ごめんなさい、だから発想が下世話なんです。君が、あの冬、僕をブロークバックした山。(地名なのはわかってます。くどいけど、発想が下世話なんです) あ、映画は凄くよかったです。うるっときました(主役の片方死なすのは反則と思うんだけどね)。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-06-13 16:38:44)
4.  プレステージ(2006)
映画を観る時は「出来るだけ予備知識なしで」を信条にしているけど、「ジャンル」は押さえとかなくてはならないことを痛感。 途中までは正統派のライバルドラマで、私は結構、こういうの好きなのである。 最初に一方がパフォーマンス中に命を落とし、もう一方に嫌疑がかかるところから始まって時間を遡る。普通に「これは2人の確執がそこに至るまでのドラマを見せ、最後にマジックのネタバレをして本当に彼が殺したのかを見せるんだろう。」と思う。 まあ、その想像は一応、当たってはいるんだけど…テスラとか出てきてありゃりゃな展開に面食らってしまった。流石のケイン、陰険そうなベイル、悪くないんだけどねぇ。 SFとかファンタジーと思ってみるとそれなりなのか?でもコピーを繰り返すと粗悪品になっちゃうんだぞ(Byマモー in ルパンⅢ世)。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-06-05 16:50:57)(笑:1票)
5.  プロジェクトA
私に映画館で映画を観ることの面白さを教えてくれた作品。自らの小遣いで映画館に行き始めた頃は映画鑑賞ってのは、えらい贅沢だった。1本観れば1ヵ月の小遣いの半分はなくなってしまうのだから。洋楽小僧だったので、レコードレンタル(最初の頃はCDじゃなくLPだったのよ)とかカセットテープとかFM誌(これも時代もんだな)とかに小遣いを費やしてた私には、映画は行きにくかった。でもこれを観て、映画は映画館で観てこそ!と思った。映画館に行ってこれほど満足した作品は後にも先にも無いんだけどね。最初から最後まで全く飽きさせることの無い、徹底したエンターテイメント。ジャッキー・チェンの映画ってこんなに面白いんだ!と正直びっくりした。名画と言われる作品はテーマ性の高いものが多いけど、娯楽映画だって面白さの水準がこれだけ高い映画なら名画と言えると思う。私の映画鑑賞史(うーん、オーバーな言い方だが)で非常に大きい意味を持ってる映画という個人的な理由もあるが、計算された作りでエンターテーメントという点において非の付け所がないので満点献上。
[映画館(字幕)] 10点(2009-05-13 13:50:52)(良:1票)
6.  プリンス・オブ・エジプト
完成度は高い。比べてる人も多いが、少なくともディズニーより劣る、ということは決してない。というか、私としてはドリームワークスのアニメでは今のところ、本作とシュレックだけがディズニーと充分張れる作品だと思っている。ミュージカル仕立ては好き嫌いあるだろうが、When you believeなどは、よくはまっていた。モーセとラムセスの関係・人となりがきちんと描き込まれてまおり、モーセの心境が変化していく様も説得性がある。作画は丁寧で、CGを使った水のリアリティは少し怖いほど。例の海が割れるシーンはもう鳥肌もの。アニメということから非クリスチャンや年少者も対象にしてると思うので、原典の聖書の話を十戒までもっていかず、あそこで切ったことも正解だろう。1つの物語として、解りやすくすっきり完結していた。クリスチャンの夫はここでおしまい?続編がないと!!と大騒ぎしていたが(笑)。ただ…絵柄(人物造形)がなあ。「どっちかっつーとアニメはやっぱり日本製」な私にはこれはディズニー以上に引くって言うか、濃すぎて…。特に奥さん、いやーかわいくないこと、かわいくないこと(ゴメン)。この点だけは個人的にかなりマイナス。ドリームワークスのアニメはとかく技術に走りがちだが、内容もこの位のレベルは維持して、もっとがんがんディズニーと張れるよう頑張って欲しい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-04-29 13:31:27)
7.  フットルース
私のような80‘s洋楽小僧にとって、この作品を語るに当時の日本の事情は外せない。大変なヒット作だったわけだが、話題と音楽が先行、今もそうだが、いかんせん日本は劇場公開が遅い。次々にシングルカットされ、ビルボード上位にランクインするサウンドトラックが先に入ってきて、日本でも街のあちこちで主題歌のフット・ルース始め、パラダイスやらヒーローやらが流れてくるのに、肝心の映画が中々観れないのだ。要は大いに「ひっぱられた」わけである。ひっぱられると期待してしまうのが人間というものだ。あらすじの情報なんかは入ってきてたから、たわいない青春ものと知りつつも期待してしまい、フタを開けたら驚くほど陳腐なストーリーに思いっきり脱力した。同年公開のベスト・キッドも青春映画の王道を行く作品だが、こちらは素直に「我が青春の映画」となったのになぁ・・・。洋楽小僧だったにもかかわらず音楽とダンスに酔いしれることが出来ず、十代の私は映画を観ながら、「あっほくさ。小遣いはたいて観に来たのに」と映画館でため息ついていた。でもこの後、ケビン兄さん(あっもう50?)が個性派俳優に成長していったことは、何故かちょっと嬉しかったりする私。
[映画館(字幕)] 5点(2009-03-18 13:51:06)(良:1票)
8.  プラトーン
負けた戦争において良い反戦映画が生み出されるのは、ある意味必然なのかもしれない。当たり前のことだが、反戦映画は戦争の反省に基づくものである。勝った戦争において「反省」はしにくいのだろう。これがアメリカの戦争映画で二次大戦を描いたものとベトナム戦争を描いたものを比べると、如実に現れている。 本作では単に戦争の悲惨さを描いて「戦争はいけない」とするのではなく、ベトナム戦争における軍隊内の対立を丹念に描き、戦場のドサクサに紛れて仲間内で殺しあう結末を通し、見るものに訴える。バーンズの村での行動は決して許されるものではないが、あの場で軍法会議に訴えようとするエリアスが正しかったのか・・・結果的にはエリアスのこの行動が組織の分断を決定付けてしまい、また彼自身の命をも奪うことになる。正義とは何か、非常に考えさせられた。 このような実際にあった戦争を題材とした作品では、音楽やスローモーションといった映画としての演出が過剰なのは考えものだが、やはりバーバーのアダージョをバックにエリアスが死ぬところは胸にぐっときた(ただこれ以降バーバーのアダージョ=プラトーンになってしまっていることはちょっとクラシックをかじった身としては複雑なのだが)。 いずれにせよ配役も素晴らしく(特にデフォー)、地に足の着いた反戦映画の名作である。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-19 13:08:41)
9.  ファンタジア2000
オリジナル未見での感想です。学オケに在籍していたので、もうたまらん作品ですね。やはりディズニーなので、子供も夢中になって観ていました。特にローマの松に乗せられた鯨のアニメはかなり気に入ったようです。 私が一番感心したのは「威風堂々」をバックに「ドナルド・ダック」が演じる「ノアの箱舟」を題材にした作品。この3つがコラボしてしまうとはスゴイ!そしてラプソディ・イン・ブルーはとてもお洒落。何気に失業問題なんか入れちゃって、ディズニーにもこんなこと出来るんだなあ・・・。ショスタコのピアノコンチェルトに乗せられて展開する「すずの兵隊」、ディズニー流のハッピーエンドな脚色には鼻で笑ってしまう方ですが、音楽に乗せられたセリフなしの短編にすると、こうもセンスが良くなるもんなのかと唸りました。ミッキーの「魔法使いの弟子」、これがオリジナルの復刻版とのことですが微ホラー(箒コワイんだもん!)で面白かったです。サン=サースのヨーヨー・フラミンゴはもう抜群のテンポで、この曲がかかってるとすぐに映像が頭に浮かんじゃうようになりました。「運命」の蝶の大群は大画面で見たかった。例外的に「火の鳥」だけは絵柄のせいか肌に合わなかったんですが、子供は気に入った様子で、いとこにみせながら得意げに解説していました。“企画もの”になるだろうので他と比べるのもなんですが、完成度が高くディズニーで一番好き。アイマックスシアターで観たかったなあ。あと、オリジナルも是非観てみたいですね。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-02-16 13:25:50)
10.  ファインディング・ニモ
本サイトに限らず、よく「子供向け作品」を「いかにも子供向き」として評価を下げているのを見るが、子供向け作品は子供向け作品として評価するべきじゃないだろうか?つまり「子供向け」を「子供だまし」と勘違いしているような作品は評価が下げられて然るべきだし、子供向けに真面目に高いクオリティを目指している作品は高く評価されるべきである。 私は「大人の鑑賞にも堪える」ことを妙に意図したがため、「あざとく」なってしまっている子供向け作品はかえって好きでない(実は最近のディズニーはこの傾向強いんだけど)。私は子供と観ているので、特にそう思う。ま、こう偉そうに言っても、やはり自分も出来れば楽しみたいし、リトル・マーメードやシャーロットのおくりものなどは子供にはいいと思っても、自分が子供の頃馴染んだ原作とのギャップに評価を下げちゃったりしてるんだけどねw。 で、本作は、間違いなく、子供向けの良作である。かわいい頑張り屋さんのニモを主役に、必死なパパやほのぼのお惚けのドリーなどキャラ立ちもしっかりしており、子供の喜ぶアドベンチャー要素がふんだんに盛込まれている。3Dアニメの技術は高く動きも軽快、画面もカラフルで子供の目を惹きつける。多様な海の生物が現実に即して描かれてるので、子供が「魚の図鑑」なんかで調べだしたり、与える影響もいい。ということで、“子供っぽい”ことで何ら評価を落とすものではないと思う。子供向けなんだもの。私は逆に「子供向けにしては贅沢な技術が使われてるなあ~」なんて感心した。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-06 13:23:50)(良:1票)
11.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
私は海外暮らしだが、日本公開時はどんな風に前宣伝されたのか?本家アメリカでヒットしたのは、映画の内容より“プロジェクト”の成功と聞いたが(題名が引っかけ!これもサスガだ)・・・。つまり、魔女伝説を調べに行った学生3名が行方不明になった、捜索したら森の中からこんなビデオが発見された!とうたって、観客を騙して公開する、この前宣伝まで含めてこの映画の「プロジェクト」。そりゃ怖いってばよ、皆本当と思って観る訳だし、手ぶれはリアルだし(笑)。で、後から「嘘ぴょ~ん」とやったわけでしょう?そのネタバレをされちゃって観たら、ただの「ドキュメンタリーを模してハンディビデオで撮った」面白くも可笑しくもない素人撮り(を模した)映像で、映画としてなあ~んの価値もないじゃん。新手法って言えるかあ? ちなみに私は、何の予備知識もなしに観たので、口ぽかん状態だった。何?これは?本物のドキュメンタリー映画なの、それともドキュメンタリー“風”映画なの?と。不可解なまま、彼らの死を暗示するラストになり、え?じゃやっぱドキュメンタリーじゃないの?怖がりようがないじゃん!それとも後からビデオが発見されたとか?怖がるべきなのか??(笑)となんか???だった。手ぶれにえらく酔って、不可解なだけだった。つまりこれは「予備知識なし」でも、「真実の予備知識」があってもまったく意味のない、「嘘の予備知識」で一回こっきり観ることにのみ意味がある映画のはず。この映画の“プロジェクト”を聞いてようやく、ああ、そういう映画だったのかと理解した。だから、映画の評価って騙された人以外出来ないのでは?騙されて怖い思いをした人が、「よくも騙してくれたな。あっぱれ!怖かったゼ!」っていう映画なんじゃないかな、と思うのだが・・・で、私は本来は評価できないのだが、「予備知識なしで鑑賞」組の「手ブレで酔った。本物のドキュメンタリーかそうでないか解らなかったので、怖がっていいのか解らず、ひたすら不可解だった。」という感想を3点で表現させて頂きます。
[映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2009-02-05 13:10:11)
12.  ブラック・レイン
日本を描いた米映画では一番好きな映画。ストーリーは大味だが、ドラマの部分もアクションの部分も良かった。そりゃあ、日本人から見て、やっぱり突っ込みどころは多々ある。でも健さんのクソ真面目なジャパニーズ・イングリッシュ(それでもあれだけ出来る警官は実際中々いないだろうとは思うが)など、すごく好感が持てるのだ。「だんだんお互いを理解し友情が芽生える」という思えばベタな展開を、自然に受け止めることが出来る。ヤクザの描き方もベタだが、一般の日本人のイメージからかけ離れたものでなく、真面目に考証されたことが伺える。 絶賛された松田優作、これは文句なしに素晴らしい。鬼気迫る演技だけでなく、あの不貞腐れ、開き直ったような表情もよかった。若山富三郎、神山繁、ガッツ石松、安岡力也、脇を固める日本人は、癖のある俳優を役柄に合わせてきっちり集めており感心した。ダグラスは・・・うーん、ちょっと可もなく不可もなくだ。個性の強い役柄なのに、がなってるだけのような感じで、際立った印象がない。主役なんだから、もう少し頑張って欲しかった。若いガルシアの方がいい味を出していた。 映画が、アメリカであまり評価されなかったというエピソードには、心底がっかりしたものだ。少なくとも日本人には、このエピソードに影響されないで観て欲しいなあ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-04 13:17:06)
13.  ブギーマン(2005)
ホラーという分野は題材はいいのに駄作になってしまう、「惜しい」とか「もったいない」作品が多いような気がする。ブギーマンというのが本当に都市伝説みたいになってるのかは知らないが、子供の恐怖の対象として「クローゼットに隠れている、得体の知れない怪物ブギーマン」がいて、子供の頃蒸発した父親はブギーマンに連れ去られたのだ・・・という思い込んでいるトラウマ青年、というすべり出しは中々いいのである。この「本当に起こったのか、空想だったのか」わからない(つまりホラー映画にもサイコ映画にもなりうる)という状態でもっと引っ張り、例え本当に怪物はいたのだ!というホラーに落ち着いたとしても、あんなCGばりばりのクリーチャーを見せずに工夫すれば、もっと面白く出来るはずなのだ。出だし以外にも、謎めいた少女とのやりとりとか、恐る恐るドアを開けるちょっと和製ホラー的緊張感(家にテレポートしたのは拍子抜けだったが)とか、結構いい要素があちこちに散らばってるのである。ミッシング・チルドレンももっと面白い絡め方ができそうだし。あのCGブギーマンには心底がっかり。最後のオチもあっそってな感じ。ただの駄作というより、観てて惜しい、もどかしい映画。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-02 13:26:10)
14.  ブロークン・アロー
面白いが、ストーリー展開が定番で、定番だから許せるはずのご都合主義もやや過ぎる感。フェイス/オフの方が好きだな。トラボルタは非常にいい。でも、なんかフェイス/オフの時とキャラがかぶるんだよね(あっちの方が後だけど)。この人基本的には大根なのかなあ。スレーターはトラボルタと頑張りまくるヒロインに負けている。こいつが主役なんだよね・・・もっと頑張れよ。サマンサ・マシスはアクション映画のヒロインの中では掘り出しもの。始め、え、この人?もっとかわいい女優使えよ(失礼)、と思ったが、レンジャー知識の他に、“機転を利かせた咄嗟の行動”で主人公の窮地を救うご都合主義場面が、かなり自然にキマっていた。気が強くて頭の回転が速そうに見えるからだろう。変に美人女優にしなくて正解。それに、なんかえらく頑張ってるのには好感だ。 始めに書いたが映画は一応面白い。しかしなあ・・・はじめっからB級を意識したベタなB級アクション(スネーク・フライトとか)には面白く出来てさえいれば甘い私だが、これはそうではなさそうだし、やっぱちょっと核が雑に扱われてるのは気になるので、そこは減点。ま、あと褒めるとことしては、ラストですね。事件の派手な解決の後、一緒に戦ったヒロインとロマンスが始まることを示唆させるラストも定番中の定番だが、これを“おっそう言えば名前をまだ言ってなかったな”って感じで自己紹介させて締めたのは、中々にお洒落。あ、でも自己紹介締めって十二人の怒れる男(男同士だけど)と一緒か。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-02 13:22:34)
15.  ファイブ・ガールズ 呪われた制服
ショボいかな・・・まあ、悪魔憑依もんB級ホラーとしてまずまずでしょう。A級的怖さやB級的女の子たちのお色気を楽しみたい人には物足りないでしょうが、かといってC級というほどでもなく、徹底して閉鎖的な学校に厳しい女主任?と何かありそうな神父とか、黒魔術(?なのか?)とかの雰囲気はそれなりです。「それなり映画」は5点をつける私ですが(笑)、憑依されて白目になるのがめちゃ安っぽいし、ラストで父娘のいきさつを入れたのもいかにも余分で-1。まあ軽く観ましょう。
[DVD(字幕)] 4点(2009-01-21 13:36:13)
16.  フェイス/オフ
「顔交換」って一発アイデアが先にあり後からストーリーを練り上げたような感じで、突っ込みどころも満載ですが、すごく面白かった!!大好きです、こういうの。テンポもいいし。実際は映画の半分以上アーチャーをニコラス・ケイジが、トロイをジョン・トラボルタが演じている訳ですが、キャラ的にもやっぱトラボルタは悪役の方がはまるし(ケイジはどっちも出来るけど)、配役が上手いよね。まあドラマ的深みはあんまりないけど、アクション映画はこうでなくっちゃ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-14 13:54:52)
17.  震える舌
昔テレビで一度見たきりですが、めちゃくちゃ印象に残ってます。(大人になってから原作買って読みました。結構忠実。)医療ものなんだけど、本当にヘタなホラーより怖い。今まで見た中で一番怖い邦画です。邦画には中々いい子役がいませんが、この子の迫真の演技はすごい!破傷風の症状「後弓反張」を知った時、あのえびぞりのことだ!とすぐこの映画を思い出しました。酷いとあれで脊椎折って死んでしまうそうです。本当にそうなりかねないような演技してましたね・・・ああ恐ろしい。両親の看病疲れ・うつされるんじゃないかという無知から来るエゴ、それと愛情との葛藤、人間ドラマもよく描けています。結末は賛否両論のようですが、私は「チョコパン食べたい」に素直に感動してしまったクチです。
[地上波(邦画)] 8点(2009-01-14 13:50:14)
18.  プライベート・ライアン
評価が分かれているようだが、一応反戦映画と思うよ?「ドイツをとにかく悪者に」、と言うよりドイツ兵をアホに描きすぎだけど。SSが命乞いったって、星条旗よ永遠なれを歌うかいな、とは思った。私がいいと思ったのは実戦経験のない通訳のアバム伍長の描き方。レーダー基地でウエイド(Gリビシも凄く達者。キャスティングには隙がない)が殺された後、ドイツ兵を1名捕らえたシーン(その、星条旗よ永遠なれを歌うところ)では降参した捕虜を殺すのは国際軍事法違反だ、と声高に言うも、最後に投降してきた複数のドイツ兵のうち1名を射殺する描写がある。最後の市街戦で彼は弾薬の補充係を割り当てられていた。廃墟の中で弾を使い切り、その後取っ組み合いになってナイフで殺されかけている味方の元に足がすくんでどうしてもいけない(この弱さの描写が実にリアル)。ナイフで味方を殺したドイツ兵は階段ですくんでいる彼を見つけ、鼻で笑って「見逃し」て去っていく。最終的にこの市街戦では勝利を収め、生き残ったドイツ兵が投降するのだが、彼はその中にあの男を見つけ、撃つのだ。仲間を助けられなかった自分への苛立ちか、仲間を殺したことへの怒りか、自分を鼻で笑ったことへの怒りか、優位に立ったことで慢心の表情で、国際軍事法を犯すのだ。ラスト近いというのに、この「生の実戦を通して崩れたヒューマニズム」にゾッとした。私はこういった描写の方がむしろ印象的だった。あと、皆が褒めているノルマンディ上陸だが、あれを見て戦争美化と思う人はいないだろう。だからやはり「反戦映画」と思うけど。本筋は皮肉もあるんじゃないのかねえ、軍のトップから出された一見人道的だが理不尽で矛盾だらけの任務、そんな「偽善のヒューマニズム」に頼らなければならなかったアメリカ、という。深読みしすぎかな?ま、確かに、プラトーンとかカジュアリティーズとか、そういうアメリカの反省を前面に出した反戦映画には及ばない。でも勝っちゃった戦争で作る反戦映画なら、こんなもんじゃないのか?
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-13 13:52:53)
19.  フラッシュダンス
感受性の高い十代、大流行していたリアルタイムで観たわりに、イマイチだったなあ。今だったら当然してしまう「ありがちなサクセスストーリー」という意地悪な目もなかったにかかわらず。オーディション・シーンは良かったし、名曲What a feelingも素晴らしかったんだけど、なんかこの「現代のシンデレラストーリー」ってのについていけなかったんだわ。
[映画館(字幕)] 3点(2009-01-12 13:51:19)
20.  ファイナル・デッドコースター
皆、飽きちゃってるねえww。でもこれって「約束された面白さ」だよな、と思う。4も出るとか聞くが、また観てしまうんだろうな。本作の死に様の中で日焼けサロンはかなりキましたね、あーこわ。・・・あれ、そういえば検視(?)していたあの黒人は何で出ていないんだ!あいつが死神なのに(笑)!
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-01-09 13:41:14)(笑:1票) (良:1票)
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