1. プラダを着た悪魔
話も作りも単純なので、肩が凝らずに楽しめました。展開がちょっと甘いというか、もう少し詳細だといいのになあと思った箇所もありましたが、女優陣が非常にいい仕事をしているので、カバーはされてるかなと。嫌でやってる仕事を好きになろうとした瞬間から・・そうだよねえ。ただ、女優らはピタッとハマってる一方、ゲイ役以外の男優陣に物足りなさを感じました。特にアンドレアに関わる2人のカッコよさがよく分からなかったです。まあ、主題は「働く女子」なので、男性イマイチでもいいか。 [DVD(字幕)] 5点(2010-10-24 14:37:59) |
2. プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
《ネタバレ》 まるっきり子供向け、予定調和に清廉潔白な甘~い展開。まあディズニーだからしょうがないか。それに結婚前の真夜中パーティーでジュリー・アンドリュースが歌うといった大人を取り込むシーンはそれなりにはあるし、アン・ハサウェイは素敵だったりする。ただジョーはカッコいいんでしょうか。トワイライトにしてもハイスクール・ミュージカルにしても、相手役のカッコ良さがいまいち分からない…というより単にルックスの好みの問題か。失礼しました。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-01-17 20:11:17) |
3. プライドと偏見
《ネタバレ》 劇場公開時に観た後、原作を購入し読みました。で、今回BSでもう一度観たのですが、やっぱりこの作品好きかも。多少残ってた乙女心がときめくってやつです、ハイ。気持ち悪いですが、いけませんか。だって、風景や建物、衣装は綺麗だし、出演者は好演してるし、音楽も良いし。何より、エリザベスとダーシーの、不器用で意地っ張りな過程が良いのです。舞踏会でのダンスシーンは2人のプライド対決でも気になるという関係が分かるし、カメラワーク(長回し)ではベネット家族とコリンズ氏のキャラクターが嫌というほどよく分かるし(エリザベスのウンザリ感も)、ブランコでぐるぐる回るエリザベスや、ダーシーの手のクローズアップとか、単純に巧いなあと感心した次第です。最後、父親が「本当に好きなんだね」と言うシーンは、ベネット氏と同じくウルッときました。あとキスシーンはなくて大正解! [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-09-01 23:39:28)(良:1票) |
4. プルートで朝食を
《ネタバレ》 ミュージカルなコミカルな部分を挿入し、まるでファンタジー。そう、ファンタジーに語らなきゃやってられない人生、悲惨でも物語にすれば何とかやってけるかもです。そんなキトゥンの現実逃避法は、キッチュでありながら感じ入るものがある。シリアスを避けながらも、終わらせて欲しい気持ちをふとした瞬間に覗かすキトゥンと、でも残って前を向くキトゥンに、心動かされました。アイルランドの社会的背景なども描写してるのも良い。そしてキリアン・マーフィー、素晴らしいですねえ。制服姿はちと無理な気もしましたが。何気にブライアン・フェリーも出ててビックリです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-01 23:24:01) |
5. フル・モンティ
《ネタバレ》 冒頭のシェフィールドの過去と今を紹介する下りといい、メンバーの状況をさりげなく語る部分といい、展開に無駄が無く、話が分かりやすくて、コンパクトに楽しめました。ガズの状況もだらしないけど、ジェラルドの状況は身につまされたなあ。すっかり自信をなくしたデイブにかける妻の一言(「私が見たいのよ、おデブちゃん」だっけ)にちょっとキュンとしてしまいました。失業風吹くけど、悲喜こもごも、文字通り裸一貫で一夜を彩る、その姿に笑いもしポジティブになる作品でありました。でもあのステージの後、彼らどうなったんでしょ?ちと気になったりもします。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-14 20:19:21) |
6. ふたりにクギづけ
《ネタバレ》 結構キワドい題材でしたが、ハートフルで優しい。スポーツで、ハンバーガー作りで、ハリウッドで頑張る2人はもちろん、周りのキャラクター達も、笑えるし温かいしで、思わず笑顔になっちゃいます。軽い役はグレック・ギニアと純朴な役はマット・デイモンと、分かり切っちゃいるけど、やっぱりハマり役ですねえ。アカデミー女優2人が出演してたのにはビックリでした。シェールさん、お元気にしてたんですね…最初の出演シーンの衣装に「まさしくシェール!」と嬉しく?なりました。あと劇中に流れる音楽もいいですねえ。始まりがPixiesにはビックリ。ウォルトがボブに会いにきた場面で流れる音楽と、その後のボブの一言はナイスです。 エンドロールまで観て下さい。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-14 17:09:54) |
7. フロスト×ニクソン
互いの舌戦が堪能できると思ってただけに、えっこれだけ?という感じ。インタビュー場面は、もう少し長くでもよかった(実際の対談は知りませんが)。しかし両者のギラギラした野心、それを取り巻く参謀達の描写が非常に丁寧で、見応え十分。知的でスリリング。役者らは当たり前に巧かった、での余計に楽しめました。 [映画館(字幕)] 7点(2009-04-18 21:22:57) |