1. 舟を編む
《ネタバレ》 普通に良く出来ていると思ったが、ブラック企業的な働き方を「綺麗なもの」として描いているのが不満 徹夜で泊まり込みで作業するのが感動、ってそれは違うだろ… [DVD(邦画)] 7点(2015-08-10 23:48:00) |
2. フローズン・リバー
《ネタバレ》 あそこまで必死になった母なら、仕事でしか知らないライラを犠牲にして家族の元に戻ると思うけどなー。男性が描いた「母親」なのでは(知らないけど) [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-08 19:17:39) |
3. ふがいない僕は空を見た
《ネタバレ》 ただの、ポルノ風邦画かと思いきや、全く違う。 原作の力かもしれないが、人物描写の妙に、唸らされた。 あんずの、不安定さ、短大の頃から不特定多数とSEXしていたことが窺える描写。 姑の、孫を持つ友人を羨む気持ちからくる、土手での会話。 ナチュラル志向の女性が、助産師に向き合って語る場面。 団地に暮らす福田が、主人公母のお弁当を捨てる光景。 店長の前では子供が苦手と言いながら、子供たちに対しては優しく接する田岡。(彼の性癖が明らかになった後で思い返せば、伏線だったのかもしれない) 様々な、リアリティのある描写が印象的。あんず以外にリアリティのある人物描写をされているキャラ(姑・ナチュラル女性・福田・田岡)が、後に物語に深く関わってくるのも、キャラ描写の必然性と物語が結びついていて、納得できる。 主張としては、「産み方なんて関係ない」というものが心に響いた。 どのような妊娠方法で子供を持っても母であるし、どのような出産方法で出産しても母であることには変わりない。 作品中では、あんずは体外受精・人工授精・代理母など様々な方法を使って、母になろうとしている。ナチュラル志向の女性は、病院ではなく「自然に」産みたいというが、帝王切開で産まれても母であることに変わりない。 妊娠方法や出産方法にとらわれなくてもよい、というのが作品のメッセージの一つだと感じた。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-01 23:37:56) |
4. ブリキの太鼓
ディレクターズカット版を鑑賞。 いやー、久しぶりに性と死を生々しく描いた作品を見た。 健康な精神状態だと楽しめないと思うが、ほどよく落ちていたので、この欲望渦巻くカオスな世界観を楽しめた。 子供にそこまでさせちゃっていいの?と思うシーンが多々。この監督は変態だな(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-30 20:00:01) |
5. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 開始1時間で、「実は黒髪の彼女は死んでおらず、金髪の彼女は夫人ではないんだろうなー」と思っていたが、まさか夢オチの後に、悪者たちが事故に遭うという結末だとは… 画面の分割の段階から正統派じゃないな、とは思っていたが、ここまでとは。 しかし映像の美しさ、品を保った演出で6点。ストーリーだけなら5点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-22 00:01:50) |
6. フェイク
好きですねー。2回見ました(笑) 話としては何てこと無い、けどアル・パチーノとジョニー・デップというキャストのおかげで十分に楽しめる作品。 アル・パチーノは演技、ジョニー・デップはビジュアルで魅せてくれました。 マフィアものは好きではないけど、こういう男臭すぎない作品ならアリ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-17 01:19:25) |
7. プチ・ニコラ
こういう作品大好き。 少年たちは可愛くて、登場人物それぞれのドラマが描かれていて… お洒落で笑えて癒される、フランスじゃないと作れない作品だと思いました(お洒落なコメディって、アメリカには作れない…) 尺がちょうど良いのもGOOD!! [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-15 19:36:11) |
8. 普通の人々
異性同士の親子関係(父と娘、母と息子)は難しいが乗り越えなくてもなんとかなるが、同性同士の親子関係(父と息子、母と娘)は乗り越えないと先に進めないんだな…ということを考えさせてくれた。 メインとなっている、父と息子の関係は男性ではないと感情移入できないかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-07 18:52:59) |
9. ブラック・サンデー
《ネタバレ》 サスペンスを期待していたので、アクション要素が多くて期待外れ。後に調べたら、アクションで有名な監督らしいので仕方ないが。 ラストの導火線、どう考えても火が付くの遅すぎだろ(笑) 火がゆっくり上がっていく間に民衆も少佐も助かる、ってご都合主義すぎた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 20:03:35) |
10. ブラックブック
戦争映画としては特に…だけど、サスペンスとしては楽しめた。 意外な人物が黒幕で、映画といえど人に裏切られるのは辛いなぁ…と。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-04 22:42:29) |
11. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 (アメリカ人のための)アメリカ史という意味では存在意義のある作品なのだろうが、人間ドラマとしての面白味はあまり。 バス停を立ち上がった以降(回想終了)から、人間ドラマとしての面白さがあったかな。2時間20分のうち、2、30分ほど(笑) 被虐待児でも幸せになれてよかった…というのと、「死は生の一部」という台詞が印象的。 追記。他の方のレビューにありましたが、自分も今作から「アメリカ礼賛」な空気は感じませんでした。あくまで、ふつーに、偏らず、アメリカ史を描いてるだけだと思います。 そんなとこから「政治的イデオロギーが~」なんて言っちゃってる人は放っておきましょう(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-29 19:52:28)(良:1票) |
12. ブルース・ブラザース
コメディって点と、よく名前を聞くことと、ここでの点数だけを見て録画したのが間違い…アクションは苦手でした(笑) コメディも昔より見れるようになってきたと思ったんだけど…単純すぎるのは苦手な模様。加えてアクションは苦手、見たくない(苦笑) これからはメインだけじゃなく二次ジャンルもチェックします。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-11 21:40:11) |
13. フィラデルフィア
2点不満が。 1つ目は、エイズが治らなかった(発症を遅らせることができなかった)時代の話ということで、現代との乖離が感じられるところ。 2つ目は、アメリカの映画全般に言えることだが、黒人を描く際の欺瞞が気になった。 普段の映画では申し訳程度にしか出てこないのに(一定の年代より以前は、作品に登場すらさせてもらえない)黒人の存在を主要なテーマにおいた作品では、至る所に黒人が登場する。黒人が申し訳程度にしか出てこない作品と、黒人を主要な位置に置く作品では、作り手側の黒人に対する意識の違いもあるのかもしれないが、アメリカ全体として見るとそれはすごく歪であり、欺瞞である。 この、「普段は脇に追いやられているが、力がある側の都合で前面に押し出された場合には、不自然なほど登用される」というのは、アメリカにおける黒人だけではなく日本における女性の扱いにも共通する。この力がある側とは、言うまでもなく白人・日本人男性である。 力がある側はその社会において不自由していないので、ごく少数の人しか、不当な扱いを受けている側のことを考えないが、白人にしろ日本人男性にしろ、ここには挙げていないが不当な扱いを受ける者の傍で不自由していないが故に目をつぶっているような大勢の人たちが、少しでも自分が生きる社会の「弱者」について考えてくれれば、と思う。(自戒の念も込めて) [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-05 18:03:28) |
14. 50/50 フィフティ・フィフティ(2011)
男の人だと楽しめるんだろうか… 女性目線からは面白くなかった、ビッチとして描かれる女が出てくるし。ここで高評価だけど合わなかった作品、何十個か目。 追記、オバカで下ネタばかり(というかそれだけ?)な主人公の親友に嫌悪感を抱かなければ楽しめる余地はあり。自分は彼が無理すぎて、そこからは粗ばかり目に付いたので。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-11 20:13:58) |
15. ブラック・スワン
6~7点の間という感じ。迫真の演技はいいが、何をテーマにしたかったのかがいまいち弱い。女の世界の怖さなのか母と娘の関係なのか、狂気なのか… 盛り込みすぎてそれを消化しきれていない気がした。過保護な母と暮らすお嬢様が狂気に取り憑かれて壊れていく様を描いた、と単純に見た方がいいかも。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-11 23:26:25) |
16. ブレイブストーリー
《ネタバレ》 映画を見始めた頃に書いた感想故、甘口。以下甘口感想。 この映画はいい。 まず、松たか子の演技が上手い!普通の声優さんのように違和感のない声の演技だった。 映像もキレイで、話も面白い。 ただ、途中旅をしている映像をバックにして主題歌を流すのはどうかと・・・。 時間が無いから省略して主題歌と共に流しているのだろうが、中途半端に表現するくらいなら、バッサリ切り捨ててもよかったと思う。 賛否両論ありそうな終わり方だが、個人的には切なくて好き。 [映画館(邦画)] 7点(2011-01-21 20:51:18) |
17. フランキー・ワイルドの素晴らしき世界
映像が美しく、ドラッグをモチーフにした映画にしてはドロドロしてなかったのが良い。 演出がよく、ドキュメンタリーのように見せているが、観客へのサプライズもあったのは良かった。 ジャンキー作品としてではなく、1人のDJの物語として多くの人に見て欲しい作品。 [DVD(字幕)] 8点(2011-01-21 20:18:37) |
18. 不都合な真実
あくまでもドキュメンタリーとして淡々と進んでいくので、少し退屈かもしれない。 その後この映画の間違いなども指摘されたが、全てが間違っているわけではないので、一概に切り捨ててしまうのではなく、この映画で少しでも問題意識を持つ人が増えればいいと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 19:58:25) |