Menu
 > レビュワー
 > あやかしもどき さん
あやかしもどきさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 35
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ふるえて眠れ 《ネタバレ》 
 米国は日本と異なり、「家柄」だの「家を守る」だの「ご先祖様」という意識は希薄なのだろうが、さすがにこれだけの豪邸を代々受け継いできた家系となると、そうやすやすとは手放すわけにはいかないだろう。ただ、この物語では、「家を守る」意識よりも、過去にその邸内で起こった殺人の記憶が家を手放さないようにと主人公を呪縛している。  そうした観点からこの傑出したスリラー&サスペンスを観ると、より面白い見どころが掴める。  今作では孤独で病的な老女を演じたベティ・デイビスがいつもより一歩二歩引き気味の演技。そう感じさせるのは、もう一人の主人公オリヴィア・デ・ハヴィラとントの腹黒さをたたえた偽善者キャラがメリハリの利いた演技で大いにインパクトを放っているせいだろう。この人は年輪を重ねることで、どこかいわくありげな美貌と才気という稀有な存在感が際立ってきている。そしてアグネス・ムーアヘッドの鬼気迫るファナティックな芝居が物語に毒のある花を添えている。  一件落着したかにみえたラストでベティがみせる狼狽した表情が、観る者にまだ残る謎を投げかけてハッとさせる演出も心憎い。  観る回を重ねるごとに色んな発見が出てくるという意味でも必見の作品だ。
[DVD(字幕)] 9点(2025-03-13 02:22:51)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
512.86%
600.00%
712.86%
825.71%
9925.71%
102262.86%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS