1. プラットフォーム
物語の舞台にはかなり限定的な要素しか存在しません。 メタファーにしては設定が明確。 それなのにドキドキハラハラが止まらなかった。 驚かせるためのシーンはないように思えたし、 物理的にも精神的にも閉塞的な状況に没入し まるで当事者のように緊張していたからだろうと思います。 舞台要素が少ないからこそ 登場人物の様々な価値観が鮮明に描かれます。 誰に共感するのか、自分ならどう立ち回るのか、観る人次第で もしかすると緊張よりも苛立ちや絶望を覚えることもあり、 するとラストの感じ方が全然違うのかな。 等等考えていると、語りすぎないラストが良かったと思えてきました。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-02-09 17:45:20) |