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1.  フォレスト・ガンプ/一期一会
大感動ってわけじゃないけど、あの長さなのに間延びしないで見れたのはやはり映画中の時間の変化と一つ一つのエピソードがそれなりにマッチしているからかな。ラスト近くでガンプがジェニーに「(自分の子供の)頭は大丈夫なの」と聞くシーンはグッときた。
8点(2002-08-25 00:13:00)
2.  ファイヤーフォックス
これも原作がイイのですが、あの時代としてはよくできています。戦闘機を奪取するまでを映画でどう見せるのかというのがポイントでしたが、このストーリーなら現在なら「売れ」狙いで安直な活劇的な脚本にしてしまうところを暗い雰囲気で通したところはほぼ満点でしょう。下手にテクニカルな映像技術がなかった時代だけに結果的にはよかったと思います。イーストウッドがどうしたとか、監督やキャストで見てはいけません。キャストは変わってもいいですから「ファイアフォックス・ダウン」を映画化してほしいです。日本語タイトルは「ファイヤー」ではなく「ファイア」としてほしいです。
9点(2002-08-19 18:44:29)
3.  復活の日
最近待望のDVD化がされ(しかも当時劇場でもモノラルだった?ものが5.1ch化されて!)久しぶりに見ましたが、製作された時代の事情を抜きにしてもいい作品だと思います。昨今のちょっと特撮になるとすぐにCGを多用してペラペラの「画」をちりばめる作品に比べて、映画に「重み」が感じられます。小松左京氏の原作のプロットの緻密さに負うところが大きいのは事実ですが、あの時代に曲がりなりにも南極を始め世界各地でロケをやり、役者も使った上で映画としてまとまっている日本作品はこれくらいではないでしょうか?国会前道路の自衛隊登場シーンなんて今でも撮れないんではと思います。細かく見れば「原子力」の設定の潜水艦がおんぼろのシップ型でしかもディーゼル排気が出てるとか、浮上シーンはフィルムを裏返して使い回されてるとか、核爆発やサブロックのシーンは出来合いのものであるとか、気づくところは色々あるのですが、それは別の観点から楽しめます。「トップ・ガン」のミグがF5だったのに比べれば全然OKです(笑)。本当は10点といきたいところですが、唯一引っかかるのは草刈正雄がワシントンからチリの端まで5年かけて歩いて辿り着くシーンで、原作では辿り着くものの放浪中に気が狂ってしまい2度と正気には戻らなかった、となっていたのを無理矢理ハッピーエンドにしてしまったところで、これはやっぱり日本映画だな、と思ったものでした。まぁ原作通りにしたら一般受けはしなかったかもしれませんが、その方が感動も大きかったかも?と今でも思います。そうそう、今回DVDに付録で海外版の復活の日(日本版のサブタイトルでもあった「VIRUS」が本タイトルになっている)が入ってましたが、こちらは全然ダメダメです。
9点(2002-04-16 23:47:05)(良:1票)
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