1. ブロードウェイと銃弾
脚本も良いが、何より役者の使い方がいい。チャズ・パルミンテリ初め男優陣もさることながら、ダイアン・ウィーストが絶品!いやぁこれ誰?って感じ。それにジェニファー・ティリーが舌足らずの声でキャンキャン言うの、おっかしかったぁ。この映画には上手い役者しか出られない。役者が気合い入ってんの、伝わってきます。 9点(2001-06-28 10:15:59) |
2. ブラザー・サン シスター・ムーン
太陽を兄と慕い、月を姉と慈しむ、それ以外は何も持たない。こんなに清い生き方を私は他に知らない。 9点(2001-03-14 17:59:43) |
3. プレイス・イン・ザ・ハート
1930年代の南部。夫に死なれて途方に暮れる未亡人(サリー・フィールド)が、家庭を守るために黒人(ダニー・クローバー)の手を借りて、自分の手で(文字通り、自分が畑に出て)綿花を栽培しようと奮闘する。マルコビッチは、未亡人宅に間借りする盲目の男役、好演です。「超感動ドラマ」が好きな人には物足りないかも知れないけど、私には、精一杯の生活範囲で人間の尊厳を守ろうとする3人の姿がしんみりと良かった。エンディングの教会のシーンに救われた。 8点(2001-01-15 17:14:39) |
4. ブロークン・アロー
皆さんも言ってるとおり、この映画の決め手は、悪役のトラボルタの魅力よね。言っちゃあなんだが、スレーターより何枚も役者が上手で、ふと見せるその表情の粋なこと!「熟したわねえ」という感じ(あらやだ、歌舞伎役者好きのマダムみたいな台詞になっちゃったざます)。1点おまけは、トラちゃんに。 8点(2001-01-14 13:55:11) |
5. フォー・ザ・ボーイズ
あたくしも、ベット・ミドラー大好き。これは、ベトナム戦争中に「慰問団」の一員としてベトナムに行った歌手の役よね。最近は、ヒステリック/エキセントリックな女の役が多いけど、彼女は歌手としても俳優としても、一流のもんを持ってます。 8点(2001-01-09 20:30:22) |
6. ファースト・ワイフ・クラブ
↓ほんと、ほんと。元気を分けて!よね。 7点(2001-01-09 19:32:40) |
7. プリティ・ウーマン
「マイ・フェア・レディー」から脈々と続く「シンデレラ」もんですなあ。「マイ・フェア・レディー」では、シンデレラになってしまったオードリーが、元の世界に戻れないという皮肉もきちんと描いていたけど、これは「ほんまもん」のシンデレラですわ、前の世界とは、きれーにおサラバ、めでたし、めでたし・・・。 5点(2001-01-09 19:31:25) |
8. 不機嫌な赤いバラ
ケイジとマクレーンが苦手な人は知らんが、わがままな元ファースト・レディー役のマクレーンと、護衛役のケイジのかけあいが面白い。シャーリー・マクレーンって、チャーミングな女性だと思う。いいのよ、前世が山椒魚でも。 7点(2001-01-02 08:29:10) |
9. プリティ・リーグ
「男たちが戦場から帰ってくるまで」という期限付きの、まさにリプレイスメントで駆り出された女性プレーヤーたち。この「男が帰ってきたらご用済みでポイ」という事情は、大戦中に「お国のために」とキッチンから職場へ駆り出された女性労働者たちの事情と重なる。それぞれの背景を描きながら、フィールドで泥まみれ、あざだらけになってプレイする彼女たちが、ほんとに元気よくて、輝いている。夫が帰って来たら家庭に戻る、という現実的な決断も、「しょせん女」だからではなくて、地に足ついた人生の選択をできる「強さ」の証なのだ。うん、ジーナ・ディビス、かっこいいぞ! 8点(2001-01-02 08:23:52) |
10. プロポーズ
ちーとも泣けなかった・・・。苦笑してしまったあたしは、歳とったのかしら。でも、ブルック・シールズは相変らず綺麗ね。 4点(2000-12-24 16:13:27) |
11. フィールド・オブ・ドリームス
↓んだ、んだ。 9点(2000-11-28 19:02:20) |
12. フィフス・エレメント
地球の戦争の歴史を見て嘆く少女なのに、彼女を助けに来たウィリスの大暴れ大殺戮でめでたし、めでたし、って、こんなのが「愛」かえっ!?クリス・タッカーのショーマン魂に免じて5点。 5点(2000-10-12 13:23:40) |
13. フローレス
デ・ニーロ紛するホモフォビックな元警察官が、脳溢血で倒れて半身不随になってしまい、リハビリのために、隣に住むドラッグ・クイーン(フィリップ・シーモア・ホフマン)による歌のレッスンを受けることに。社会からつまはじきされる「障害者」と「女装趣味」の二人が、この不思議な関係を通じて、互いに尊厳を取り戻してゆくという物語。あの猪八戒(失礼)、フィリップ・シーモア・ホフマン(「セント・オブ・ウーマン」のいけすかない金持ちのボンボン役)が、クイーンと来た日にゃ、どうなることかと思ったけど、なかなか!パッと見には、肥ったデカプリオ(に見えないこともない)!決して美しくはないけれど、妙に味のある女よ。 8点(2000-10-10 12:35:28) |
14. プリシラ(1994)
基本的に、ドラッグ・クイーンが元気な映画は大好き。それに、あの「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアースがまつげバッサン バッサンのクイーンよ、あーた。しかも好演よ。カミングアウトしたことによって、マイノリティーとして生きてゆくことを選んだ彼女たちの「あたくしをごらん!」という強さには心惹かれる。 8点(2000-10-10 11:47:39) |