1. ペリカン文書
ふざけた感じのタイトルだったので、もうちょっとコミカルなものかと思っていました(汗)。まっ、それはおいておくとして、それにしても殺し屋たちがいけていません。一つの作戦に失敗したり、気付かれたりしたらそのまま追いかける、もしくは銃を撃つ……。ダメダメです。いい殺し屋とは、狙った案が失敗したら次のチャンスを狙うか、それに続く第二案を用意しているかのどっちかです。みんな、その場その場で感情的になり追いかけるという素人っぽい人たちなので、変装をせずに堂々としているデンゼル&ジュリアコンビが逃げ通せたのもわかる気がします。っていうより、彼女たちは運に助けられまくり……。他のお亡くなりになった方は運が悪かったのでしょう。 4点(2004-07-21 23:37:18) |
2. ベリー・バッド・ウェディング
タイトルが似ているから『ベスト・フレンズ・ウェディング』と対になっているちょっとハートフルなロマコメなのかと思って手に取ったのが大間違いでした。婚約者のジョン・ファブローは保身のために殺人に殺人を重ねるどーしようもない男。キャメロン・ディアスはというと、『ベスト~』の可愛らしい姿はいずこ?といった具合に、完璧な結婚式(形ばかりの)を挙げることのみに邁進。邪魔するものは許さない!といった狂気の人間。ありゃりゃ、、、こりゃあ許せませんわ。ムカムカしっぱなしの映画でした。なんで最後まで観てしまったんだろう……。 1点(2004-07-10 22:05:03) |
3. 平成無責任一家 東京デラックス
『月はどっちに出ている』の流れで(監督、出演者が同じ)手にとってしまった映画でした。そう、求めるものが違っていたのでしょう。ある意味私の見方が悪かったのかもしれません。こりゃあんた、無責任すぎるでしょう(タイトルにあるからダマされたとは言えないのが辛いところっす 涙)。ドタバタがここまでいってしまえば意味不明。うわっつらだけで、笑いをとろうとしても私は受け付けることができません。騙し騙されのコンゲーム(というのももったいない言葉)に、心がないのです(私が感じとることができなかっただけかもしれませんが)。ただやっているだけ。悔しがっているだけ。まったく魅力のなかったルビー・モレノにどう反応しろというのか。そもそも出番もあまりなかったし……。 3点(2004-06-07 03:22:01) |
4. ベスト・フレンズ・ウェディング
《ネタバレ》 愛と友情の物語です(笑)。主役二人(マイケルとジュリアン)はおいておいて、マイケルの婚約者キミーとゲイのジョージ二人の愛と友情の力がすばらしいのです。体全体でマイケルへの愛情を表現するキミーに、友人のために遠くからかけつけるジョージ。この二人にはさんざやられっぱなし。愛って、友情っていいなぁーって思ってしまいます。また、最後の最後でマイケルがジュリアンに言った「蛆虫以下だ!」の言葉。ああいうことが言える友情にも心打たれます。「なのに放っておけない」んですから。条件付きの友情じゃなく、無条件の友情。そういうのがとてもステキなんです。何度も繰り返してみたシーンは、カニレストランでジョージのホラ話から店全体へ広がる「小さな祈り」大合唱のシーン。あの曲がむちゃくちゃ好きなので、それだけで楽しい気分になれるんです。レストランの従業員がカニの爪型グローブをつけて手を振っているところがおちゃめでかわいいので、注目してみてください♪ 8点(2004-01-30 11:17:41)(良:3票) |
5. ベイブ
《ネタバレ》 はっきりいって動物ものは苦手です。どうもドタバタっていうイメージがあるんですが、これは違った!(あはは、月並みな表現 笑) ちょっと笑ったり、胸が痛かったり、ワクワクしたりと、あの無口なおじいさんのぬくもりのある牧場に和んでしまいます。自動車を導入せず、かたくなに馬車を使って、手作りの牧場経営をしているのがいいんでしょうね。それから、ジャムづくりNo.1の奥さん(どうして太ったおばさんってジャムづくりが上手なんでしょう 笑)のアップが出るたびに、なぜか笑みが。普通のおばさんなんですがね。あの奥さんまで愛らしい存在になっていることにビックリしましたねぇ~。コンテストのところの焦り→失神→喜びっていう姿には、ニコニコしてしまいましたよ。ベイブはもちろんかわいらしく、「僕を食べるの?」といったところでは、「食べるものか! これから豚は食べないよ」と思ったものですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないけれど、すぐに豚を食べるようになるんだろうなぁ~。ゴメンね、ベイブ(涙)。もう、エピソードがいっぱいで、何を書けばいいのかわからないくらいなんですが、私が一番楽しんだシーンは、牧場主がベイブを元気づけるために歌って踊った(暴れた?)場面でしょうか。ミュージカル好きってのもあって、とても楽しかったです。でも、あの牧場主、奥さんが外出していたから踊れたんでしょうね(笑)。たまに奥さんが外に出ていくのはいいことなのかもしれません。コンテストの100点満点、私も手をたたいて喜びました。なんだか、あの牧場の一員になれたようで嬉しい。ところで、ラストなんですが、歌を唄っていた3匹のねずみを悪い猫がおっかけるシーンで終わったらいいと思いません? 私は猫好きですが、でもこの映画だったらそれくらい憎たらしい方がいいと思うんですが、皆様いかがでしょう? 8点(2003-12-31 02:00:03) |
6. ベルベット・ゴールドマイン
ユアン好きが高じて、手にとってしまった作品です。申し訳ない。あたしにはあのめくるめくきらびやかすぎる音楽の世界は理解不能でした。気合いを入れて観たのですが、意味不明のオンパレード。ユアンの脱ぎっぷりが見事すぎて……目が点。あたしはユアンの、ちょっとマヌケで喧嘩をしても弱っちいダメダメ人間っぽいところが大好きなんです。口笛を吹いているような、素朴なユアン、ちょっと気取って色男を装っているユアン、そんなユアンが大好きなのに、あんなにわけわからなくどこでもかしこでも脱がれても……。確かに今作も、バカキャラではあったようですが(笑)。私のユアン……いったいどうしちゃったの~。ごくごく個人的なぼやきの投稿です。ごめんなさい。 2点(2003-12-20 12:06:28) |