1. ペイチェック 消された記憶
フィリップ・K・ディックな作品です。見てるとだんだん退屈になってきます。何故なら、これまでのハリウッド風味(しかも近年)の映画でしかないからです。物語&脚本の新鮮味ゼロ。アクションの新鮮味ゼロ。恋愛の新鮮味ゼロ。特殊効果の新鮮味ゼロ。爆発シーンの新鮮味ゼロ。最後のオチの新鮮味ゼロ。ベン・アフレックの演技力ゼロ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-10-03 11:19:43) |
2. HELL ヘル(2003)
ハリウッド必殺の刑務所パターン。 残虐な服役囚・卑劣な看守・金にまみれた(囚人を闘わせて賭け事してる)所長たち・いい奴な黒人・殺される若い囚人の仲間etc・・・、と定石通りの設定になっている。 悪しき刑務所の実体によりバンダムの心は荒んでいき、最後は自暴自棄となり狂ったように闘い始める。本当に意味のある闘いとは・・・、友の助けを借りて本当の悪(刑務所自体)に戦いを挑みます。確かにストーリー自体もマンネリなのだが、この設定はエンターテイメントとして王道なんでしょうね。意外と最後までキチンと見れます。 少しダークなバンダムを見てみるのも悪くないかも知れませんよ。 4点(2004-09-21 07:53:17) |
3. ペーパー・ムーン
詐欺を働きながら食い扶持を稼ぐのには感心できないが、聖書の押し売り(亡き夫からのプレゼント)の場合は、騙された方も“幸せな気持ち”になれるので多少譲歩しよう。アディが加わることにより、お金持ちからしか金額を要求しないのも良い。が、だからと言ってお金持ちから巻き上げるのもどうかとは思うが・・・。少し偽善チックな設定であるものの、そんな“人間くさい”ところが良いのでしょうね。 好きな場面は、車での親子喧嘩のシーン。口論の様相が非常にリアルに面白く表現されている。DVDの特典でも語られているが、あのカット割り無しの長まわしは凄いですね。納得がいくまで時間をかけて何度も取り直したようです。確かにテイタム・オニールの才能も認めますが、監督の作品にかける情熱も素晴らしい。テイタム・オニールのアカデミー賞受賞(助演女優賞)は、監督の力量無しには有り得なかっただろう。 気の利いた台詞も沢山あり、アディが新聞の“景気が回復傾向”という記事を読んで「私も安心したわ」には思わず笑ってしまいました。あと、冒頭の曲の歌の「紙の月でも本物になる」という詩が、上手くラストシーンに絡んできて何とも言えない感動が沸いてきます。 名作と呼ぶに相応しい要素を全て兼ね備えた作品であると言えます。 9点(2004-05-14 17:15:41)(良:2票) |
4. ベスト・キッド4
この続編は本当に必要だったのだろうか・・・。小一時間、問いつめてやりたい。 2点(2004-03-16 16:05:31) |
5. ベスト・キッド3/最後の挑戦
退屈でした。下の方が言われる通り、特に重大な事件も起きないし・・・。 ただ、格闘映画にしては“優しさ”が有りますよね。 ストーリーは非常に単純なので、小さい頃に見ればかなり楽しめたと思うのですが・・・。“子供得点=8点”、“大人得点=4点”でいかがでしょう。 4点(2004-03-16 16:04:56) |
6. ベスト・キッド2
ミヤギの青春ストーリー。 沖縄という設定だが、そんな感じが全くしない。かなり表現が間違っているように思う。 ダニエルがドラムテクニック(何か間抜け)という面白いワザを身につけたということ以外、あまり見所が無い作品です。 4点(2004-03-16 16:04:15) |
7. ベスト・キッド(1984)
かつて、ジャッキー・チェンの映画(酔拳など)で見たことが有るような作品です。と言うよりも、ほとんどパクッてますよね。なので、面白いのは当たり前なのですが、特訓シーン(ワックスがけ・床磨き・ペンキ塗り)が特にユニークです。最後の対決の場面での“鶴立拳”は以外にカッコ良かった。 5点(2004-03-16 16:03:38) |
8. 北京原人 Who are you?
見てはいけない代物と分かっていたのだが、あるルートを経てとうとう見てしまった・・・。 内容に関してはトップシークレットな為に公開できないが、私自身2度目となる非常に貴重な“0点”を謹んで進呈させて頂きたい。 0点(2004-03-16 16:03:00)(笑:2票) |
9. ベン・ハー(1959)
《ネタバレ》 キリストまでも絡めた壮大なストーリー、CGなしの豪華なフルセット、どうやって撮影したか不思議なぐらいの豪快な戦車戦、個々の場面にマッチした音楽・・・。世間で言われる通り、全てを兼ね備えた一大スペクタクル。 強者が弱者に対する理不尽な虐待・・・。民族間や宗教観の相違による争いや問題点は当時からのテーマである。そして、それに立ち向かうベン・ハーはまさに正義の象徴として描かれる。 メッサラは幼少の頃はベン・ハーと親友関係にあった。ところが、学ぶ環境や生活する環境から、2人の間には深い溝ができる。有る意味、人間は「環境に洗脳されて生きている」のではないだろうか。作品の中でベン。ハーは、ローマの司令官を救うことにより、出世してローマ屈指の剣闘士になる。しかし、その恵まれた「環境」にあまんずることなく、家族のもとへ戻る。その環境に溺れず流されない人物像は本当の勇気を示していると感じた。 故郷に戻ったベン・ハーは母と妹を殺されたと思い、メッサラへの復讐に燃える。復讐は成功するが、後に残ったものは無かった・・・。それゆえに、キリストの最後の言葉である「神よ彼らを許したまえ」はグッとくるものがあった。 7点(2003-12-21 11:01:51) |
10. ペット・セメタリー2
続編を作る意図が見えない。別に新たに言いたいことも内容だし・・・。 はっき言って意味が無い。 1点(2003-11-26 18:12:12) |
11. ペット・セメタリー(1989)
キング自身、あまりに衝撃的な作品なため発表を見合わせた程の作品。主人公一家は、車の交通量が非常に多い道の側に有る家に引っ越してくる。父親のルイスは、家の裏手の細道を抜けた場所にある「ペットのお墓」を偶然に見つける。後日ペットの猫(チャーチル)が死んでしまったので、ルイスはその場所に埋葬する。すると、何と死んだはずの猫がヒョッコリ舞い戻って来たのである。しかしチャーチルは明らかに以前とは様子が違っていた。腐った臭いをさせ、凶暴になっていたのである・・・。 この後、物語は急激に進展する。息子のゲージが大型トラックにひき殺されてしまうのである。 呪われた埋葬地「ペットセメタリー」は死んだ者を生き返らせる魔力を持つ。ルイスは家族を愛するが故に、間違った方向へと突き進んでいってしまう。 これは家族愛を題材にした作品ですが非常に切なく悲しい。映像化による失敗が多いキング作品ですが、これは原作の持ち味がきちんと出せていので比較的出来が良い。 5点(2003-11-26 18:10:56) |
12. 平成狸合戦ぽんぽこ
宮崎駿に比べて高畑勲の作品は駄目ですね。 全くターゲットが絞り切れていない。非常に残難。 1点(2003-11-17 16:36:11) |