1. ペーパーボーイ 真夏の引力
《ネタバレ》 他の方もおっしゃてますが、ありとあらゆる不快なものをてんこ盛りに詰め込んだ作品。兄貴の性癖・ワニの腸・破天荒熟女・白ブリーフ・南米特有の汗臭い環境等など、何一つキーワードに共感できません。ニコールの放尿シーンなんかは、この作品の中では微笑ましいぐらいです。ジョン・キューザックの怪演は素晴らしく、あのねちねち感は映像の外まで伝わってきます。沼地生活の家庭に嫁いで順応できる女性はいるのでしょうか?個人的にはこの異臭漂う世界観は地獄と同じに感じます。法廷ものからサスペンスに切り替わるあたりも巧みで、出演陣の演技力と交わり、あまり人にオススメでないが良作です。知名度がないのが勿体無いですね。ただ、もう一度見たいかと聞かれれば見たくないです。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-16 14:56:38) |
2. 別離(2011)
《ネタバレ》 人生の中で、イラン製作の作品なんてほとんど観たことありませんが、非常に完成度が高い。日本の得意とするどろどろの人間関係を上手く表現しています。それに加え日本にはない男尊女卑、宗教、貧富の差等も絡めており、観客を飽きさせない内容。両者とも自分を守りたいだけなんですが、ほんと問題が山積みで終始口論。エンディングもなかなか渋い。気になるのは家庭裁判の行い方です。あのスタイルは日本ではまったく受け付けないでしょうね。ただ、処理は速そう。外国映画として話題になった作品ですが、レンタルショップには1本だけとあまり力を入れていないようなので、一見さんは手に取らない作品なのかも知れない。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 12:27:18) |
3. ヘルプ 心がつなぐストーリー
《ネタバレ》 「うんこ入りパイ」の強烈な記憶だけが強く残る。ヒリーの気持ちが分からなくもない。生理的に受け付けないというか、なんとなく嫌いなものは嫌いなのです。思春期のいじめみたいなものが大きくなっただけの話。で、あそこまでヒステリックにはならないが、軽い潔癖症である私にはトイレを別に作るっていうのも分からなくないですね。娘がパパのパンツと一緒に洗うのはやめてと同じ。と言っても、私は差別主義者ではないのでラストのスッキリした締め方は心地よい。あと、エマのファンなら見ても良いんじゃないかな。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-18 17:37:48) |
4. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 よくあるパターンではあるが、序盤(この作品では冒頭)で最大の見せ場を作ってしまうのはもったいない。現実世界で純粋キャラからのの豹変ぶり(昔からそうという情報もあるけど)と重なりますので、適役でしたね。というか、もはや沢尻よりも適役はいないでしょう。気が狂うシーンが多く、その狂気に狂う表現力は、評価できます。ただ、それは沢尻の評価であり、作品全体となると話は変わります。皆さんが指摘しているように、大森南朋の臭いセリフに間延びした終盤などは醜い。もっとコンパクトに纏めれなかったんだろうか。今更、浜崎の『evolution』が主題歌というのもしっくりこない。とにかく、沢尻ありきの映画であり、沢尻自身(ヌードも含めて)に関心がない人には、低評価をマークすることになるでしょう。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-03-10 05:23:47) |
5. ペネロピ
《ネタバレ》 素材がとても良いのですが、終盤からラストへの締め方がいまひとつ緩くて、もったいない作品。あの母親は自分のことしか考えていないのは薄々感じていました、父親は非常に娘思いで救いようがありました。それでも、母は自分の為とはいえ、しっかりと娘の面倒を見ていたので、完全な悪じゃないところが良いですね。今回のクリスティナ・リッチとジェームズ・マカヴォイのコンビは絶妙で作品にベストマッチしていたと思います。ガラスのくだりはやりすぎ!!いくらなんでもオーバーですし、そもそもあの容姿でそこまで驚かなくても・・・。それにあの鼻を付けていても可愛く見えるリッチのオーラが際立っていましたね☆ってか、強化ガラスにした後でもガラスを突き破るシーンがあったはおかしい。ヒロインは鼻だけではなく、耳も豚のはずなのに、ほとんど触れていなかった。それならば、始めか鼻だけを豚にするほうが自然。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-27 03:24:46)(良:1票) |
6. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 最新、特殊メイクの披露映画。内容は日記を永遠と映像化しているだけで、単調である。歳をいけば作品の魅力が分かるかもしれないが、20代ではちょっと厳しい。エル・ファニングは可愛かったが、ケイト・ブランシェットが好みでないのも点数に響く。いろんなエピソードを見せながらあ~いう最期を迎えるのは非常に悲しい。でも、不死よりはマシな気がします。一番、引っかかるのは若返り過ぎた事です。20代ぐらいで病死すれば良いものの、赤子にまで戻るってありえない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-28 15:09:18) |
7. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 マイベスト!!非常に楽しい時間を過ごせました☆「ハイスクール・ミュージカル」が自分に合っていて、そのザック・エフロン出演のミュージカルということで鑑賞。あ~映画館で観たかったな・・・と後悔するほどの大当たり。ザック・エフロン,ブリタニー・スノウ,アマンダ・バインズ,イライジャ・ケリー,ミシェル・ファイファー等、脇役が非常に良くて楽しめました。何時間もかけてメイクしているジョン・トラボルタはあまり華がなかったような気がします。音楽は飛び抜けて「ユー・キャント・ストップ・ザ・ビート 」がお気に入り。アップテンポで聞くだけで元気が出ました。重たくなる大題をこうも明るく伝えることが出来た、この作品を私は高く評価します。こういう作品をもっと製作して欲しいです。 [DVD(字幕)] 9点(2009-07-17 16:46:01) |
8. ペイバック
《ネタバレ》 メル・ギブソン演じるポーターが馬鹿で要領悪すぎてまったく感情移入できませんでした。プライドのためとは言えど、命を捨てにいくことや金額に拘るところがおかしい。周りから見ればキチガイにしか見えないでしょう。拷問のシーンは自分に置き換えると恐ろしいです。私には合わないようです。 [地上波(吹替)] 4点(2009-05-20 22:14:45) |
9. ベリー・バッド・ウェディング
《ネタバレ》 因果応報や自業自得がぴったりの映画。「ハンコック」の監督とは思えない悪趣味な作りでしたね。クリスチャン・スレーターやキャメロン・ディアスが良い演技してました。ラストのキャメロンの苦悩な表情と救いようのない結末が印象的。アジアポルノ界の女王コーベ・タイが脱いでいましたね。作品内で変態プレイはなしって言っていましたが、この人アナルプレイまでこなす方なのに・・・。マシンガントークが少々耳障りですが、作品としてはそこそこ面白かったです。結婚を控えた方は見ないほうが良いです。 [地上波(字幕)] 7点(2009-05-01 21:13:40) |
10. Peluca
《ネタバレ》 「バス男」を見なくても短編の方で十分です。 [DVD(字幕)] 4点(2006-11-09 00:19:57) |
11. ヘルボーイ
《ネタバレ》 ロン・パールマンは役に合っていて良かったです。しかし、内容が予想以上に醜かった。まず、「バットマン」や「ブレイド」シリーズのように暗すぎ!!それにアクションも少ないしテンポが悪くて飽きてくる。敵キャラのクロエネンは主役のヘルボーイよりも遥かにカッコイイ☆クロエネンがラスボスで良かった・・・あんなイカみたいな奴より。「バットマン」で言えば「キャットウーマン」が製作されたようにクロエネンが主役の映画を製作して欲しいです。「ブレイドVS. クロエネン」みたいな感じで(笑)終始、現れるエイリアンとプレデターが合体したようなサマエルは必要なかったなぁ~。ハルクみたいに圧倒的な強さかと思って期待していたらヘルボーイは予想以上に弱かったです。そこが「ヘルボーイ」の見せ所のなさです。リズ・シャーマンの方が強かったような気が・・・(笑)さすがに132分は長く感じたので無駄なシーンを省いて90分に抑えればテンポが良かっただろう。ラストはリズ・シャーマンが生き返ったので都合が良すぎる映画だなぁ~と思う。自分的にはやっぱアメコミは「スパイダーマン」シリーズが一番、面白いです☆ [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-07 11:10:42) |
12. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 科学者なのにマイケルが強すぎ・・・あの棒術やバイクの乗り回し方には興醒め。サスペンス映画かアクション映画かのどっちかにして欲しい。期待していたアイテムがしょぼいというより、使い方が強引すぎる。 ユマ・サーマンは「キル・ビル」の印象が強すぎでもう普通の人間には思えない・・・「ドラゴンボール」の人造人間18号みたいな感じ(笑)未来が見れる機械の説明が疎かだし、凄い才能の持ち主なのに、わざわざ記憶を消して金儲けする回りくどい稼ぎ方が理解できませんでした。あと、鳩もね(笑) [地上波(吹替)] 5点(2004-12-21 14:05:39) |
13. ベートーベン2
《ネタバレ》 動物映画としては最高レベルの完成度だと思う。犬の可愛さも十分に表現出来ているしネタが面白くて笑えます。本作ではチャールズ・グローディンもコメディとしての名演技を披露してくれました。ラストで大量の犬達が現れた時は焦りましたが・・・(笑) [地上波(吹替)] 7点(2004-05-20 19:00:53) |
14. HELL ヘル(2003)
《ネタバレ》 ジャン=クロード・ヴァン・ダムの作品はこれが初見なのですが予想どうりの面白さでした。クラヴァヴィ刑務所の恐ろしさや囚人の苦悩などがもの凄く伝わりました。タイトルどうりの地獄を描いていた。看守の血も涙もない姿を見ていると刑務所に何があっても入りたくないと心に誓いました。“スパルカ”というサバイバル・ゲームの様子もリアルでしたし団結して試合放棄するシーンには感動。ラストで脱走後で将軍を始末したシーンは気分がスッキリしました。最後にクラヴァヴィ刑務所の閉鎖を伝える一言でこの映画を見て良かったと感じました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-04-14 16:23:56) |