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プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

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1.  ヘアー
ロックとオペラ、そして、戦争告発みたいな内容に予想してなかったほど飛び交う言葉の過激なこと!ミュージカル映画というよりは社会派のドラマとして観るべきなのかもしれないような?何とも複雑な感じが漂う。監督のミロス・フォアマンという人は社会派の監督というイメージが私の中にはあり、そういう意味でも強烈な戦争批判を歌に乗せて描くというこれまたかなり政治色の強い映画に感じられた。期待したほどの映画ではなかったけど、それでも普通に楽しむことは出来たので一応、この点数ですがミロス・フォアマン監督の才能を持ってすれば、もっと凄い映画になっていても不思議でないような気がする映画でもある。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-16 21:38:25)
2.  ベニスに死す 《ネタバレ》 
まず最初に言っておきたいことがある。今までアメリカ映画しか見たことのない人、これからヨーロッパ映画を見ようと思っている方、そういう方にこの映画を一番最初に観る。選ぶのだけは絶対に止めた方が良い。間違いなく退屈だと思うし、二度とヨーロッパ映画なんか見るものかと思うに違いないからである。そんな映画なのに何故7点も付けているの?と思われるだろうけど、映画はただ面白いだけが映画じゃない。この映画は人間とは如何に惨酷な生きものかという問いに応えて見せている。年老いた主人公がイタリアの美しいベニスという場所で出逢った一人の美しい若者、それも同姓に対し惹かれていく。同姓が同姓に対し描くあこがれ、それは人間の本質のようなものであるという監督からの強いメッセージと取れる映画がこの映画ではないかと私は思う。美しいものに対するあこがれというものは人間なら誰しも持っているはずです。あまりにも美しいベニスの街並みと美しい若者、そして、美しい音楽、この映画は何もかも美しい。その美しさが故にけして、自分は美しくとも感じない一人の老人が美しさの中にある惨酷な少年の心というものに心を奪われたまま最後は病気で死んで行く。誰にでもある老いたくない気持ち、人を愛するということと愛されたいと思えば思うほど浮かび上がってくる惨酷さ、この映画は単なる人間の妄想だけでない人間の惨酷な部分を美しくも哀しく描いた作品で、楽しい映画でもないし、笑えるとかスカットする映画でも勿論、ない。しかし、ただ面白いだけが映画ではないということを私に教えてくれているという意味で外せない作品である。何度も繰り返し見て楽しみたい映画でもない。そして、やはりこれから初めてヨーロッパ映画を見ようと思っている方には薦めることは出来ない。色んな国の映画を観て、色んなタイプの映画を体験した上でこの映画を観る方が良いと思うし、そうでないと間違いなく二度とヨーロッパ映画は見るものかとなることでしょう!
[DVD(字幕)] 7点(2008-06-22 20:36:08)(良:2票)
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