1. 別離(2011)
《ネタバレ》 ○あまり触れることのないイラン映画とイラン人の暮らし。なのにテーマがあまりにも身近で、引き込まれる。○主に五者から語られる言葉にはそれぞれの事情があり最後まで目が離せない。強いて言うなら母が海外へ行きたがる理由がもっと納得できるものであればな。○もう少し見せても良いのにというところで次のカットへ行くのが良い伏線となっていた。○最後にどちらの親を選ぶかを描かなかったのは監督の優しさかな。終始、娘がかわいそうだったから。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-01-15 13:25:58) |
2. ベイビー・ドライバー
《ネタバレ》 〇オープニングからラストシーンまで「映画らしく」て良い。〇それに相応しい主人公とヒロインだった。〇音楽とカーチェイス。非常にセンスが求められる映画だが、セリフも凝ってて、観客の期待のハードルを越えている。 [映画館(字幕)] 8点(2017-11-25 17:44:34) |
3. ペントハウス
《ネタバレ》 ○ベン・スティラーとエディ・マーフィ共演なら面白いやり取りを期待してしまうのだが、そういう場面はほとんどない。○また、ベン・スティラーのコメディがどうも合わない。どうしても理不尽でかわいそうに見えてしまう。○ぶっ飛んだことやってるんだが、スケールが小さく見えてしまう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-29 22:58:45) |
4. 兵隊やくざ
《ネタバレ》 ○勝新太郎の代表作の1つ、初鑑賞。○勝新太郎はこの映画においてもそんなに男前って訳でもなく、むしろ男臭い、そんな感じだが、役も演者としても非常に魅力を感じる。一方の田村高廣も良い相棒であった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-19 20:35:31) |
5. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 ○タランティーノらしいといえばらしいがそれまでかな。もちろん面白かったが。○チャニング・テイタムのクレジットを最初に出したのは失敗だったな。 [映画館(字幕)] 7点(2016-05-08 21:59:01)(良:1票) |
6. ベイマックス
《ネタバレ》 ○4Dで初鑑賞。上映前の4Dの予告みたいなのでてんてこ舞いになり、こんなんで映画を楽しめるのだろうかと心配したが、映画+遊園地のアトラクションみたいな感じで楽しめた。○椅子の揺れから、風や水の噴射など映画の途中からこれがしたいが為にあえて水場に場面が映っているのだと気付いた(笑)。○4Dの感想ばかりだが、内容は良い意味で分かりやすく、万人が楽しめる作品だと思う。 [映画館(吹替)] 7点(2015-05-17 16:02:25) |
7. ヘルプ 心がつなぐストーリー
《ネタバレ》 ○あからさまな差別表現があり嫌だなぁと思いながら観ていたが、まんまと監督の術中にはまってしまった。○登場人物の心理描写や心境変化が非常にわかりやすく、感情移入もしやすかった。○にしてもこの手の映画はなくならないな。差別がなくならないからだろうが。最近ではNBAやスペインサッカーにおいてまだ話題になっている。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-04-30 21:29:50) |
8. 蛇イチゴ
《ネタバレ》 ○「ゆれる」を観てからこちらも観賞。絶妙な間の取り方はひきつけられる。演出過剰を感じた部分もあるが。○微妙なバランスで成立していた家族が一つの出来事を機に一気に崩壊する。中盤まで正しい感覚を持った人物として描かれていた倫子が徐々にそうではない人物へと変貌していく。倫子自体は何も変わっていないのに、そういう風に思われていく流れが絶妙。兄は結局正しかったのだが、香典泥棒に違いはない。その設定も憎い。○なかなか考えさせられる内容ではあったが、あまりにも暗い内容でこの点数。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-02 17:00:29) |
9. ベイビー・トーク
《ネタバレ》 ○なんか惜しいな。アイデアもテンポもキャストも良いのだが、もうひと押しというか。にやりとさせられるんだが、それ止まり。もっと赤ちゃんに焦点をおいても良かったかも。良作。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-22 23:35:37) |
10. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 ○エリカ様拝みにわざわざ映画館へ。○まずきれいな体だな。まさか映画館で大勢の他人とAV紛いの映像を何シーンか見るとは。シュールな体験だった。○内容に関しては原作未読だが、稚拙な印象。今まで何度となくテーマとされてきた内容。映像も幻覚シーンなど狙いすぎた感じもするし、オリジナリティも感じなかった。○自身を投影した今作出演の沢尻エリカにとっては良い作品にはなったと思うし、女優としての階段を上ってもらいたい。ただ、黒髪でナチュラルメイクが一番かわいいんだよな。 [映画館(邦画)] 4点(2012-08-22 23:20:03) |
11. ベスト・フレンズ・ウェディング
《ネタバレ》 ○残念ながら主演俳優が全く魅力的ではない。設定上もそうだが、俳優としてもあまり魅力を感じない。ジュリア・ロバーツ、キャメロン・ディアスに圧倒的に消されている。○二人の女性にしてもなんかいまいちなキャラ設定。最後にダンスをして終るのはまあまあ良かったが、それまでも釈然としない話。 [DVD(字幕)] 3点(2012-01-18 23:22:17) |
12. ベトナムから遠く離れて
《ネタバレ》 ○観終わった時、この映画の構成がいかに散漫しているかがよくわかった。○NHKでやってそうなドキュメンタリーで、映画としては面白くない。ただ、ベトナム戦争というとアメリカの戦争映画などでしか映像はあまり見てこなかったので、一つ大きな勉強になったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-03 09:10:08) |
13. ペイルライダー
《ネタバレ》 ○内容は定番の西部劇。多少のご都合主義はあるが、普通に楽しめる。○007シリーズで出ていたジョーズがなかなか笑わせてくれる。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-02 12:32:55) |
14. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 ○鑑賞中にも感じていたことだが、「フォレスト・ガンプ」と展開、登場人物、演出など酷似である。○今回のブラッド・ピット主役は正直いまいち。メイクのおかげで存在感こそあるが、魅力あるキャラではない。○メッセージ性があまりにも陳腐。長い割りに浅い。○肉体だけが若返っていく設定があまり活きていない。特殊メイクだけが目立ち、次のブラピがどんな様子かの方が気になった。 [映画館(字幕)] 4点(2009-05-10 21:16:27) |
15. ベン・ハー(1959)
《ネタバレ》 多分今まで観た中で一番長い映画だが、飽きさせないな。緩急のつけ方が上手い。宗教色が強いため、ロマンスが主テーマとなっていないのも良い。そして、何と言ってもこの壮大感。スクリーンで観たいな。長い製作期間と巨額の製作資金を用意できたワイラー監督だからこそ出来た傑作だろう。どのシーンをとっても慌てて先を急ぐことなく、必ずと言っていいほどロングショットを使っている。むしろ余裕が感じられる。そして、戦車競技シーン。資金が豊富にあったこともあろうが、この迫力は映画史上未だ最高峰のものだろう。アングルの使い方が上手いし、顔のアップばかりでなく、競技場の中に入り込んでの、あるいは真上からの撮影が見事。そして、終盤はかなり宗教色が色濃くなった。最後のカタルシスは、宗教に疎い自分からすれば理解しがたいものだった。しかし、それを差し引いてもこの作品が傑作なのには間違いない。今の時代なら、こんなに製作期間を取ってくれるところはないだろう。そんな昔のハリウッド黄金期を支えたワイラー監督には拍手を送りたい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-04 09:16:57) |
16. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 今の時代となってしまってはキレイごとかもしれないが、やっぱり自己犠牲が必要なんだな。これはチャップリンも映画で伝えていたこと。でも、ラストがああいう方向に向いて欲しくなかった。監督は「フィールド・オブ・ドリームス」が好きなのだろう。あとは、サイドストーリーの粗さ。軸がしっかりしていないせいで唐突に人が出てきたり、消えたりして気掛かりだった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-06-28 23:53:24) |
17. ペーパー・ムーン
《ネタバレ》 良い意味で期待を裏切ってくれた作品。制作年を考えると、ニューシネマの頃なので、ラストでモーゼは殺されるものだと思った。ところが、あのオチ。泣きはしなかったがバックミラーに映るアディの走る姿はせこい。「私の200ドル返して」の言葉に二人は笑顔もなく車に乗り込む。こちらは微笑ましく思ったが、これが良かった!そして、語る必要もないが、テイタム・オニールのお転婆振りが最高。また観てみたい作品。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-31 23:19:16) |
18. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 ○この映画の見せ場は、バイクチェイスシーンのみ。○ご都合主義的展開が多すぎる。特にアイテムありきの展開が異様に引っかかる。○ユマ・サーマンの時折見せる疲れた老け顔も気になった。 [DVD(字幕)] 2点(2007-04-14 23:54:25) |
19. ペイバック
《ネタバレ》 途中で監督が変わったと言うのもあってか、途中から雰囲気が急にシリアスな感じからコメディタッチに変わってすごく変な感じでした。ラスト辺りの拷問のシーンも痛々しすぎました。戦争映画のワンシーンより痛々しかったです。何故あれだけのお金のためにマフィアと戦うかいまいち伝わってこなかったし、全体的に中途半端で、終わってもすっとしない映画でした。 [地上波(吹替)] 4点(2006-08-30 19:55:35) |
20. 北京ヴァイオリン
《ネタバレ》 もう一歩と言う印象でしたが、中国でもこんな映画が作られているのだと少し感心しました。 [DVD(字幕)] 5点(2006-08-30 10:39:22) |