1. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
《ネタバレ》 軽妙、多彩なコン・ゲーム。 語り口の技巧もさることながら、軽やかな展開は美しく、心地よい。 オチを知った上での鑑賞でしたが、十分に楽しめました。 騙されたことをも笑い、称賛する彼らの心意気は天晴れ至極。 なんとも清々しい逸品です。 [DVD(字幕)] 10点(2008-01-13 15:17:03) |
2. 変身(2005)
単純に荒唐無稽な設定を使って可哀想な話を披露しただけの内容。 基本的にやりたい放題になっているのが余計に白けさせるし、演出・演技の質もそれを助長するようなレベル。 蒼井優はこの頃に比べると随分綺麗になったし、巧くなったんだなという発見ぐらいが唯一の収穫。 [DVD(邦画)] 1点(2008-01-11 04:54:36) |
3. ペリーヌ物語
《ネタバレ》 すれ違いシチュエーションは充分に楽しめる。 ただ、前半のわざわざ祖父の近くに行きながら立場を伏せるなんて行動を納得させるためには、もっと早くに祖父の口から彼女の母や孫に対する考えを披露しておいた方がいい(母から聞いた程度の情報で気後れしてるなんて不自然)。 まあ、全53話の再編集で組み立てたんだから、はまる素材がなかったのかな。 [地上波(邦画)] 6点(2008-01-07 20:42:14) |
4. ペギー・スーの結婚
何だか中・高生が書いたような話ですね。 とんでもなく直球で短絡的。 [地上波(吹替)] 2点(2007-12-17 22:37:24) |
5. ペーパー・ムーン
さしたる方向性も示されないので多少退屈しますが、微笑ましいエピソードの積み重ねは好印象。 彼らの関係性が次第に積み重なっていく感じも良く出ているのでは。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-05 07:21:51) |
6. ベイブ
単純に心地よく観れますが、内容は子供の情操教育教材的なものに終始。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-05 07:02:30) |
7. BeRLiN/ベルリン
《ネタバレ》 この内容をキョーコ・サイドからみせたのが「嫌われ松子の一生」みたいになりそうですね。 得られた情報を構成し、物語を作って見せる。 ドキュメンタリーの手法は、真実を無視して作者の作為に評価を向けるような結果を生む場合がある。 真実の如何に関わらず、人は娯楽としての物語を求めているのだからしょうがないのかもしれない。 人の目は真実よりも面白い方に向く。 キョーコという物語に取り憑かれた人々は結局抜け出せないままに終わっちゃいましたね。 終盤のキャラクターを走らせるだけで盛り上がってるでしょ感を出そうとしているのがなんとも稚拙ですし、そもそも芸のない人がやりそうな企画ですね。 [DVD(邦画)] 3点(2007-10-28 14:46:05) |
8. 蛇イチゴ
何とも微妙なところをつく内容ですよね。 「血縁」が情報でしかなくなってしまった関係でも情が湧いてくるから不思議。 人間は記憶に支配されているんだな~、としみじみ。 [DVD(邦画)] 6点(2007-09-01 21:19:04) |
9. 平成狸合戦ぽんぽこ
何なんでしょうか、この内容は。 全編に渡って「自然を大切に」と言ってるだけ。 物語として何かを語る気がないの? [地上波(邦画)] 0点(2007-03-27 18:41:34) |
10. ベルヴィル・ランデブー
基本的に内容ないです。 映像に1点献上。 [DVD(字幕)] 1点(2007-03-27 08:52:56) |