1. ベガスの恋に勝つルール
「ラブコメ」に興味の無い私がなぜ観たかというと、バタフライ・エフェクトでアシュトン・カッチャーという俳優を知り、ちょっと他にも観てみようかな、となったわけです。キャメロン・ディアスも一応知ってるし。うーん、まあ無難な作りで、キャメロンのファンも裏切らないのではないですかね。内容はぺらぺらですが、ぼーっと観るにそこそこ楽しめる映画でした。 アシュトン君ねぇ、こちらがお目当てだったんですが、この作品の彼はいたって無難な普通のラブコメ俳優というか。バタフライ・エフェクトが良かったので、シリアスの方が良さを出せるのかも? [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2011-10-01 19:25:10) |
2. ペリカン文書
誤解されそうな言い方かもしれないが、黒人と白人の正統派美男美女を持ってくると、なんかこう絵になるというか、スタイリッシュになりますな。ストーリーは、法学部の女子学生が、最高裁判事暗殺にまつわる推理をしたら的中していた、というだけで狙われるようになるって話で、やっぱり無理がある。本当に証拠でも掴んでるならともかく、当たってても推理は推理だもん。9・11の陰謀説なんか山と出版されてるもんね。アメリカってむしろそういう国だから。「ねえねえ、これっていい線いってないかなあ」とTV出演でも出来ちゃいそうだ。それをあんな躍起になって抹殺しようってのは、かなり苦しい。でもまあ、それなりに“追われるハラハラ感”を見せ、後半は美しいロバーツをかっこいいワシントンに守らせて、このあたりは常道でも楽しめるつくり。ホーナーの音楽は流石に雰囲気を盛り上げるのが上手いし。別れの場面は、え~抱擁だけ?キス位しないの?と思ったけど。ラストのロバーツの極上の笑顔は観客へのサービスだろう。政治的陰謀は棚に上げておいて(笑)、追い詰められる緊張感やらスタイリッシュさやらを楽しむ映画として観たらいいんでないかと。 [映画館(字幕)] 6点(2009-03-21 16:12:20) |
3. ベスト・キッド2
前作は、十代の私を虜にした我が青春の映画。・・・これ、ほんっと作って欲しくなかった。観て深く後悔した映画は、これが初めてだったかも。さらば、青春よ。なんじゃあの沖縄は。やっぱり思い入れが強い映画の続編を観るのって、注意が必要よね・・・とつくづく思った作品(涙)。当然、3は観てません。。。 [映画館(字幕)] 2点(2009-03-10 13:14:46) |
4. ベニスに死す
いや本当によく見つけたよな、こんな美少年。この映画は基本的に芸術・哲学作品ですが、芸術・哲学だけだと観る人を選ぶわけです。私はあまり芸術のわかる人間ではないし、一歩違えればただ退屈してたと思うけど、アンドレセンの美しさで物語に説得性が出るし、「映画」には不可欠な「娯楽」面を備えたといっても過言ではない。加えて、マーラーのアダージェットとベニスの街並みの美しさ。こんなに「お耽美」にはまらせてくれる映画も滅多にないですね。でもこれは、その対極の「醜」「老」「病」が絶妙に描かれているからだとも思う。もっと老いてからもう一度観てみたら、より深みが解るかも。今でも高得点つけれますが。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-20 13:44:14) |
5. ベスト・キッド(1984)
我が青春の映画です。やっぱティーンものはティーンの時に観てこそなんだなあ(しみじみ)。多分突っ込みどころも多いんだろうけど、それは言いっこなし。ロッキーの監督かあ、ありがち青春スポ根ものを一味も二味も美味しくしてしまうところは流石だよね。最高!…つくづく続編は作って欲しくなかった… [映画館(字幕)] 8点(2009-01-19 13:35:15) |