1. ペタル ダンス
こういった、展開よりも「役者を楽しむ」ような作品を面白いと思えるようになった自分に驚き。以下、適当に思ったことを。 忽那汐里はもみあげ長すぎじゃないか?見た目にこだわってないところがこの人の魅力だと思うけども。4人の中で唯一、彼女だけ姿勢が良くて(立っているシーンが多いので目立つ)オーストラリアで約14年暮らしていると床に座る機会がないから姿勢が悪くならないのかな?とか、向こうの人はヒールを履かないのかな?とか色々と考えた(笑) 日本人に姿勢が悪い人が多いのは(一説では女性の8割以上が骨盤歪んでるとか)、ヒールのせいなのか、床に座る習慣があるからなのか…って映画に関係ないですが。 久しぶりに宮崎あおいを見て思ったのが、あれ?二階堂ふみに似てる??ってこと。名字漢字+名前ひらがなも同じだしな(関係無い)ここ1,2年で二階堂ふみが好きになり、意識するようになったから気付いたのだろう。演技の系統は違うが、顔が似ている。 安藤サクラは、 忽那汐里との「噛み合ってない感」が良かった(笑)安藤サクラの持ち味である自然体風演技(勝手に命名・満島ひかりがこの系統の代表)と、 忽那汐里の優等生演技(こちらも勝手に命名・下手なのとはまた違う、ブレない安定感というか)は全く違う方向性なので、噛み合うはずもなく。そういうところを楽しむのも、この作品の楽しみ方…?(ズレてるよ!ってイライラする人にはオススメできぬ) 上記だけ見ると問題点のありそうなキャスティングだが、陰陽のバランスを考えた結果だと思う。陽→忽那汐里、陰→安藤サクラ、中間→宮崎あおいという感じで、バランスのとれたキャスティング。 あと印象に残ったのは、冒頭に登場する原木(忽那汐里)の先輩の演技のうざさ(笑) 邦画のちょい役でここまで、こいつうざっ!!と思ったことはないので、ある意味凄い(?)先輩…。 このレビューを見てもわかるように、映画の内容云々ではなく、役者を見て楽しませてもらいました!(にしてもヤ○ーの評価は低すぎだと思うな 苦笑) [DVD(邦画)] 6点(2015-03-10 07:20:07) |
2. ペイ・フォワード/可能の王国
結末がひどすぎる。 ただ、母は本来の意味通りであるアダルトチルドレンの典型例だなーと。 アルコール依存症の母に育てられ、本人もまた依存症… 子供を愛していると言いながらも理性的に感情を制御できずぶったり、飲まないと誓ったお酒を飲んだり、男(子供の父親)に依存したり…。 こんな痛い母親、実際にいるんだろうなーとリアルに見ることができた。 登場人物の痛々しさにリアリティがあったのは良かったが、結末は… [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-14 20:15:10) |
3. ベニスに死す
この作品の次の日に、ブリキの太鼓を見たなんて…(両方、少年が出ていることは知っていたが内容については全く知らず)「ショタコン」な映画が続いていますが、置いておいて。 絶世の美少年として有名なアンドレセンが出ているということで鑑賞。 内容に関して全く知らなかったので、タイトルからして1人の男の一生を振り返るような作品で、アンドレセンは少年時代を演じてるのかなーなどと呑気に構えていたら、予想外。 いやー、直接会話することは(ほぼ)ないのに、凄いですね。ストーカー紛いの執着… 交差することはなくても、片方の視点からは強烈な思い出になるんですね。(少年側からは、そこまで印象に残らないと思う) 内容がどうこうより、雰囲気と映像美を堪能する作品だと感じた。 アンドレセンの成長した姿は以前見たことがあるが、検索しない方がよいと思う(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-30 20:10:46) |
4. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
久しぶりに、数年~数十年後に見返したい作品に出遇えた。 今はまだ20数年しか生きてないので、「こんな恋愛凄いなぁ…」と憧れつつも自分には無理だと感じているが、数十年後に見返してみて、やはり無理だと感じるのか、少しでも共感できる部分が増えているのか、これからの自分の体験によって変わると思うので楽しみ。 美しく、でも哀しい…そういったラブストーリーであるのに、よくある感動系ではない。 激しく美しく哀しい、多分あまり無いジャンルを見事に描いていると感じた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-28 23:11:35) |
5. ペーパーバード/幸せは翼にのって
決して悪くはないけど、期待していた程では… 魅力的なキャラクターが多数登場するのだから、もう少し個々の背景を掘り下げて欲しかったかな。背景が語られないまま退場したり意外な行動を取ったりと、いまいち感情移入しづらかった。 ただ、子役の少年は可愛い!(笑)「永遠の子どもたち」にも出ていたそうだが、それを劇場で見たのは何年も前なので覚えていないのだけど、可愛さと演技の上手さは光っていた。 あと、コントラストが強い作りなのかなーと。そのまま見るのは目が疲れるので、色彩や輝度を調整した方がいいかも。自分はテレビのシアターモード(コントラスト・輝度が控えめ)で見ましたが(笑) うーん、なんか惜しい映画。キャラの掘り下げがもう少しあれば、また違った評価になったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-02 18:44:15) |
6. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
この映画のテーマは"人の死"であることに、見終わってから気付いた。 ベンジャミンの周りの人々はみな老いて死んでいく。何故って?それは人間だから。そんな普遍的かつ語りづらいテーマを、ファンタジーというオブラートに包んで上手く表現したなぁ…という感じ。 デビッド・フィンチャーは、鬼才と称されるだけあって、今までは理解し難い映画ばかり作ってきたのだと思う。(全て見てきたわけではないので断言はできないが) が、この作品はフィンチャー作品の中ではとても理解しやすく、万人受けする作品に仕上がっている。 3時間弱という上映時間を長く感じさせない演出も、流石といったところ。 男女の愛であったり、家族愛であったり、"老い"であったり…と、この映画に散りばめられたテーマは多い。誰もが、どこかで共感できる部分を見つけられるだろうし、見終わった後には、それぞれ自分が見つけたテーマについて考えさせられると思う。 特殊メイクで老人になったブラピが見えるのも、この映画の話題性の一つかも。 是非、3時間彼と一緒に、1人の男の人生の軌跡を辿ってみて欲しい。 [映画館(字幕)] 8点(2011-01-27 16:21:47)(良:1票) |
7. ヘアスプレー(2007)
とにかく明るいミュージカル映画。 舞台は60年代アメリカ。主人公のトレーシーはぽっちゃりめの女の子だが、ひょんなことから夢の"コニー・コリンズショー"に出演することになる。 太っているトレーシーを認めないライバルや、TV局に根強く残る黒人差別と闘っていくトレーシーの奮闘劇。 とにかく、トレーシーのママの引きこもり、黒人差別の問題、トレーシー自身の奮闘…と、エピソードは盛りだくさん。 それがほぼノンストップで、歌を織り込みながら進んでいくので、飽きはしない。 ただ、テーマを詰め込み過ぎていて、いまいち訴えかけたいこと、メッセージが明確にわからなかったのが残念。 しかし、主人公であるトレーシーの、無邪気で明るいキャラクターには好感が持てるし、ミュージカル映画の核である音楽もよい曲ばかり。 落ち込んでいるときなどにオススメの映画。 [映画館(字幕)] 7点(2011-01-27 15:38:07) |
8. 変身(2005)
ここまで駄作加減が突き抜けていると、ある意味面白い。3分の1も進まない辺りで、オチが読めるという作り。“原作モノブーム”で、原作がよくてもつまらない作品が増えてきた近年、ブームの前の失敗例。 [地上波(邦画)] 3点(2011-01-27 03:40:27) |
9. 変人村
変態村と間違えて借りてしまったが、結構面白かった。 安っぽさと、無駄なグロさが気になったが、主人公を狙ってくる家族は怖かった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 19:51:55) |