1. ペット・セメタリー2
前作とは違い、ゾンビ的色合いを追求し、ひたすら残虐な恐怖を演出することに全力を注いだ感じだ。これが、いわゆる凡百のホラー映画へと成り下がった原因なのだろう。続編ではなく、まったく別の作品として作っていたら、そこまで批判されなかっただろうけど、やはり埋めて、生き返らせてという設定は頑固なまで健在してるし・・・。カルト臭の増幅と「生き返った人が襲ってくる~キャ~」というゾンビっぽい場面をたくさん観たい人にはお薦め。 4点(2003-05-22 16:50:21) |
2. ペット・セメタリー(1989)
大事にしてたペットが死んだことを子供が悲しまないようにと生き返らせたり、妻、子供を生き返らせたりする精神性こそが、怖いと思った。「死」を受け入れられない、その「真実」への心の「停滞感」から来る人間の悲しくも異常な行為は、「狂気」と「愛」の表裏一体から生まれているのである。この映画のサイコ感覚とカルトな風習のブレンドから生まれるオリジナル性は、ホラー映画の中でも、かなり異色だと言えるが、B級の匂いがしながら、ちっとも品が欠けてないのは秀作と呼んでもいいのかもしれない。 7点(2003-05-22 16:41:14) |
3. ベイビー・トーク
発想は買う。でも、いろいろな意味で、お下劣極まりない最低映画。下品な笑い以外、見せ場がないのは致命的・・・というより最初から、それだけが見せ場みたいですね。 0点(2003-05-14 07:14:11) |
4. ベイブ/都会へ行く
結局、天才豚と田舎出身の飼い主が大都会で巻き起こす珍道中なのだが、ファミリー映画としては良い方かな。ストーリーが凄く単純だし、オチも子供には充分理解できるだろう。まあ、動物好きな人には、そこそこ受けるでしょう。 6点(2003-04-24 21:16:38) |