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1.  亡国のイージス 《ネタバレ》 
かなり期待大で観にいったのだが、終盤は時計を気にしてしまった。テンポが悲劇的なまでに悪く、話が盛り上がらない。映画化・映像化する部分を見誤っている感は否めない。ボリュームたっぷりの原作を二時間に収める時点で、相当覚悟はしていたが、それにしても肩透かし。舞台がイージス艦であり、一応「アクション」の看板を掲げたのなら、現代海戦シーンをしっかり見せないと話にならんじゃないか!このあたりを疎かにしているから、イージス艦を敵に回したときの怖さが全く伝わってこない。今時「レーダー画面上をミサイルが飛んでいって、目標艦の機影が消えた…」→「撃沈しました!」なんて演出じゃ誰も納得しないと思う。真木蔵人も何のために出てきたのか不明。ていうか、F-2もあの程度の飛行シーンじゃ、わざわざ実機を飛ばす必要があったのか疑問。俳優陣は、キャラらしいキャラも与えられず、それぞれの人となりがよく分からないうちにどんどん消費されて(死んで)いく。あと、勝地・真田両氏が缶詰食料を食べているシーンには激しく落胆。テンポというものを分かって編集しているのだろうか?
[映画館(邦画)] 3点(2007-01-17 16:30:55)
2.  暴走特急 《ネタバレ》 
列車へ再び乗り込む時、なぜわざわざ高速の4WDから飛び降り、その車はそのまま渓谷へ落としたのかが分からない。あ、派手だからか。まあいいや。セガール兄貴の無敵拳法が見られたから、それでいいや。セガール作品は「セガールが強い。ピリオド」でいいのです。
6点(2004-04-01 19:50:41)
3.  ホット・ショット2 《ネタバレ》 
よく分からないパロディやギャグも多々あるが、「塀を懸命に乗り越えて来たかと思ったら、腰くらいの高さの壁だった」ってのと、「サバイバルナイフでフェンスを切るのかと思ったら、ナイフの先端からハサミが出てきて切った」ところは笑った。他の印象は薄いかなあ…。なんか、コメディ映画人生駆け出しの頃見たので妙に印象が良いが、再見したらどうなることやら…。
6点(2004-04-01 18:09:07)
4.  ホット・ショット
2を先に見てしまった。個人的に2に比べるといささか地味な印象。あまり笑えなかった記憶しかない。アメリカコメディは好きなのだが、本作はちょっと合わなかった。ごめん。
4点(2004-04-01 18:03:55)
5.  ポセイドン・アドベンチャー2
自分、不可効力でこっちを先に見てしまっていました(汗)。当時はまだ幼かったですが、「2ということは1があるのか?てことは『船が転覆する』って同じストーリーで2本映画を撮ったのか?」とずっと疑問に思っていた。そして数年後に1作目を見て納得「あ、同じ事故を描いた映画なのね」。そんなわけで、映画人生駆け出しの頃、1作目を見ずにこれを見たので、それほど悪いと思いませんでした。すいません m(_ _)m。 皆さんの評判がやけに悪いので、大人になった今、機会があったら再見したいと思います。当時、この映画で「プルトニウムは人体に毒だ」ということを学びました。
5点(2004-04-01 12:39:08)
6.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 
パニック映画の定石を作った、まさに先駆者的作品。ストーリーテリングや設定など、後の作品に与えた影響は大きい。ストーリー展開、設定などがその後のいろんな作品で模倣され、それを見慣れているせいか、正直、古典的だという印象は自分には拭い切れないが、これがオリジナルなんだなぁと思うと、改めてその凄さを感じる。ただ、ハックマン演じる牧師の言うことを信じてついてきた者だけが助かるというストーリーは、眉間に皺。
7点(2004-04-01 12:31:17)
7.  鉄道員(ぽっぽや)(1999)
高3の頃、この原作がセンター現代文の練習問題として載っていて、授業中に問題を解きながら涙ぐんでしまったことを思い出す(笑)。 映画の方はというと、雪子役が広末だと聞いて、当時、かなり幻滅した。どう考えてもミスキャスト。ただ、高倉健のファンなので、冒頭、雪深いホームに立っている健さんの絵だけで涙ぐんでしまった。立っているだけでこれほど絵になる俳優も珍しい。もう一人のけんさんは、酔いっぷりが殆どコントだったが、こちらもファンとしては嬉しいところだった。ただ、登場が異様に少なかったのが残念。シリアスな演技も見てみたかった。
4点(2004-02-09 20:54:02)
8.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
溶岩の質感は素晴らしかったと思う。自然災害系の映画は、人間の無力さを訴えるものが多いが、これは人間側が勝ってしまったのでちょっと面食らった。が、たまにはそういうのもいいなと思った。映画全体を見ると、まあ及第点だと思うが、「全教科そこそこ出来るが、クラス1番はない」という優等生を見ているようだった。トミーの娘が愚かでイライラした。思うに、横転した消防車から消防士を助け出せなかったのは奴の責任だ!よって、彼女がピンチになるビル爆破も、「はいはい」と冷めて見ていた。
5点(2004-01-06 16:58:05)
9.  ホワイトアウト(2000) 《ネタバレ》 
日本製アクションの復権を目指して頑張った努力は買いたい。ただ、全てにおいてセンスがなさ過ぎ。銃撃シーンもモデルガン丸出しだし、なにより、あのピカピカ&ピコピコな制御室はリアリティが全く無い。思わず「科学特捜隊か!」と突っ込んでしまった。カッコはいいかもしれないが、画面に出される表示ひとつ取ってみても、非実用的なCGばかりで現実味がない。ストーリーは大筋で、小説をほぼ忠実になぞっているが、原作では大きな要素であった笠原(吹越満)のエピソードが軽すぎるし、テロリストの倒し方に華が無さすぎる気がする。やっぱ、役者としても悪役をやるんなら、もっと派手にやられたいと思うだろう。思わず失笑してしまうようなシーンの連続では、アクションたり得ない。ヘリの墜落シーンなどは光るものがあったが、それは特撮効果スタッフの腕がいいだけのこと。いかんせんテンポが悪く、全く「アクション」していない。富樫(織田裕二)に感情移入できないのはかなり痛いと思う。ただ、この分野に果敢に挑戦した頑張りは応援したい。
3点(2003-11-17 16:09:40)
020.90%
194.04%
2156.73%
3167.17%
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