1. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 君はグッバイガールのリチャードドレイファスの演技を観たか?あのアカデミー主演男優賞をとったやつ。ジョーズは?未知との遭遇は?そして張り込み、のるかそるか、ALWAYSは!!さほど色男でも無いくせに、常に革命的であり、痛快であり、ときに美女をはびらせ主役を張ってきたぢゃないか!それがどうだ。意味もなくホモセクシャルで、アーキテクトを名乗る割には、功績は「ひっくり返れば船は沈む」という事実をほんの40cm四方の内輪に話すだけのチョイ役だと?地球を代表して宇宙人に逢う程の男が、だ。君なら出来たはずだ。船内の全員に迫り来る危機をアナウンスし、号令をかけ、何百もの老若男女を窮地から救い出す!そして最後は子供っぽく笑ってみせる。それが男だ!それがリチャードのキャラなのだ。映画とはCGの出来を評価するだけのものなのか?リアリティがあればそれでいいのか?うだうだ室内劇を見せてないで、さっさと見せ場に行くのが時代の趨勢なのか・・ただのアクション映画に何をごちゃごちゃ言ってるのかって?確かに。ちょっと見苦しい思い入れを吐露してしまったようだ。冷静に観ると、まるでショーンコネリーのようにヒーローのオーラが出ている主人公と、パチンコに熱中したら子供がいないのにも気づかないであろう見事な集中力の母親と、あの映画に偶然そっくりなすばらしい見せ場!アンチヒューマンドラマという新しいジャンルを打ち立てた、手に汗握る純度100%のアクション映画の金字塔だ。前向きに [映画館(字幕)] 2点(2006-06-10 00:23:03)(笑:3票) |