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プロフィール
コメント数 102
性別 男性
自己紹介 DVDで昔の作品が出て、入手しやすくなったのは嬉しいですが
チャプター分け4つ以下っていうのは勘弁して下さい。

特に、チャプターなしっていうのは犯罪に近いですよ。

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1.  炎のストライカー
スポーツ大国ながら、サッカーではあまり目立たないアメリカですが、94年米国ワールドカップの成功を受け、96年からメジャーリーグ・サッカーが始まりました。実はそれ以前にも、北米リーグというプロリーグが存在しました。しかし68年~84年と短命に終わっています。解散の原因はいろいろありますが、そのうちの一つに、アメリカ人は得点が入りやすいスポーツの方が好きで、スコアの変化の少ないサッカーは不利だった、というのがあるようです。そのため末期の北米リーグでは、ローカル・ルールを積極的に取り入れて、本来のサッカーから離れていってしまいました。さて、なぜこんな話を延々しているかといいますと、この映画、サッカー界の鬼っ子・北米リーグが舞台なのです。観れば一目瞭然、フィールドに見慣れないラインがいっぱい引かれている!この映像は貴重でしょう。そういう意味で、サッカー史・サッカー文化に興味のある人は、観て損はないと思います。逆にそれ以外は全く取るに足りません。話はちっとも盛り上がらないし、ペレが出るといっても、印象的なプレイは披露してくれず、映画も『勝利への脱出』が既にありますから。それにしても不思議なのは、本作が86年に公開されていることです。なぜ北米リーグ解散から2年後?70年代、サッカー人気に便乗して作られたというなら、この適当な内容にも頷けるんですけど。
2点(2004-09-25 17:37:17)
2.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 
神に祈るな。自分に頼れ。スコット牧師(ジーン・ハックマン)はそう説きます。彼についてきたものだけが助かるという筋書きに、露骨な作為性を感じる向きもあるでしょう。しかし私はそう思いません。情報が遮断されており、誰も正確な判断を下せない状況で、スコットも大部分を憶測に頼っています。途中で乗客を連れ、船頭へ向かう医師が登場しますが、彼はスコットと反対側へ向かっているだけで、「目的地の逆側が沈んでいるに違いない」という憶測に関しては同じなのです。従って、スコット一行は助かるべくして助かったわけではありません。おそらく船内では多くの人が、それぞれの判断に基づいて、それぞれのリーダーに従っていたでしょう。それを自業自得と断罪できるでしょうか。この物語の作者は、スコットに絶対的な正義を与えなかった。彼に従わなかった者を、単に愚かで、情けない人たちには描かなかった。先輩の牧師はスコットにこう言います。「君は強者の味方だ。私はこの人たちをおいていけない」この視座があるだけで、『ポセイドン・アドベンチャー』は救われます。私はそれを評価したい。
[ビデオ(字幕)] 9点(2004-09-05 00:04:31)(良:3票)
3.  墓地裏の家
ルチオ・フルチの「ゾンビ三部作」の一本。『ビヨンド』『サンゲリア』とはテイストが異なり、ヨーロッパ的な耽美な演出が目立ちます。もちろん殺害シーンは悪趣味ですが、ゾンビの数も少ないし、一番正統派ホラーっぽいのではないでしょうか(彼にしてはですが)。ストーリー的には破状していて、そもそも本筋がないうえに、洋館から見下ろす少女、謎のメイド、不気味なコウモリなど、思わせぶりな伏線(?)が収束せず、置き去りにされています。不思議にも「結局何だったの?」というそれらの断片が、ずっと印象に残ってたりしてます。ホラーとは「雰囲気勝ち」なのかもしれません。その意味ではタイトルは満点です――実際には、墓は家の中にありますけれど(!)。
5点(2004-01-27 19:15:13)
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121.96%
243.92%
365.88%
41312.75%
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71211.76%
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965.88%
1054.90%

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