1. ぼくのエリ 200歳の少女
《ネタバレ》 童話や寓話を見ているかのよう。残酷さと純真さが表裏一体で存在する。 そこには善悪の価値判断を挟む余地がない。 挟む余地があるのは人間の行動(考え)だけだ。 僕らも生き物食べているではないか。 そうか、あのおじさんは真に嫉妬していたんだね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-29 21:16:22) |
2. ほぼ300 <スリーハンドレッド>
最初のうちだけ笑えますが、そのうち同じパターンのギャグに飽きてしまう。 やっぱり展開を考えないとただギャグてんこ盛りではいかんですな。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-03-24 21:30:22) |
3. ボーン・スプレマシー
見始めると見てしまう魅力はありますかね。 でも、これを積極的に観る気持ちは起こらないのはもう1つ要素が足りない気がするからだと自分は思いますね。 マット・デイモンにいまひとつこの役のイメージに合わない感があるのかも知れないです。 しかも続編になると新鮮味が薄れて前作よりも見る目が厳しくなるし。 根本は古臭いアバウトさがかえってこの話の荒さがどんどん見えてしまう所。 そこそこってところだと思いました。 [地上波(吹替)] 6点(2009-11-04 10:16:25) |
4. ボルト
《ネタバレ》 大人も十分に楽しめた内容だったと思います。 吹き替え版ですが江角さん(声)がキャラにぴったりの声で大変良かったです。 3D初体験でしたが、この映画では綺麗に劣化無く見れるという点で良いと思いました、3D特有のというのはスピード感や緊張感のある作品の方が出やすいという感じで、ボルトではあんまり飛び出すとか驚く系は無かったですね。 又、犬好きにはたまらないかわいさがあります!! [映画館(吹替)] 8点(2009-08-30 23:26:54) |
5. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
《ネタバレ》 このトリオ(エドガー・サイモン・ニック)が揃えばもうツボにはまってしまいますね。ショーン~と共通点は主人公の抱える人間的な問題を相棒とのドタバタを交えて真の人生に目覚めてゆく。そしてホラー色を見せながらのギャグ。このベースがなんとも言えずいいですね。 ちょっとホラー色がショーンより薄かったように感じました。それはショーン~の方はゾンビだったから。今回は村人で多くが老人という事もあると思います。 1人やたら顔が良いと思ってよく見たらティモシー・ダルトンじゃないですか。それがラストであんな事になるとは。良く引き受けましたね。 ロンドンに車で向うシーンはなんか「-less」をパロッている? まだまだこのトリオで作品を見たいです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-20 01:35:22) |
6. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
《ネタバレ》 問題はどういう考えの人であろうと真面目な人を馬鹿にするのは気持ちの良いものではないという事ですね。 いろいろな人をネタにはしてますが、基本姿勢はマイノリティーや差別されている人達を逆説的に擁護し、うわべだけの上品や清楚さを気取る者や偏執的な考えの人を攻撃しています。 しかし、誰であろうと攻撃すれば自分にも返ってくる原則から、コケにすれば自分もコケにしている相手の人と同じになってしまう。そこが本質的に判る人にはこれを面白くは観れない気がします。 まあ下品な部分も閉口ですがちょっとそこはマイノリティーや差別されている人を正面から擁護するように見せない部分もあるのかな?と思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-07-11 01:23:44) |
7. 火垂るの墓(1988)
考え方として、こんなに不幸になったのはあなたのせい。と、考えてそれを強く思いすぎると利己主義になり戦争はそういう心から始まるのだと思います。 戦争という利己主義の最たるもののなかで翻弄される人々を描き、どういう時代だったのかを描く事により後世に何かを伝えたい思いと思います。 主人公の判断をどうかという点は若い人間にはありがちな考えで、それが死に直結するかどうかは考えていなかったのでしょう。 北朝鮮のコッチェビ(ストリートチルドレン)のように何歳であろうと生きてゆくには自分でどうにかしなければならない。盗んでも生きなければという状態であったという事ではないでしょうか。今も別の国ではある現状だからその事に目をそむけては本質には触れられないと思います。 気持ち良い作品じゃないですが、意味のある作品と思いますよ。 [地上波(邦画)] 7点(2007-08-19 10:03:54)(良:1票) |
8. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 5.5という感じです。カート・ラッセルは脇として十分良かったと感じた。しかし主役のジョシュ・ルーカスは未だ貫禄が無いですねー。ナイスガイは表現できても薄い。皆そんなには頼りにしてない描き方も問題。カート・ラッセルで良かったんじゃないですか?メインは。大急ぎで転覆から脱出までなだれ込むのはどうにも薄っぺら感はぬぐえません。出だしは直ぐに転覆なのも問題だし全然船の大きさも航海のわくわく感もなく、まるでTVドラマを見るようだった。各キャラクターの背景描写ものすごく簡単に粗末に終わってしまう。そうなってしまうとどこに感情移入するかはパニック感に期待する以外無く、ダクトのシーンは良かったが後はお決まりの海洋パニックシーン。そう言えば最初に船底(上)へ行こうとする動機も薄かったなー。細かいところに気を使わずに単にパニック映画として監督さんは作っちゃったみたいですね。カート・ラッセルとドレイファスがもったいなく感じます。 [映画館(字幕)] 5点(2006-11-25 02:44:22) |
9. ボーン・アイデンティティー
期待が大きかっただけにもっともっとハラハラさせられたかったんですが、スター映画のようなストーリーとか演出とか関係の無いマット・デイモン映画だったと僕は思います。やはり、敵が弱すぎというかマットが強すぎなのがいけないんだと思います。 4点(2004-03-01 01:54:15) |
10. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 なんと言ってもアーネスト・ボーグナイン。救助される時に船内を振り返って見せる表情が焼きついています。まさにパニック映画の名作ですね。恐怖感と人間模様が上手く織り交ざって、パニック映画でありながら感動を覚えます。 9点(2004-02-21 01:17:46) |
11. ボウリング・フォー・コロンバイン
これはドキュメンタリーとしての新たな手法として、あっぱれ評価で満点です。もう一つ、あの時期にあの発言で自由の真価を証明しているところにも僕は評価します。身近に殺人しか用途の無い物を何故持つのか?あまりにもアメリカ=銃と言う固定概念が出来上がっていて、冷静に考えると、世界の警察と呼ばれる国があまりにもおかしな風習を持ち続けるのかと改めて考えさせられた映画です。しかし、内容はお説教じみている訳では無く、面白おかしく皮肉たっぷりに丁寧な説得という感じで、自分の意見を他人に受け入れ易いよう気遣っていると思います。ドキュメンタリーのテーマの割には最後迄疲れないで見れるところもいい。 10点(2004-02-21 00:54:06) |