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1.  母性
<原作未読>いやはや。。。これに共感できる人ってほとんどいないんじゃないだろうか。だけど、映画としてつまらないかって言われるとそういう訳でもなく、変な人たちの変な言動をそれなりに興味を持って観ていたような気がする。母視点、娘視点から同じ出来事を描いてみるとかエンタメ性もあり退屈はしなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-09-13 21:02:15)
2.  ホテル・ムンバイ
実際に起きたテロ事件の映画化であることから恐らく救世主、ヒーローは現れないのだろうという諦めが怖さを増幅させる。ドラマを持たせた人物でも無慈悲に殺されていき、なかなかキツイ映画ではあったが、アルジュンの被り物の話であったりはいちいち頷きながら聞いていた。極限状態での人間ドラマだ。最初にヒーローは現れないと書いたが、客を見捨てることはできないとホテルに留まった従業員はヒーローと呼べるかもしれない。多くの犠牲者が出たが、最後は少しだけホッとできて良かった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-15 22:39:02)(良:1票)
3.  本能寺ホテル 《ネタバレ》 
どういうわけか「本能寺の変」の前日と繋がっているエレベーターに乗ってしまい、信長と出会った主人公。逃げたり、遊んだり、いろいろあって、最終的には歴史を変える決断をし、信長に光秀謀反を伝える…というお話。しかし信長はあえて歴史を変えない判断をするが、この理由がちょっといい話。しかしながら、未来人から得た謀反情報で、秀吉の天下取りをアシストする文を書き、自らの後継者に仕立てるのは、歴史をいじらないとの意志に反するはず。いやいや、倉本繭子自体が今の歴史を作った一部ってことになるのかな? 中国大返しの種明かしになってるのはお洒落ではある…。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-12 23:03:27)
4.  ぼくは明日、昨日のきみとデートする 《ネタバレ》 
<原作未読>2時間あっという間で面白かったけど、正直こんがらがっている。雰囲気良かったし、感動的な感じもするけど、全部飲み込めた感が未だ無くて、7点どまりになってしまった。内容は言ってしまえばSF。大して説得力もなく、荒唐無稽だけど、彼にとっての最初は、彼女にとっての最後を意味し、映画冒頭にクライマックスが訪れていたなんて、なかなか面白い。25歳と15歳が恋に落ちるわけにはいかないし、30歳と10歳じゃほぼ親子。一生の中で、たった一度だけ恋人でいられる30日間のために、お互いが運命とやらを生きていくんだな。難しいことはよく分かんないけど、小松菜奈がとても魅力的に撮られていたし、舞台となった京都の街並みも美しく、なんとなくいい映画だったな~とは思ってる。あとエンディング曲も良かった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-10-25 00:01:44)
5.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街 《ネタバレ》 
宇宙植物?による静かな侵略を描いた映画。乗っ取られた者が増え多数派を形成すると、少数派を危険分子として弾圧し始める…。主人公の「侵略は始まってる。次は君らの番だ!」という叫びは冷戦の真っ只中だった当時においては、とても身近なものとして感じられたことだろう。しかし、寝て起きたら乗っ取られているという設定はやや面白みに欠ける。複製がオリジナルに直接手を下すなりした方が怖いだろうし納得もいくのだが、侵略は加速度的に進むことを表し、絶望を見せるという意味では良かったのかな?。いずれにしても面白い映画ではありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-03 20:13:50)
6.  ボディ・ハント
この映画はかなり早い段階で秘密を明かしてしまうので、この先どうなることかと思ったけど、ちゃんと二段階の構成になっていて、核心部分が明らかになったとき一応ぞっとできたので及第点です。その後はお決まりの流れといったところだけど暗闇での演出は良かったと思う。懐中電灯の調子が悪いのにもちゃんと意味がある訳だ。サブキャラでは警官が頑張ってくれたけど、事態を把握した時点で応援を呼ばなかったのは初歩的なミスでしょう。主演ジェニファー・ローレンスについては決してカワイイとは思わないものの、あのムチムチした体はいい。そういう点も含めて(?)暇つぶし程度にはなると思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 23:34:17)(良:1票)
7.  ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>
大学1年からの付き合いで20年目の二人。子供も3人。それくらいの夫婦なら大体こんなものだと思うから、「ホール・パス」と言われても微妙な感じ。せっかくの機会だから羽目を外してほしい気もするが、浮気したらしたで後味悪くなるんだろうし。笑える場面はあるけど、全体的には楽しい映画ではなかった。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-20 19:40:53)
8.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
人違い誘拐発生。タウンゼント(ヴァンダム)の目的は? キャプランは何者で、今どこにいる? そしてロジャーの運命やいかに…と興味を引く冒頭からの流れだったが、ヴァンダム側の立場から物事を見ると、人ひとりを殺すのがそんなに難しいだろうかと思わずにはいられない。チャンスはいくらでもあった。ロジャーを隠れる場所が無い広大な畑地に呼び出しておいて、飛行機から攻撃するなんてのはその象徴で、あまりの効率の悪さに苦笑い…。こういうのはご都合主義として映りイメージが悪い。イヴ救出は面白かったが、大統領の顔が彫ってある岩での攻防はイマイチ。みんな動きが鈍いからね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-01 12:15:24)
9.  暴走機関車 《ネタバレ》 
脱獄のスリルに比べると機関車パートはややぬるい。幸いなことに雪が積もっており、いざとなったら飛び降りればいいと思っちゃう。いくら釘を刺されても、黙って死を待つくらいならダメもとで行動するだろうと。しかし、マニーの最期はなかなか面白かった。所長は自分の手で殺し、機関車は止める。でいいのに、あえて死を選んだ意味とは? 若いバックを犠牲にしてでも助かろうとした自分が嫌になったのかもしれないし、単にアメリカ人が好きな英雄的展開にしたかっただけかもしれない。でもあの表情は生きるか死ぬかを自分で選べる「自由」を噛み締めている顔なんじゃないかって気がした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-23 18:38:39)(良:1票)
10.  放浪記(1962)
原作未読。ふみ子は男運が無く、仕事も長続きしない。だから当然貧乏だし、苦労も多い。一方でふみ子が持つ強さというか図太さが面白くもある。刑事にしょっぴかれても平然とした顔で「面白いわ、何でも経験になって」と言ってしまうあたり、苦しい環境で生きてきた女の強さと、作家の気質がよく表れていたんじゃないかと思う。そんなふみ子を高峰秀子が演じたわけだが、何だかいつもと違う感じで驚く。高峰秀子が「高峰秀子オーラ」を消しているというか、そこにいるのは大女優ではなく、ふみ子なのだと思える出来。脇も田中絹代、宝田明、加東大介、草笛光子、仲谷昇、伊藤雄之助などまさに適材適所な配役で素晴らしい。小林桂樹は無駄遣いかもしれないが、それはそれでありがたい。ちなみに「でんぐり返し」は出てきません… ちょっと期待してたんだけど。
[DVD(邦画)] 8点(2011-09-13 18:38:08)
11.  ぼんち
市川雷蔵+豪華女優陣を見てる分には楽しいが、喜久ぼんと何人かの女たちのエピソード自体はそれほど面白いとは思えなかった。大正時代?~昭和初期までのしきたりや考え方などを知る意味では悪くない。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-04 12:31:40)
12.  ボルベール/帰郷
そう来たか、という映画だった。娘さんの件は正当防衛だと思うし、そうならなくても重罪になることはありえないので、「お母さん、馬鹿なことはしなさんな」とか思って、ここから最後までこのテーマで行くとしたらきついな~と感じたのだが、物語は意外な方向へ進んで行き、最後には家族の絆に心が温まるじゃありませんか。重すぎず、軽すぎず、堅すぎず、馬鹿しすぎず、ぎずぎずうるさいけど丁度良かったと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-08 20:10:18)
13.  ボディガード(1992)
アカデミー賞の授賞式が舞台になっているのに、どちらかといえばゴールデンラズベリー賞にご縁があったという本作。でもそんなに嫌いではないな~。三十郎(三船)や日本刀など日本人には嬉しい演出あり。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-15 21:05:52)
14.  ポリス・ストーリー/香港国際警察
男も女もベテランも若手も関係なく、みんな一歩間違えば病院送り級の凄いアクション、、これは尊敬しちゃいます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-25 17:34:32)
15.  ボルト
悪くはないが、当たり障りのない優等生的な印象はある。CGアニメ創成期は映像だけで感動できたものだが、今やそういう時代ではないし、少し前に見たカールじいさんに続き、無難続きでちょっと飽きたかもしれない。トラヴォルタも時々おじさんの声が出ちゃうから、いまひとつ合ってない気がする・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-25 17:33:12)
16.  ボーイズ・オン・ザ・ラン 《ネタバレ》 
原作漫画は未読で、正直前半の下品な感じに先が思いやられたが、電話での宣戦布告から一気にボルテージが上がった。あしたのジョー(も、よくは知らないけど)ばりに熱血スポ魂モノみたいで燃えないわけにはいかない、ビールばっかり飲んでたおっさんの本気も凄くいい、だんだん様になってくる田西、必殺・名刺作戦も考えて、いよいよ青山をボコボコにする時が来たのだ! と、思ったら、人生甘くないな~。見事に返り討ちに遭いボコボコ、しかもその後ちはるにとどめの一言を食らって涙目という凄いオチなのに、不思議と後味の悪さは無かった。雑草魂を持った田西は立ち直ると思えたし、「大脱走」じゃないけど、何かに真剣になってた時期は後から考えると凄く良い日々になるんだよな~。殴られても踏んづけられても田西みたいに強く生きていけたら・・・ そんな風に思いました。 
[DVD(邦画)] 8点(2010-11-17 23:46:07)(良:3票)
17.  ホテル・ルワンダ
事実だと認めたくないほど重く、怖い。そして悲しい。ジャーナリストやカメラマンを含む外国人が去っていく時の絶望感は異常なほどで、これから始まるであろう悲劇を想像すると胸が締め付けられるようだった。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-09 20:09:06)
18.  ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
遥にとって手鏡は母との思い出の品というだけであって、命の危険を冒してまで取り戻そうとする気持ちが理解できない。「一応派手にやっとくか」的な中身のない追いかけっこも楽しめませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-08-11 18:50:38)
19.  ボーイズ・ライフ
実話だから当たり前とはいえリアルだ…。実際ドワイトみたいな人は結構いると思います。逆に言えば大層な題材ではないという事だが、それでも面白く見ることができたのはやはりデ・ニーロの力が大きい。車中での豹変から一気にひきつけられた。トビー役のディカプリオも負けず劣らずの熱演だが、少し残念なのは設定年齢よりずいぶん幼く見える点。でもディカプリオは当時18歳か19歳だったらしく、またまた驚いた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-13 18:31:18)
20.  亡国のイージス
船が占拠された時には日本版ダイ・ハードを期待してしまったが、やはり無理があったようだ。しかしアクション映画を苦手とする邦画にしては頑張った方かな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-05-30 21:57:04)
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