1. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 見ているときはハラハラしたけれど、映画館を出てしまうと何も残っていない、時間をつぶすのには、まあ損にも得にもならなかったかな、という評価です。ポセイドン・アドベンチャーと比べるから、余計に辛口になるのかもしれませんが、人間模様が希薄で、数少ない親娘関係もアルマゲドンの二番煎じだし、カンカンカン!は一体何のためにあのシーンがあるのか理解できませんでした。アドベンチャーでは一気に解放感が得られる重要な場面だっただけに、意味のない使い方をするなよ、とちょっと腹が立ちました。 映像では、冒頭でポセイドンが進む場面の波がさざ波みたいで、CGをうたい文句にしている割にはお粗末です。あれくらい大きな船だと、ビルの3階くらいの波とうねりが起きるものです。あと最後に沈むときに、ひっくり返っていた船が一旦元に戻ってから海中に消えていくのも、どうしたらあんな事が起きるのか理解できません。 [映画館(字幕)] 5点(2006-07-04 18:01:23) |