1. ホット・ロック
全体にただよう徹底した「軽さ」が、もう最高です。具体的にどこがどう笑いのツボなのか、全然わからないのに、とにかくおかしい。画面からぷんぷん匂うB級っぽさも良し。イエーツ監督、まさに職人芸です。 [地上波(吹替)] 8点(2008-11-19 21:22:31) |
2. ボーン・アルティメイタム
民家の窓から窓へ飛び移りながら移動するシーンは、なかなかおもしろいアイデアでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 18:29:57) |
3. ホワイトナイツ/白夜
《ネタバレ》 公開時以来、観るのは2回目でした。ダンスシーンを強引に何とかストーリーに絡めて挿入しようとする意図と苦労はわかるけど、結局成功していなくて、唐突としか思えないところが、映画の出来として減点です。ハインズが一緒に逃げる気になった動機も弱い。市場をうろうろしててもだれも見張ってないのも不自然だし、都合よくアパートの壁から棒(!?)が生えているのもどうかと。最初のアイデアからディテールを詰めることが出来なかったんでしょうか。公開当時は、着陸シーンが意外にリアルだったのにびっくりしましたね。 [映画館(字幕)] 4点(2008-06-21 19:45:17) |
4. ホリデイ
《ネタバレ》 「家の入れ替わり」が元でドタバタする話なのかなーと思ってたら、家が入れ替わったことは全然ストーリーに絡んでませんでしたね。旅先でわざとらしい出会いが起こる、よくあるパターンを2つ並べただけの、退屈な映画でした。それに、そもそもこの主人公にどうしてこんなに時間と金の余裕があるのか、全く納得できないので、ストーリーの薄っぺらさが際立ってしまってました。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-29 18:38:04) |
5. 冒険者たち(1967)
船の上の3人のシーンがとっても楽しそうで、観てるだけで幸せな気分になれます。「3角関係」映画としては、「明日に向って撃て!」より上質な感じ。ただ、ドラマとしては意味不明の場面も多いし、音楽もつぎはぎだらけな印象が強くて、夢中になって観るような映画ではないかも。 [地上波(字幕)] 6点(2007-08-02 21:47:44) |
6. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 主人公をヒーローとして扱っているけど、その行動のほとんどが身内のためのものなので、ひどくギャップを感じました。ラスト、逃げる人で一杯のバスを止めてまでして姪っこを助けに行くシーン、感動的な場面で終わらせたかったのかもしれないですが、とても利己的な行動に見えてしまって、興ざめでした。無理してドラマを作らなくてもいいから、ドキュメンタリー調にまとめたほうがいい作品になったのに、と残念です。密告しにいく悪役のホテルマンのキャラクタにも無理がありましたね。映画としての出来も、「キリング・フィールド」や「遠い夜明け」のような印象的な演出はなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-02 18:41:16)(良:1票) |
7. ボーン・スプレマシー
手持ちカメラで迫力を安直に出そうとする演出は嫌いなのですが、最近の傾向だから仕方ないのか。前作を見ていませんが、主人公の落ち着いた行動っぷりに緊張感があって、最後のカーアクションシーンも「この人ならこれぐらいこなしそう」と思わせてくれ、楽しかったです。ただ、そもそもなんでこんな大事件になっちゃうのかが説明不足なので、スパイ物としては中途半端です。デイモンの顔がどうしてもお人好しにしか見えないのも減点理由。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-30 00:14:43) |