1. 僕らのミライへ逆回転
人を殺せば観客を泣かすことが出来るとか、アクションシーンをてんこもりにすれば、観た後の満足感が得られるとか、そんな安易に作っていない。物語を簡単に考えていない。でもそれは逆にとても難しいのではないだろうか。ゆったりとした等身大の日常に、非日常の要素が絡み合い、そしてひとつになっていく。そのリズム、撮り方、エンディングと、近年観た映画の中では似た映画が思いつかない。それだけのオリジナリティがあって、感動を与えてくれるなんて、素晴らしい映画。ぼくは映画関係者ではないけど、映画関係者に観て欲しいなあ。 [映画館(字幕)] 10点(2009-01-28 20:45:41)(良:1票) |