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1.  ホームレス中学生 《ネタバレ》 
たむちんと呼ばれる中学2年生。夏の日家に帰ってくると、玄関の外に見慣れた家具の数々、玄関には"差し押さえ"と書かれたテープ。兄と姉も合流し、最後に父が帰ってくると「解散!」の一言でわけも分からずホームレス生活が始まった・・という話。  原作は、お笑いコンビ"麒麟"・田村裕による自叙伝『ホームレス中学生』。200万部を超えるベストセラーになりましたねw これを、小池徹平を主役に据えて、兄役にお笑い"キングコング"の西野、姉に池脇千鶴、父親にイッセー尾形、母親に古手川祐子を配しています。  本の表紙やフライヤーでも使われているように、空腹に耐えきれずに段ボールを食べるエピソードが売りなんですが、これはちょっと齧った程度だそうで、ホームレス生活自体も1週間かそこらじゃなかったかな?  まーどちらかといえば、周りの親切・人情話で泣かせるジャンルです。 実際、自分に振りかかったら大変だろうなぁと、普通に寝て食べられる生活を幸せに思わせますw  画的にはもちろん小池徹平の主役が集客力あるだろうし興行面を考えれば分かりますけど、田村裕と小池徹平じゃリアリティにギャップあり過ぎですよねw 最近はおバカや貧乏キャラが前面に受け入れられている時代なんでしょうか。。  
[試写会(邦画)] 6点(2008-10-16 23:48:58)
2.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》 
 独りぼっちで20歳の誕生日を迎えた大学生ジローは、自分への誕生日プレゼントを探している。そんなとき、こちらを窺う女の子が目に入る。独りレストランでパスタを食べていると、さっきの彼女が近づき席に座って話しかけてきた。なぜか一緒にドタバタな数時間を過ごしたあと、突然彼女はサヨナラを告げ姿を消してしまう。そして1年後の誕生日に再び彼女が現れた。しかし、似ているけど以前の彼女と何かが違っていた。なんと彼女は未来のジローが造り寄こしたサイボーグだった・・という話。   監督は、「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン。観た方は分かるでしょうが、典型的な韓流コメディな導入部で始まります。冴えない男に可愛いけど浮世離れして暴力的な女の子。この監督のパターンです。 確かに冴えない感じの小出恵介はハマリ役なのかな。「猟奇的・・」でいう キョヌに似ている感じはありかも。逆に女の子役には、どんなひどいことをして迷惑掛けまくっても許されちゃうくらいの可愛さが必須。監督が選んだのは綾瀬はるか。韓国でも受けそうな配役なんでしょうね。   ロケ地は神戸を多用している感じ。レストランや中華街なんかも出てきます。でも話では東京という設定なんですね。現れるところやその他所々ですぐ分かるでしょうが、今や米国州知事の出世作「○ーミ○ーター」を下敷きにしてます。良く言えばオマージュ、悪く言えば○クリな感じです。這うシーンは1、守りにきたという設定は2ですよねぇ^^ すなわち、「猟奇的な彼女風・○ーミ○ーター」ですw 多くのタイムマシン・タイムトラベル作品が、話を整合させるのに苦労してると思われるのに、この作品はあまり気を使ってません。ラストから戻って考えると話変わっちゃってうまく繋がらないし、考えれば考えるほど整合性は取れません。でも元々タイムマシンものは絶対辻褄が合わないのだから、これでいいのかも知れませんが^^;   なんと言ってもサイボーグ役が肝です。無機質な感じでいながらアップの顔は可愛くスタイルも良い。瞬きも出ず、寄り目を多用したり、ロボットダンスをしたりw 綾瀬はるかはそれらをクリアして頑張ってたと思います。本人も雨降る中で瞬き禁止は辛かったと語っていましたw  綾波レイばりのルックスに男の方は心奪われる人多数かもw 彼女の代表作の一つにもなりそうですね^^   
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-03 18:55:46)(良:3票)
3.  ぼくたちと駐在さんの700日戦争 《ネタバレ》 
最近のトレンドともいえる、ブログのエッセイが映画化された作品。米国の「ワールド・トップ・ブログ」でユーモア部門の1位を獲得しているらしいです。 http://700days.blog69.fc2.com/  時代はインベーダーが流行った1970年代。主人公の高校生ママチャリには市原隼人。相対する駐在さんには佐々木蔵之介を配し、脇を、石田卓也や冨浦智嗣、麻生久美子などで固めます。実際に700日なのかは分かりませんが、主人公ママチャリの高校生時代、悪戯で対抗する日々の一部分を切り取った時間ということなのでしょう。ブログのエピソードを貼り付けている感じw まー悪戯と言っても全くドロドロしたものはなく、コミカルな仕掛けをやりあうので、アットホームに進んでいきます。 花火のエピソードは、ちょっと強引ながら、関係を近づけ収束させるもので、続編を期待させる形になってます。あれだけの花火が40万円てことはありえないんですけどね^^; あんな高校時代を過ごすのも面白かっただろうなぁと思わせますw  
[試写会(邦画)] 7点(2008-03-15 02:11:28)
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