1. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 細かい疑問点がいくつかあったものの原作は1950年代に書かれた短編小説を元に作られたというのだから驚き。 理屈っぽい映画だけど面白かったです。 主人公の息子が助からなかったのは悲しかったです。 コリン・ファレルは、あまり美味しい役とはいえなかったですね。印象薄かった。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-07-17 23:42:29) |
2. ママの遺したラヴソング
《ネタバレ》 タイトルのママが存在しない形で、ママがどれだけ沢山の人に愛されていたのか、それがイマイチ伝わりませんでした。 スカーレット・ヨハンセンは綺麗! ジョン・トラボルタは、どんな役でもこなす私の大好きな役者です。 でも、詩人の引用を口にしたセリフが多く、字幕スーパーだけで理解しようとすると間延びしてしまいます。 少女と二人の男たちが親密になっていく過程、人物設定もご都合的でした。 でも、こういう「お約束映画」でも、ちょっと涙してしまったのは久々でした。 トラボルタが死んだのは、冒頭、酒瓶を持ちながら歩く彼の足元が、片足が革靴で、もう片方が、ぞうりだったのが伏線だったんですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-20 18:09:56) |
3. マラソン(2005)
《ネタバレ》 可でも不可でもない評価が沢山目についたが、私も同じ感想を持った。 しかし、日本で作られるテレビ局がスポンサーについたドラマよりは価値があると思う。 私自身、障害者で今は一人で生活しているが、自閉症の子供を持つ母親の苦労というものは想像以上に辛いと思う。 しかし、本作では、その母親の苦労は周囲からの冷たい視線ばかりが多く見られ、もっと他に辛いことはあるだろうにと、ツッコミを入れたくなる。 プールに溺れた母親の視線から映る息子の姿をきっかけにストレスが爆発したのだろうか?突然マラソンを否定する母親の気持ちがイマイチ感情移入できない。 実話、実話といえば感動すると思ったら大間違いだ! 本作の宣伝マンのセンスを疑ってしまう。 マラソンに再起してから、スーパーマーケットや地下鉄の駅、草原でシマウマと走ったりする演出は失敗だと思う。 私は見過ごさなかったが、駅でチカンされた女性と青年を殴った男まで応援していたのにはマイッた(笑)。 全編通して、父親、弟、コーチの描写が中途半端。実話にこだわらなくても、母一人子一人にしてしまえばいいかと思う。 [DVD(吹替)] 6点(2010-10-26 00:45:44) |
4. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
とても楽しみにしていたので、敢えて、このサイトは覗かずに観賞しました。 亡くなるのを知らないのに、よくここまで映像を残しておいたなぁと思いました。 過去のライブのリハーサルも全て残しているのではないでしょうか 新宿の映画館はデジタルだったので最高の音響で観賞することができ、2時間はあっという間に終わってしまいました。 フルコーラスがほとんどないのが、ちょっと残念です。 正直今度はいつ来日するのだろうと思うくらい、終始「死」のカラーを感じさせませんでした。 某テレビ局で放送された娘さんのメッセージがなかったのも理由の一つだと思います。 製作は完璧です。 しかし、今後発売されるDVDは、きっと特典として「劇場未公開映像」をおまけとして高額な商品を発売することでしょう。初回限定版が出ればどうしても欲しい作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2009-11-24 06:42:50) |
5. マンマ・ミーア!
《ネタバレ》 サントラを聴いた時は、凄くいいと思ったのに、映画だと凄く下手な歌に感じたのは何故なんでしょう? 一回目は吹き替えで鑑賞したのですが、歌も吹き替えの人たちが歌っているのかと思うくらい、違和感を感じなかったです。 ミュージカルって、ストーリーの辻褄にこだわらない方がいいと思います。 その点は考慮して素直に楽しめましたが、ラスト、おばちゃん三人のメドレー2曲は衣装も含めて、ちょっと寒かったです。思わず目をそむけてしまいました。 日本のおばちゃんたちに影響及ぼしかねないので、ほどほどにしてもらいたいです。 [DVD(吹替)] 6点(2009-07-09 02:04:15) |
6. マレーナ
男と女の根っからの「本音」を描き切っています。主人公の少年を一番理解しているのは誰か、人物全てがユーモアたっぷりに描いていて、何度鑑賞しても飽きない映画です。 コメディではありませんが、全編、可笑しくてしょうがないです。 男性と女性の感想が全く違ってくる映画ではないでしょうか。 女性は、どれだけマレーナに…いや、それよりも、美しいマレーナに嫉妬する女性(おばちゃん)たちを自分に重ね合わせることはできるのでしょうか? 女性の方々に言いたい! マレーナに罵声を浴びせる女たちは、貴方たち、女性を映している鏡です。素直にそれを認めましょう。 この監督は鑑賞する側に皮肉な投げかけをしていますが、私は監督のそういう感性が大好きです。 しかし、こういったテーマは、日本では企画の段階で却下されるでしょう。 正直に生きる男性のみが賛同する映画だと思います。 因みに、ディレクターズ・エディションのDVDは、少年が想像するマレーナとのエロシーンが約10分追加されたものです。といっても私にはカットしなければいけないほどエッチなシーンとは思えませんでしたが……。 少年役の子はこの映画だけ出演して、また一般人(高校生)に戻ったということですが、一番綺麗だった頃のモニカ・ベルッチとあんなことができるなんて、全く「やりにげ」状態に思えてなりません。嗚呼、うらやましい……。 このバージョンには、吹き替えがないのが残念ですが、通常バージョンでもスケベさは充分伝わってくるのは監督の技量だと思います。 [DVD(吹替)] 10点(2009-07-07 23:59:29) |