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21.  間違えられた男 《ネタバレ》 
冤罪事件を対象とした映画は数あれど、拘置の細かい手続であるとか、護送の際の一連の風景であるとかをここまで丁寧に描出した作品って、ほとんどないのではないだろうか(後に周防監督が「それでもボクはやってない」でその究極を実現しましたが)。また、取調官が、わざとらしく怒鳴ったり威嚇したりするのではなく、あくまでも「真剣に間違っている」だけなのが、現実的な恐怖をにじみ出させている。そんなわけで、前半はヒッチコックらしからぬ正統的社会派系の内容なのですが、後半は今度は奥さんの錯乱に一気に焦点が移動して、しかもこれはこれで出来が良いため、結局何がテーマなのかが分からなくなっている。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-04 00:57:49)
22.  マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ
どういうわけか、主人公が少しも魅力的に見えない。何でかというと、頭で考えた演出の上で、頭で考えただけの芝居しかしていないからです。これは何かに似ているな~と思ったらウッディ・アレンの諸作品だったりするのですが、あそこまで空気を読まずに振り切ってしまうとそれはそれで一つの完結した価値はあるのですが、そこまで踏み切れてもいない。よって、展開をどう捻ってこようが、説得力がないのです。イーサン・ホークもどう演技していいのか困っている感じだし、ジュリアン・ムーアの演技も手先だけ。
[DVD(字幕)] 3点(2020-11-28 00:30:33)
23.  マン・オン・ザ・ムーン
カウフマンの芸自体は、別に面白くも何ともない。しかし、話が進んでいくうちに伝わってくるのは、この主人公は、「面白い(と自分が考える)ことをする」というその一点については、痛ましいほど誠実であるということ。ギャラよりも、華やかな番組よりも、彼が求めるのは、目の前のお客さんを笑わせて(引っかけを含む)一緒に楽しくなることであった。だから、かりに本当に周りにいたら不愉快極まりないかもしれない彼の言動も、いつしか自然に心に染み渡ってくる。
[DVD(字幕)] 6点(2020-10-11 01:29:07)
24.  マイ・ブラザー(2004) 《ネタバレ》 
とりあえず対照的な(という設定の)兄弟のお話。片方は優等生、片方はアウトローというのが定番すぎるのはまあいいとして・・・まず、そもそも風貌が弟の方が兄にしか見えない。また、この設定だったら、視線は兄からでしょう、そっちが「まっとう側」なんですから。それから、前置きにすぎないはずの高校時代で前半まるまる(1時間弱)を使うというのも、バランスが悪すぎ。それと、食堂の息子は、あのように使うんだったら、それまででもっと伏線的に出しておかないと機能しないでしょう。と、あちこちで分かりやすいアラが目立って、とりあえず作った感が満載になってしまいました。
[DVD(字幕)] 3点(2020-08-01 22:40:56)
25.  万引き家族 《ネタバレ》 
設定とタイトルからすでに嫌な予感がしていたのですが、やっぱり、描写がどこまでも作為的で、役者以前に監督と脚本家の存在が(といっても同じ人ですが)前に出てきてしまうような感じで。「私は万引を善とも悪とも決めつけず、あくまでも客観的描写に徹しますよ~」というアピールが、かえって透けて見えてしまっているのです。それと、樹木希林と松岡茉優の役は、やっぱりいらなかったんじゃないだろうか。主役の2人の存在とはかみ合っているようでかみ合っていないし、むしろ装飾にしかなっていない。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-04-07 01:27:40)
26.  マザー!(2017) 《ネタバレ》 
中盤くらいで、「なるほどこれは、人が集まるとゾンビより怖いという趣向か」と思いながら見ていて、赤ちゃんが奪われるあたりでやっとこさ「ああこれ、神とマリア/キリストの話だったのか」と気づきました(クレジットもきちんと"Him"ですしね)。ただそれならば、バルデムはネタバレした後でも悪魔にしか見えないし(おい)、もっと一見して善人っぽい人をキャスティングすべきだったし、逆にローレンスはどうやってもそういう「歴史上の母親」っぽくは見えない。あとそれ以前に、ローレンスのアップばかり追うカメラも、もう少し何とかすべきでした。コンセプト自体は面白いのでこの点数。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-02 22:35:38)(良:1票)
27.  真夜中の銃声
ベースはどろどろのメロドラマなのに、中途半端にサスペンスっぽくしようとしていて、しかも主人公の行動がほぼノーガードなので、状況に対して何かを切り開いていく楽しみという要素にも乏しく、作り手に都合の良いだけの展開となっている。まあ、K・S・トーマスのご尊顔が全編にわたって存分に拝めるところは貴重でしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2019-12-03 01:43:24)
28.  マイ・ファニー・レディ 《ネタバレ》 
若手女優がインタビューを受けて過去を回想する、という何気ない出だしから、するすると話がどこまでも進んでいく。かなりのハイペースで展開しつつ、出てくる人はどれもこれもアホばっかり。最初はまともそうな人も、やっぱりアホ。という、ボグダノヴィッチの名前からはにわかに信じがたいような作りなのですが、ウッディ・アレンっぽくもありながら、さらにこれは製作で出てきているウェス・アンダーソンの色ではないでしょうか。で、脚本はなかなか周到で、上げ下げや押し引きのバランスも整っているのですが、ここぞとばかりにみんなが自然と集結していながら、そこで思ったほど何も起こらない(しかもそういうくだりが3回くらいある)というのは、ちょっと物足りない感じでした。あの辺はもっと引っ張ったりぶつけたりしてもよかったんじゃない?
[DVD(字幕)] 6点(2019-11-14 02:35:09)(良:1票)
29.  マネーモンスター 《ネタバレ》 
導入部では、まあ大体定石通りの展開なのかな?と予想していましたが、意外に悪くありませんでした。MVPは犯人をさんざん怒鳴りつけてあっさり消えるあの彼女さん。普通ならここで涙の説得か何かが入って、それを契機に次のステップへ・・・なのですが、台風のように全部破壊し尽くして去ってしまいました。その後の、犯人も局関係者も警察も含めた「どうすんだよこれ」感がたまりません。あと、座ったまま指示だけの芝居を続けるジュリア・ロバーツもなかなか楽しそうでした。それに比べるとジョージ・クルーニーはちょっと大物感がありすぎて、この役に要求される出発点としての軽薄さや小市民感が少し足りない感じ。20年くらい前だったらはまり役だったのでしょうけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-06 01:02:25)(良:1票)
30.  マンチェスター・バイ・ザ・シー 《ネタバレ》 
病院に駆けつけたシークエンスに顕著な、「ただの医師や看護師とのやりとり」にじっくり時間をかける丁寧さ、そして「間」を恐れない迷いのなさ。ここだけで名作の予感が漂ってきます。中盤では秘められた過去が明かされてステージがせり上がり、終盤の元妻との再会シーンも感動十分。と、この辺だけ見てれば凄い感動作なんだけど、どうもラストに向けて萎んでしまう印象が漂っているのは、これだけのドラマの重みの解決として、ボストンに帰ります、というだけなのが何とも浅いから。それと、パトリック役の人はやっぱり演技があまり上手くないと思うし、逆にミシェル・ウィリアムズの出番はもう少し欲しかったと思うぞ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-05-25 01:42:10)
31.  マッキントッシュの男
主人公も周りの人たちも、妙に行動が回りくどい上に、結局何がしたいのかさっぱり分かりません。あれこれひねってこようとしているのは分からないでもないですが、それならもっと伏線を張るなり演技に工夫するなりしないと、制作側の都合の良い方向に動かしているだけになります。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-02-22 23:55:32)
32.  待合室 -Notebook of Life-
最初の15分くらいで、これは、待合室にノートを置いた時点で、制作側が目的を達してしまっているな、と思っていたら、結局最後までそのままでした。まず、ノートの中身そのものに深みがなく、そこから繰り出される人生に広がりがないので、そもそも映画上のツールとしてのノートの意味がありません。また、そこに至る主人公ないし周辺人物の背景についても、どこまでも通り一遍であり、ノートが導き出される必然性がないので、その点からもノートの意味がありません。そもそも、場所が待合室であるべき必然性についても、作品の中からは見当たりませんでした。
[DVD(邦画)] 3点(2019-02-12 23:44:53)
33.  マイ・カントリー マイ・ホーム
ミャンマーの映画ってあまり見る機会がないので、期待したのですが・・・どこまで進んでも面白くならないのにびっくり。主人公の女の子も、相手役っぽい男の子も、何か目新しい造形着眼点があるわけでもなく、ただ喋っているだけです。中盤から舞台がミャンマーに移り、ルーツ探求っぽくなってくるのですが、別に何かを発見するわけでもない(前半で何も生み出されていないので、発見のしようもないわけですが)。映像の安っぽさも含めて、残念な内容でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-02-05 22:48:09)
34.  マネー・ピット 《ネタバレ》 
こういうのは、人物側があれこれ頭をひねろうとして、それにもかかわらずさらに上を行くトラブルが起こる、からこそ面白いのであって、ただ単に順々に家が壊れていくだけでは、主人公が無策のマヌケに見えてしまうだけなのです。したがって、笑いになりません。●で、そんなことよりも大事なのは、途中でちらっと出てくるメタルバンド、クレジットによれば、ホワイト・ライオンではないですか!思わず戻して確認しましたが、あー確かに、ヴォーカルはマイク・トランプだし、ギターはヴィト・ブラッタですなー。時期的に、1st発表直後、2ndでのブレイク前ですよね。しかもこの"Web Of Desire"という曲、一部しか披露されませんが、割と格好良い上に、どのアルバムにも入ってないんじゃない?ということは、ものすごく貴重ですよね。この偉業に3点。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-28 00:36:53)
35.  マイ・インターン 《ネタバレ》 
若者ばかりのスタートアップ企業に、インターンとして老人を放り込んだらどうなるか、しかもその老人とはデニーロ、となれば、どんな波乱やギャップや衝突が起こるのかつい期待してしまいますが、結局大したことは起こっていない。まわりの人の話を聞いてあげるとか、ちょっと手伝ってあげるとか、いやその程度で評価が急上昇なんて、どれだけ元の社員レベルは低かったの?とむしろ思ってしまいます。あとそれと、会社は君と一体だ的な台詞でハサウェイがうるっときてまた頑張ってしまうわけですが、トップへの業務の集中という問題は何も解決されておらず、むしろ「後続者を育成していない」というトップとしての致命的な欠点は課題として意識すらされてないわけで、この辺はナンシー・マイヤーズの限界ですね。結局は、デニーロとハサウェイの個人技に多くを頼っていますが、その辺の役者だったら、目も当てられなくなっていたでしょう。もっとも、デニーロは、ひたすら渋く地道に決めまくるという役柄が久々で面白かったのか、とりあえず楽しそうに演技はしています。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-09-29 01:13:00)
36.  マクリントック
ウエスタンの皮を被ったホームドラマでした。喧嘩やら討ち入りやらで一触即発っぽい雰囲気になっても、まあまあみたいな感じで平和に流される。それはそれでよいのですが、一つ一つのシーンに丁寧さがないため、全体がただの継ぎ接ぎになっています。あと、笑わせようとしているかのような場面でも、全然笑えなかったな・・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-09-05 23:23:36)
37.  マイネーム・イズ・ハーン 《ネタバレ》 
いくつかの先例作品のエッセンスは容易に感じさせるが、その模倣に陥ることなく、さらに剛直な芯で一本が貫かれている。特に、「前」と「後」、すなわち入口の2人の結びつきの部分と、釈放された後の部分をきっちり描いているのが、作品に厚みを増している。主人公がやりたかったことのすべてをたった一言で凝縮したタイトルも秀逸。●気になったのは、密告を完全に「良いこと」として位置づけていること(それってマッカーシズムと同じ発想だし、そもそも、あの会話だけでは逮捕理由にはならないのでは?)。それと、最後の一言は、大統領に二人称で言わせるのではなく、あくまでも主人公の口で言ってほしかった。
[DVD(字幕)] 7点(2018-08-14 01:45:47)
38.  幻の湖
いや、あの、すみません。私、テレビによく出てた頃の南條玲子さんが大好きだったのです。それでも、こんないわくつきの作品で主演をする南條さんというのは見たいような見たくないようなで、ずっと避けていたのですが、遂に意を決して見ることにしました。●その目的からすると、案外悪くないのですよ。だって、とにかくほとんどのシーンで、延々と南條さんが見られるのですから。しかも、ランニングシーンでは、お顔が美しいだけではなく、足も長くてスタイルも非常に良い、という発見もあったりするのです。加えて、ランニング指導が、あの名ランナー宇佐美彰朗さんです。そうです、走るフォームからしてすでに美しいのです。●その一方で、再三挿入される雄琴近辺の山や湖のショットはちゃんとしてたりとか、時代劇パートになると突然なぜか進行が引き締まったりとか、そんなところもお茶目だったりします。●というわけで、まあとにかく、南條さんの美しさを存分に保存したという歴史的価値に5点。
[DVD(邦画)] 5点(2018-07-22 01:29:40)(良:1票)
39.  真昼の用心棒 《ネタバレ》 
話の膨らませ度が低いので、ただ単にガンファイトでやっつけてるだけ、になってしまっています。何とかひねろうとして父親が実は・・・のくだりを入れたものの、それも別に広がっていない。唯一ドラマを感じたのは、酔っ払いの兄貴が突然覚醒して6人組を葬るシーンでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-03-24 23:30:21)
40.  マイヤーリング<TVM> 《ネタバレ》 
導入部はちょっとごちゃごちゃしていますが、ヘップバーンが令嬢役で登場すると、やはり途端に引き締まります。そしてその後はど直球のラブロマンス一直線。さらにラストに向けても一直線。この迷いのなさは嫌いではありません。ところでこれって実話ベースだったんですね。期せずして歴史の勉強にもなりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-26 00:23:12)
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