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 > Yuki2Invy さん
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プロフィール
コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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21.  MOTHER マザー(2020) 《ネタバレ》 
ムム…かなり高度に救いの無い、胸糞の悪い映画なのは確かですね。加えて、終盤はまだしも序盤~中盤はかなり「分かり難い」映画である様にも思えます。中でもやはり、長澤まさみの母親てのが何をどう考えているのかは非常に分かり難いです(最終的には母と子の関係性はある程度「シンプルな」モノに帰着する、とは言え)。特に、決して子供より「男」の方を重視している訳でもない様に(序盤はともかく)段々と見えてゆく一方で、阿部サダヲにだけは最初から最後までかなり入れ込んでいる様に見える部分とか(まあ~荒巻全紀に抱かれた後で、ふと考えを変じてスマホのメッセージを見る…というあたり、そーいうコトなのかなあ~とも思うのですケド)。  翻って、男の子の方は比較的には分かり易い、なので共感・感情移入もし易いと言えますかね。子供が親に依存する、なんて当たり前じゃあないですか。だから逆に、あの親についていったら君は幸せになれないよ、とゆーのを子供に伝えて決断を迫る、とゆーのは、それが例え事実であったとしてもあまりに残酷すぎる(=子供に対する負担が大きすぎる)なんて思ったりしましたね(じゃあどーするのが正しいんだ!と訊かれたら、黙るしかない…とゆーのは情けないトコロではありますが)。
[DVD(邦画)] 6点(2022-02-16 22:04:18)
22.  まともじゃないのは君も一緒 《ネタバレ》 
「無知の知」とでも言いますか。男の方は当然「普通」とゆーのが何なのかは分かっていないのだケド、少なくとも自分は「普通」じゃないというコトは適切に悟って居るのであって、一方の女の子の方とて実のトコロ「普通」って何なのかコッチもチャンとは分かってない(とゆーか総じて色々分かってない)うえに、更に自分が「普通」なのかもこれまたアヤフヤしてっちゃう……という意味では、序盤は確かに成田凌の様子を笑って観てゆく感じなのですケド、中盤からは清原果耶ちゃんのアレコレの方をよりニヤニヤしながら眺める様になってゆく(逆に成田凌の誠実さ純粋さの方には好印象の方が強まってゆく)というつくりかなあ、と。二人のキャラの実際のトコロにせよ、コメディと人間ドラマを両立させているコトにせよ、かなり楽しく微笑ましく観れる作品なのは確かでしたね。若干ですケド、一本の映画に仕立てるにしては内容自体は少~しボリューム不足かな、とも感じたのですが、あくまで小品として気楽に観るうえでは気にする方が野暮かとも思います。  結局「普通」ってナンなんすかね?今作においては(とゆーか清原果耶ちゃん的には)「普通」て要は「空気が読めること」でしかないよーにも思えましたかね。確かに「読める=読むことが出来る」という意味では、読めるか読めないかで言えば読める方が好いに決まっている、とは思うのです。ただ「読める=実際に空気を読んだうえで、ソレに従って当り障りなく大人な振舞いをする」という意味では、敢えてそーしない方が難易度も価値も高いというコトだって大いにあり得るとも思うのですよ。結論的に私個人としては、空気なんて読めなくても一向に構わん!とすら思いますね(ビジネス的には、敢えて空気を読まない人の方が時として遥かに貴重で頼りになる、とすら思ってますよ)。改めて言われると結構「嫌いな」言葉、かも知れないですね(「普通」にせよ「空気読め」にせよ)。
[DVD(邦画)] 6点(2021-11-10 22:13:31)
23.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 
姉妹を取り巻く状況がかなり奇抜なワリには、コトの真相や霊的存在の正体、そしてかなりファンタジックな終盤の展開などにしても逆に結構在り来りだとも言える(こーいう幻想的なラストで泣かせに来るのはスパニッシュ・ホラーの「あるある」かも知れませんね)。  ただCG全開でファンタジックとは言え、ショック描写が禍々しくて気持ち悪くて結果そこそこ怖いのである。なので、ホラーとしてはそれだけでも十分に合格点以上ではあるし、ジェシカ・チャステインは流石になかなか良質な演技を披露してくれている。少し甘く付けてではあるが、ここら辺の評価とさせていただきたい。
[DVD(字幕)] 6点(2021-08-12 21:26:20)
24.  マペットのメリー・クリスマス<TVM> 《ネタバレ》 
クリスマス・イブの夜、窮地に陥ったマペット・シアター支配人のカーミットは絶望の淵にひとり佇んでいた。彼を救うべく、ウーピー・ゴールドバーグは天使ダニエルをその下に遣わした…と、単純な邦題からどんな話かな~♪と思って観ていたら、ド直球な『素晴らしき哉、人生!』のパロディだった。  パロディながら、カーミットがその人?生で本当に大切なモノに気づく、という辺りは中々イイ感じに感動的で、今作はかの名作を子供にも観易い様にリメイクする、というのがコンセプトなのだろうと感じるし、ある程度以上にそれは成功していると言えるだろう。ただその意味でも少しだけ残念なのが、ラストをかなりアッサリ終わらせてしまっていることだろうか。TV映画としてはキャストも豪華でかなり頑張っているが、ラストだけちょっと息切れした感がある。  しかし重ねて、全体的に決して出来は悪くない。パロディ・ギャグもふんだんに盛り込まれて楽しく観れるし、前述の豪華キャストの登場シーンも楽しい。一番目立っているのは圧倒的に悪役のジョーン・キューザック(=元ネタでいうトコロのポッターに相当する)。多彩でコミカルな表情のつくり方など、流石のスーパーコメディエンヌの仕事と言ってよいだろう。
[DVD(吹替)] 6点(2020-12-29 02:08:40)
25.  マペットの宝島 《ネタバレ》 
これもDisneyプラスで鑑賞。大昔『マペット放送局』とか面白く観てたのですよね。なのでカーミットの船長やゴンゾ、ベンジャミーナことミス・ピギー辺りには見覚えもあって、観ていて非常に懐かしく思いました。  お話は古典的児童文学『宝島』をワリと細かい部分まで踏襲しており、そこをマペットのドタバタで最後まで微笑ましく観てゆけるという手堅い作品です。副船長のキャラが個人的には中々イカしてると思いました。個々のつくりも結構チャンとしてて、掘り出し物という感じですね。  一点、Disneyプラス版は吹替付きですが、歌のシーンは英語のまま、かつ日本語字幕は全編で出せません。手抜きですね。。
[インターネット(吹替)] 6点(2020-12-12 17:15:07)
26.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
正直、残り40分くらいまでは、J・クルーニー演じるライアンがあまりに人物として完成され過ぎていて、これは物語にはなっていない、と感じていたのですね(主人公がナタリーならまだ話は分かるのだけど、くらいに)。しかし、残り30分はある意味怒涛の展開で、ライアンの人生に転機が訪れ?ます。普通に考えれば、1000万マイルを達成することにも、それを達成する程に飛び回ってする人切りの仕事にだって、人生を託すに足る意味があるとは思えません。それに気づいたナタリーは、さっさと仕事を辞めて人生を変えにゆくのです。  しかし、それはナタリーが若いから意味のあることで、50絡みのライアンに可能なこととも思えません。人生の何に意味を見出すか、なんて宗教みたいなもので、万人が共有できる答えなんて無い、とも言えます。ここまで来てしまったら、もはやそこは今までのそれを貫き通してゆくしかないのだ、という様なラストは、悲喜劇的でもあり、教訓である様にも思えます(もちろん、私がライアンよりもまだ多少若いからこの話を教訓と出来る、ということだとは思いますが)。  映画としては一点、ライアンの心変わりにあまり説得力のある必然性が感じられないのが少し痛い所だと思います(まあアレックスがイイ女過ぎた、ということかも知れませんが)。ただ、ラストのほろ苦い感じと、それでいて肝心な所は人・世代によって受け止め方が変わるだろう玉虫の色合いには、中々悪くない旨味がある、とも思いましたが。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-07-05 04:12:45)
27.  マングラー 《ネタバレ》 
プレス機に近づかなければいい話なので、中盤まではショックシーンは有れど展開自体はかなり地味。しかし終盤、悪魔が本気を出し始めて以降はかなり派手な展開で少々ビックリ。ショボいCGが使われているが、暗闇を利用して粗さを上手く消し、意外にそこそこ良い効果を上げている。加えて、圧搾グチャグチャ死体のグロ度が中々でこれも良い見どころ。まずまずのホラー。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-02-04 20:36:00)
28.  卍(1983) 《ネタバレ》 
まず、内容を原作から大分変えた点は、思い切って綿貫をオミットして夫婦+光子の三角関係に絞ったのは悪くないアイデア。ただ個人的には、異常に取って付けな導入部分は少し無理矢理が過ぎると思う。キャラ設定も若干変わっており、園子の方が妖艶(かつ豊満)な高瀬春奈になってたり、光子はサバっと天真爛漫な樋口可南子(だいぶ桃井かおりっぽい)になってたりするが、両人ともまずまずな出来かと思う(特に高瀬の情念籠ったジト目は中々)。ロマンポルノレベルとまではいかないがかなり濡れ場が多いのも(乳尻放り出しまくり)評価できるポイント。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-12-21 02:32:46)
29.  また逢う日まで 《ネタバレ》 
文学的で繊細で、率直に「軟弱」な主人公といい、コテコテのメロドラマ展開といい(その割に男女のシーンは他愛ないお喋りがタラタラと続く印象で、その意味でも古風)、加えてかなり古臭い演技など、現代に至っては「古典」と言うしかない恋愛映画だとは言える。ただ、件のキスシーンは実に見事な流れ&演出で非常に素晴らしいし(その後の展開で普通にキスシーンが有るのはやや勿体無い気もするが)、ラスト付近も十分に感涙もので、現代に至っても観る価値は十二分に思う。良作。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-12-18 22:33:39)
30.  マローボーン家の掟 《ネタバレ》 
これも「今までのは全部幻覚でしたあ」系というか、どうにもアンフェアな気がして(個人的に)絶対的に嫌いなジャンル。ただ、その部類ではかなり良く出来てる方(まだ許せる的な)だし、件のトリック以外にも様々な優れた工夫が施された上質なシナリオも、また、実はサイコスリラーで若干ホラーな演出の切れ味の鋭さも、更にはラストのほの寂しくも爽やかな悪くない余韻にしても、そこそこ高水準で観て損は無い(少なくとも暇潰しには十二分)。若手の役者が揃って頑張っていて好印象だが、次弟と妹は年齢にやや違和感が有る。
[映画館(字幕)] 6点(2019-11-20 21:31:50)
31.  マーベラス 《ネタバレ》 
うーん……コレもまた、観終わって思い返す内容に則ってB級アクションスリラーだと捉えるなら別に全然悪くはない⇔ケド、当初から出て来る面子…等からフツーにもうワンランク上の作品だと見做すなら完全にイマイチ、みたいな作品ですかね。主演含め、まず役者の仕事は決して悪くなかった・手堅かったとも思いますし(⇒個人的にはマイケル・キートンの諸々と「流石」な感じは特に好みで)アクションも質・量ともに決して物足りないってレベルでもなかったかとは思うのですよね。しかし、同時に諸々と、そこら中がどーにも「チープ」とゆーか、展開運びの雑さやアイデアの陳腐さ、加えてマギー・Qやマイケル・キートン演じる殺し屋のカッコ好さの「見せ方(のアイデア)」とかも、とにかく「B級的」としか言い様が無い感じのモノで揃ってた…みたいな感覚が非常に強いのでしてですね。。再度、ごく娯楽として・暇潰しに使うんなら全然ナンとかなるって感じかとは思いますが、それ以上では(決して)ねーかなと。。  マーティン・キャンベルさんは、元々「職人」系の(アクション)監督かなァ~とも思ったりはしてましたが、今作に関してはちょっと余りにも「職人」に徹し過ぎてますかね。まあ、それ自体を求められての今回の仕事…てコトだって可能性とて、全然フツーに在り得るとは思うケド……
[インターネット(字幕)] 5点(2024-06-20 15:51:01)
32.  マダム・ウェブ 《ネタバレ》 
ちょうど、ダコタ・ジョンソンがかなり思い切ったコトを言ってるインタビュー記事が出てきてしまったタイミングでの鑑賞になりましたが、私も正直「うーん……」とか「ムムム……」とか、結果的にはちょっと頭を抱えてしまう様な感覚の中で観終わったのは否めませんのですよね。まず、マダム・ウェブなんてキャラについては(元々)知ってるハズなぞ無いのですケド、鑑賞後に英語版Wikiを読む限りではそもそもも大体こーいう感じのキャラってコトで好いよーです。「未来予知」てのは一見は確かに、ヒーローの能力としては地味ではあるかとも思うのですが、ゆーてそれでもオーソドックスっちゃあオーソドックスって言って好いモノだとも思いますし、逆にそーでないとも思ったりもします。それは端的に、もし完全にコレがコントロール出来ちゃったら最早ちょっと「強すぎる」とゆーか、最低限確実に「飛び道具」と言うべき大いにクセの有る能力ではある、と思うのですよね(根本的に)。  こーいうキャラがサポート役に回る…つーのは今まででも幾らでも観てきたとも思うのですケド、今作では彼女=マダム・ウェブが完全に主役なのですし、他に味方に肉弾戦用のキャラも居ないという中々にストロングスタイルな状況なのです。コレはやっぱある種、何年も前から言われてきた「いつまでヒーロー映画ばっかつくってんだ!」状態の打破…とゆーか、シンプルに「一味違った」ヒーロー映画をつくろうとして⇒結果的にヒーロー映画だか何なんだか好く分からないケドも(それでも)ヒーロー映画としか言い様が無いという珍妙なモノが出来上がった…としか(また)言い様が無い様な感じなのですね。特に、マーベル初の本格ミステリー…な~んて宣伝文句は完全に嘘っぱちでしかない!としか(またまた)言い様が無い有様で、私自身も実際に鑑賞してこの支離滅裂さを思い切り体感してしまうってーと、正にダコタが言ってたのはこのコトか…としか思えないという状況ですよね(企画当初はだから、チャンともっと全然ヒーローものっぽくない映画だったんじゃねーかな…と)。  重ね重ね、支離滅裂とゆーか・完成度がどーにも低いとゆーか、特に展開運びが随所で異常に「強引」に思えるコトとか、何処にも彼処にも何とゆーか不要な=必然ではない捻れや葛藤・鬩ぎ合いが芋洗い状態だ!みたいな感覚も在ります。加えてあと、かなり個人的なコトなのですケド、私はどーにもあの手の「実は幻でした=現実じゃあありませんでした」系の描写がとにかく苦手で、それが連発される中盤のシーンはまたどーにも居心地・気持ちが悪くてそれも好みではなかったりもしましたね。ただ、そんな中で一つダケ、そーいった(若干ホラー的な)居心地の悪さも含めて、唯一今作においては「今までのヒーロー映画になかった」質感、とゆーのダケは、こーいった変化球的なヒーロー映画の数々の中でもトップクラスに高度に感じ取れた…とも思うのです。中でも特に、腕力ゼロだケド⇒予知能力と知恵を駆使してピンボールみたいな闘いを繰り広げる…なんて、それこそ「ジョジョ」だよなコレ…と思ってしまったのも事実なのでして、だからジョジョ好きな私としてはその「トリッキーな戦闘」に特化してフツーに分り易いヒーロー映画としてやってくれたら、絶対にもう少しダケはマシな出来には成ったのではねーか(+更にその部分に斬新なアイデアとかが積めていれば、良作にだって成り得たのではねーか)とちょっと思ってしまったりもするのですね。個人的には、かなり「惜しまれる」作品…と言って好い様な感覚もあります(⇒どこかで何らか再利用されれば…とは思ってしまいますかね)。
[映画館(字幕)] 5点(2024-03-07 00:42:02)(良:1票)
33.  マーベルズ 《ネタバレ》 
うーん…確かに微妙……それでも、全体的に雰囲気・見てくれがかなり「風変わり」であるコト自体は、オーソドックス・在り来りであるコトよりは(この期に及んでは)好しとも思うのですね。ミズ・マーベル役の女優さんとかも、確かにヒーロー映画としては異色の配役だとも思うし、そのコト自体は(あくまで個人的には)ポジティブに捉えたいと思うのですし。あと個別の場面だと、アラドナ到着時の例のシーンとかもちょっとインド映画みたい!なんて楽しく観れたりもしましたよ。それに、アクション的なキモである「入れ替り」設定とかも(その設定が導入される原理は確かにまたしっくり来ないモノではあれど)実際にそれを活かしたハイテンポなアクションの出来とかは決して悪くなかったとも思うのですね(クライマックスとかワリと好かったのでは…と⇒尺は短くてチョイ物足りない感じでは在りましたが…)  ただ、見てくれは確かにそー在れど、お話の内容自体は(かなり絶望的に)また在り来りだった…とも思いますし、むしろ今作のそれってだいぶ好い加減+分り辛い・入って来辛い・疑問だらけの代物だったとも思うのですよね。一点だけ指摘するならば、まずはほぼほぼオーラスまで、お気楽ムードとシリアスムードの混ぜこぜが如何せん心地好くなかったのですよね。少なくとも私は(そのラストまでは)たぶん惑星二つ滅びてるよね?と思ってちょいブルーで観てましたし、その一方でなんかアホみたいなギャグみたいなシーンも多いのでそこはハッキリ「ナンじゃこりゃ?」と思って白けてましたよ。んで重ね重ね、最後まで観てるとそーいうのが実は別に大したコトじゃなかった…て、そこでもう一発「ナンじゃこりゃ?」ですよ⇒ハラの太陽を復活させる件とて、出来ると知らなかったって設定なんでしょーケド結果的にノーリスクで出来んなら最初からそーせいよ!と…(殊に、多少なりとも罪の意識があんのなら…)  あとはとにかくコレに触れずば終われまい…とゆーのが、直接の前作は無論・ドラマとかも観てから望まないといけないのか…という最重要事項・注意点ですよね。率直に、序盤はかなり(その辺の未視聴者を)置いてけぼりにする感じが強いな…とも思いましたが、中盤以降はごく肝心なトコロは台詞に入れて説明してくれてるのかな?という感じでもありました(⇒私も最近のマーベルは、鑑賞直前に前作のWikiぐらいは見てから入る様にしてます)。とは言え、やっぱしその辺をチャンと「おさらい」してないとどーにもこーにもキビシイ…という感じではありますし、かつそれを完璧に達成・コンプリートしてたとしても(今作自体が)別にそんな劇的に面白くもならねーだろうな…て出来なのもまた確かだと思うのですね。だから、今後も正直あまりそーするモチベーションは湧いて来ない(ナンなら「より」来なくなった)という感じではありますかね。
[映画館(字幕)] 5点(2023-11-16 22:18:22)
34.  魔人ドラキュラ 《ネタバレ》 
トーキー以降の映画界に新たな怪奇映画時代の幕開けをもたらした歴史的作品…とのコトですが、流石にもう100年近く前の映画なだけあってまずは極め付きに重いテンポ(とゆーか俳優の動作自体が総じてかなりスローモー)と、その「緩」に比してアクション含み等の「急」な場面が殆ど無いコト、そしてやはりホラーとしてはショックシーンを含めBGMが全く入らないのなんかも確実に観る側の「物足りなさ」には繋がってくるかと思います(劇伴自体は皆無というワケではねーのですが)。でも、セット・衣装その他のゴージャスさ⇒その醸し出す雰囲気の好さや、恐怖や狂気を描き出す俳優の演技自体のクオリティ⇒その見せ方とかだって思った以上にハイレベルで、なのでごく分かり易くそしてかなり面白く観るコトが出来たのは正直結構に意外でもありました。観て損した感じは全く無いですね。  まァ、その今作で一番観る価値が在るのは(当然の如くに)ルゴシのドラキュラ伯爵その人なワケです。全体的な佇まい・所作のエレガントさ+その中に含ませる絶妙な「色気」とゆーのは、一朝一夕に身に付けたとも思われない熟練の技巧だと感じられましたね。そして何よりもその「眼力」こそが今作のホラー部分を一手に担うとゆーか、コレも流石の超・迫力だったと思います。とは言え重ねて、今作のクオリティてのは原作の力+展開運び・演出の適切さも在ってのコトには違いないかと思います。翌年にもルゴシ主演(+同じく彼の「眼力」頼りというコンセプト)でゾンビ映画の始祖たる『恐怖城』が製作されましたが、コッチはソレだけではどーにもなってなかった…とは確実にそー思われるトコロであるのですし。
[DVD(字幕)] 5点(2022-06-02 00:41:27)
35.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 
『マトリックス』って、設定や世界観は確かに斬新・秀逸だけども、その部分に関わる根本的なストーリーの方は率直にイマイチ(いやソレとて、実はごく精密につくり込まれてるのだろうケドも、残念ながら映画観ただけじゃまるで伝わらない or そもそも伝わるよーにつくってない)という作品だったかと思っていて、一方でソレをこれまた斬新でスタイリッシュ極まりない映像表現で纏め上げるコトで謎含みながらもオシャレで現代的な作品として成立させていた…というヤツかと思ってるのですね。その意味では、ほぼ同時代の『エヴァンゲリオン』とも通じるトコロが大いにあったかと思っていて、この2作品が最近になって(若干蛇足にも思われる様な)続編を次々に世に送り出してきた(=そしてその一方がある程度の称賛をもって迎えられた、けども、もう一方は…)という顛末自体が、ちょっと興味深い「偶然」として私の眼には映っていたのですよね。  ただ、私は正直『エヴァ』の新劇場版には全く興味が無い(だから全部ナンにも観てない)のですね。あの作品も、背景部分の根本的なストーリーの方は(少なくとも)一回観ただけではてんで伝わらないモノではあったかと(やはり)思うのですが、少なくとも主人公の「人間」としてのお話は(極めて単純でオーソドックスながらも)非常に綺麗にカタが付いていた…と思っているのです(=だから私の中ではアレは完全に「終わった」作品なのですね)。一方で『マトリックス』の方は実はそーでもないかな…と感じてるのが正直なトコロで、ソレは多分(『エヴァ』以上に)結構みんなそー思ってるのではないかな…とも思ったりするのですよね。特に、あの作品の「人類を支配する『機械』」という要素を現代社会批判にハメ込んで悦に入っていた様な人々てのは、結局機械と人類の争いに決着が付いた様にはどーにも見えない…という『レボリューションズ』の結末に嘗て大いに拍子抜けしたコトは間違いないと言えるでしょうし…てかね(ドコが『レボリューション』やねん!と)。  だから今作、極々なんとなく観に行ってしまったのですが、おそらくその私のモチベーションは「もう少しお話の方を嚙み砕いて説明してほしい+その上で少し先に進んでほしい」というトコロにあったのではないか…と思うのです(実は)。個人的な感覚として、昨今ちょっとまた「一周回った」とゆーか、特に娯楽作品についてはワリと分かり易い・シンプルな作品の方がトレンドになってきてる様な気がしてたりして、その意味でも…という感じでもあり(=ソレはまた昨今の映像技術のチョイ飛躍的な進歩によって、内容よりも映像で勝負する方が費用対効果が高い状況になりつつある…というコトかとも思ってますケド)。そして結論的にはその観点からすると、残念ながら今作についてはその部分の期待とゆーのは完全に裏切られた…としか言い様がないのですね。細かいトコロでチョコチョコと設定のアップデートや旧作の要素・登場キャラの再構築も見て取れるのですケド、全体としてはこれまた何を言いたいのかほぼ分からん代物になってもーてますし、特に人類と機械の関係性とゆーのは(件の「シンシエント」という新規要素の所為もあって)旧作以上に掴みドコロの無いモノに成り果ててる…とすら思います。  ただよくよく考えてみると、それこそ『マトリックス』てこーいうよく分からないお話だったジャン…とも思うのですね(前述どおり)。だから、ソコはソレを期待した私が「勘違い」だったのであって…とも思うのですよ。なので、本レビューについてはその部分は評価対象外として評点には反映させないコトにしました。従って、この点数になってしまった理由は単純に映像面の出来の方も至極微妙だった…というもう一つのごく残念な事情によるもの、というコトになりますです。なんつーか、別に映像として決してクオリティがそこまで低いワケではない…とも思うのですが、惜しむらくまるで「斬新」ではないのですよね。特にアクション(中でもカンフー)は、旧作の独特な「異世界」「仮想現実」感とゆーのがまるで感じられない「フツーのモノ」に見えてしまったのが非常に口惜しかったです(逆にリアルな生々しさが感じ取れたり、そもそも例のソレが『マトリックス』風という意味で既に陳腐化しつつある…という影響力の高さ故なのかとも思うのですケドね)。  正直、ワザワザ観に行った価値はあまり感じられませんでしたし、続編があっても映画館では観ないかな…と(まあ、無さそうではありますが)。
[映画館(字幕)] 5点(2021-12-30 13:24:34)
36.  マイ・サマー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 
身の上に「ワケ」の在るふたりの女子。彼女らがめぐり逢い求め合うひと夏の恋の物語、と思いきや…かたや本気、かたやは全てがつくりごとのO・A・SO・BI。非常にシンプルな「ガール・ミーツ・ガール」と見せかけて、実は非常にシンプルな「不均衡な恋」のお話、という。コレを彩るはエディット・ピアフの『群衆』。乱痴気騒ぎの挙句の失恋を歌い上げた名曲が添えられれば、思い返せば徒花の如き女同士の情交も昼夜の語らいも、ただ真夏の夜の夢、というコトなのだろう。正直「アレは何だったんやねんなお前!」とゆーのが私の感想の第一位。  とは言え、主演の女優さん2人は中々に爽やかで、かつ中々にエロくて好かったすね。中盤は思ったよりもだいぶんエロかったですし、この監督にしては珍しくハンディカム多用によって臨場感・生々しさの方まで鮮烈で。個人的には前述どおり、根っこのトコロで呆気無さすぎて拍子抜けてまうやろー!なタイプの話ではあれど、暇潰しには十分使えるかとも(尺もサックリですし)。
[DVD(字幕)] 5点(2021-03-31 22:01:14)
37.  マッド・ナース 《ネタバレ》 
ナースがエロエロで、かつ超残虐、というのをやりたかっただけな映画。展開運びは全編通して非常に手抜き(ごくありふれた話だからそれでも全然ついてけるケド)、そしてラストは全部放り投げてやりたい放題の滅茶苦茶だし、(エロはともかく)肝心の残虐描写もどれも超チープな質感で、総じて映画としての質はお世辞にも高いとは言えない。  だから本作、そのエロくて残虐なナースからどのくらい魅力を感じ取れるかに全てが掛かっている。これがまた、極めて個性的な顔立ちのお姉さんで、見ようによってはハッキリ「ブス」だと言えるかも知れない。しかし、何と言うか色気に全ステータスを振り捨てているというか、とにかく何ともエロい(イヤらしい)のですね。その意味では、無修正版を観ないと正確には評価できない作品なのかも知れない(ブラはあんまり外さないがパンツは脱ぎたがるという変態だったりするので)。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-05-20 22:13:57)
38.  マーターズ(2015) 《ネタバレ》 
ほぼほぼ元ネタ通りな展開のリメイクだが、全体的にややマイルドになっている感じ(特に件の「皮剥ぎ」が何だかよく分からん描写になっているのは正直痛い)。同じと言って劣る所は有れど(所々ただプロットをなぞってるだけな箇所も目立つ)優る所は無いという意味ではややダメリメイクな感じだが、マイルド故の観易さも含め、ギリ許容範囲ではあるか。初心者はこちらでも。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-02-04 20:12:35)
39.  マカブル 永遠の血族 《ネタバレ》 
インドネシア産だが、内容はまた『悪魔のいけにえ』風、というか(チェーンソー抱えたデブも出て来たり)。ただ、最終的に少しオカルトチック(悪魔崇拝系?)な味付けになっていたり、犠牲者に妊婦が混ざってたり、殺人一家の息子と娘が何故かかなり眉目秀麗だったりと、多少はアレンジが加えられていると言える。  しかし、全編通してテンポも良くないし、殺人一家も長年やってる割には手際も良くないし、途中で出てくる警官連中が(人数居るのに)全く役に立たなかったりとか、展開運びはかなり陳腐、かつ中々にダルい。良い点としては、アジア系としてはスプラッタ描写がかなり派手に血飛沫スプラッシュ、かつ痛そうなのはそこそこグッドかも。あと、女主人はノー(特殊)メイクなのに中々独特な化物感(爬虫類系とでも言うか)が出ていて、個人的には結構好き。
[DVD(字幕)] 5点(2019-11-19 21:02:10)
40.  マーダー・ミー・モンスター 《ネタバレ》 
う~ん、ほぼ怖くないという意味ではホラーじゃないし(つーか積極的に怖がらせようという作品ではそもそもない)、最後まで観ても結局ナニがどーいうコトなのかはサッパリ分からんという意味ではサスペンス・ミステリーにもなり切れてないし、でも他のモノでも更々ないし…ただただ気持ち悪くて奇怪(エログロも地味にタップリ)というニッチなジャンルの作品ですね。強いて言うなら雰囲気映画、ないしはアヴァンギャルド系の類いと言った方が近いでしょうか。  ただ、珍しいアルゼンチン産で、かつ舞台もそのアルゼンチンの田舎(山間部)なので情景自体は物珍しく、また地味に非常に美しく&興味深くもあります。緩慢でどこか寒々しい雰囲気自体も別に悪くはなくて、映画館とかで集中して観れたのならもしかするとある程度ホラーとしても成立したのかも知れませんね(ワケの分からないモノってそれなりに怖いですから)。どっかでまた上映機会でもあるよーなら、その時にでもどーぞ。
[DVD(字幕)] 4点(2021-08-05 23:01:56)
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