Menu
 > レビュワー
 > ダイ さん
ダイさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67

評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  魔女の宅急便(1989)
本作を宮崎アニメの最高傑作に挙げる人があまりいないのは、彼の永遠のテーマであるエコロジー的な視点とメッセージ色が幾分希薄であるからか。でも個人的にはこれまで見た映画の中でも最も好きな作品の一つだし、宮崎駿が伝えたい何よりのメッセージが「エコロジー」なら、何より憧憬しているのが「少女の可憐さ」と「空を飛ぶこと」であり、本作ではその魅力がいつもより肩の力を抜いて、軽やかに描かれているせいか、ただキキが空を飛ぶシーンだけでも胸が一杯になってしまう。それと、本作は「甘い」のではなく、あくまで「優しい」のであり、観賞後、かくも優しさにつつまれる(まさに!)ような気になる作品を俺は他に知らない。と言うわけで、本作における既成曲(荒井時代のユーミンね)の使い方の素晴らしさは、2001年宇宙の旅におけるツアラトストラかく語りきのそれに勝るとも劣らないものだと思ってるんだけど、どうでしょう?
10点(2001-09-30 01:36:10)(良:1票)
2.  M★A★S★H/マッシュ
主人公の医者達のスタンスは「誰がはじめた戦争か分からないが犠牲となるものは敵味方関係なく最前線に立たされる若者であり、自分達は戦争そのものには全く共感しないが運ばれてくる同氏達には最善を尽くすだけ」というものであるからこその戦地でアメフトやったりゴルフやったり徹底して上官を茶化したりしているのだと思う。だから本作は極めてアンチアメリカ的な作品であり、この当時にこのようなスタンスで映画を撮ったロバート・アルトマンはやはりすごい監督だ。
9点(2001-07-27 23:51:35)
3.  マグノリア
まずはあまり感心しなかった点を挙げます。やはり主たる登場人が10人以上出てきて、3時間強も上映時間があるのだから、終盤各人物にもっと絡みを持たせ一本の大きな山場みたいなものを作ってこそ映画的カタルシスが得れたのではないでしょうか。確かに微妙な繋がりはあるし、テーマが各々が抱える払拭できない過去と家族愛だということはよく分かるんですけど、それが例の雨とどのように関連付けてよいかイマイチ理解できなかったもんで・・・。ただ、脚本も書いてるポール・トーマス・アンダーソンはものすごく才能がある人でここ数年内にとんでもない傑作を作りそうな予感はあります。で、その他良かった点は、やはり音楽とキャスティングの妙に尽きるでしょう。これ見てエイミー・マンの才能には改めて惚れ直したし、トム・クルーズは前から大好きな役者だったけどここ数年、ホント新たな境地を開拓しつつあると思う。
8点(2001-07-15 01:21:49)
4.  間違えられた男
ヒッチはスリラー、というのが世間一般の評価らしいが個人的には理解できないな。ヒッチの上手さって巻き込まれ型サスペンスにこそ、その本領が発揮されてると思うから。だからこの作品も当然最高にスキ。
10点(2001-05-27 01:20:16)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.49%
500.00%
634.48%
757.46%
82334.33%
91826.87%
101725.37%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS