1. マタンゴ
♪キノコの山~のその奥に、マタンゴの島があったとさ~、絵にもかけない美味しさだっとっさ~、マタンゴの島~は食べ盛りっ! [DVD(邦画)] 7点(2006-11-03 18:09:56) |
2. 間宮兄弟
僕の場合「ゲロッパ!」バカで「パッチギ!」key違いなので両作品のヒロインの常盤貴子と沢尻エリカが同じ画面に出ているのを観てるだけでもぉなんか、まるで、まるで・・・だめだ下品なたとえしか浮かばないや・・・と、とにかくオトクな気分になれたのだけれど、作品全体として見るとねぇ・・・森田芳光監督作品を観るのはこれが初めてなんだけど、例えば【放浪紳士チャーリー】さんも指摘されている間宮弟の笹カマの食べ方とか、葛原依子(常盤)の名前が常にフルネームで呼ばれる所とか、大垣(高嶋政宏)が一人だけギトギトして突出してる感じとか、異化効果のつもりなのかしらんけど、な~んか80年代的「しらじらしさ」を感じてしまったのは気のせいだろうか?それと、これって「人間同士の関係性(の可能性)」を描いたお話だと思うんだけど(原作は未読ですが)、その辺の描き方も中途半端にファンタジックというか非現実的で、ゆるい、ぬるい。例えば「ばかのハコ船」の山下敦弘とかだったら、日常の「ぬるさ」の中に潜む「(色んな意味での)痛さ」をも、描いてみせたと思うんだけどなあ。うむ、やはり惜しい。まあ、葛原先生の「チラリ」のシーンは、可笑しかったんだけどねえ。 [映画館(邦画)] 5点(2006-06-02 17:33:24) |
3. マリといた夏
これ、レンタル屋さんで「何か“いー感じ”のアニメ(つまり、無意味にメイド服着てたり、語尾に「~にょ」とかつけたりする女の子とかが出てこないやつ)ないかなー」と思って見つけた作品。かなり良かったっす。CGも使ってるけど素朴なタッチで、ちょっとカレル・ゼマンぽい感じもしたし、あの浮遊感はジブリの影響を感じさせるし、鑑賞後の深い余韻が心地良かったです。あーそれと、「好きな異性についつい意地悪しちゃう」ってのは、日本でも韓国でも同じなんだなーと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-06 15:39:43) |
4. 幻の湖
実は登録した時点では未見だったのですが(ゴメンナサイ)、今年のクリスマス・イブの夜、オールナイト上映で観ました。確かこの作品の上映は十時時半位からだったのですが、その時点でかなり眠くなっていて、その状態で無意味にねちっこくてかったるい描写を延々と見せられるのははっきり言って苦痛、いや拷問で、何度も気を失いそうになりました。しかし、主人公が東京で愛犬の仇・日夏と対決(?)するシーンですぱーんと目が覚め、場内もそれまでテンションが低かったのがここで一気にヒートアップ。場内は爆笑・歓声・拍手の渦、果ては走りつかれ、息も絶え絶えのヒロインに「頑張れぇ!」の掛け声まで。しかしそこから再びトーンダウン、やはりだらだらと続く戦国時代のシーンで再び襲い掛かる睡魔。しかしヒロインと日夏がトルコで再会し、白熱のリベンジマッチの幕が切って下ろされる所から再び盛り上がる場内。二人が良く分からない独白をつぶやきながら延々と続く不毛な追いかけっこ、いやクライマックス、そしていよいよ日夏を追い詰めた!背中の包丁を両の手に握り締め、日夏に詰め寄るヒロイン、そしてブスッ!ドーーーーン!・・・・・・「そ、そうか、、あの拷問のような時間は、この瞬間のためのものだったんだ・・・」という、カタルシス、いやエクスタシー!ワタクシはこの時、冗談ではなく「映画的瞬間」を味わったのでありました。・・・まあこの作品の駄目な所を挙げればキリがないのは充分承知しているし、駄作を殊更褒め上げてスノッブを気取るつもりも毛頭ないのだけれど、映画を「客観的に鑑賞」して語るのではなく「個人的な体験」として語る事こそ正しいレビューのあり方だろう(あくまで、自分個人の話ですが)と思うし、あんな場内の観客の一体感を味わったのも初めての体験だったので(もし家で一人で観ていたら、全然印象が違うと思うのだけれど)、この点数です。・・・しかし、今年最後のレビューが、こんなんで良いのだろうか? [映画館(字幕)] 9点(2005-12-27 16:20:59)(笑:2票) (良:2票) |
5. 瞼の母
「泣ける映画」が過剰に持ち上げられる昨今、心ある映画ファンの方々がそういった風潮に反発するのは分かる。んでも、この映画では素直に泣いたって良いじゃん、おっ母さんに逢えたんだもの。「マザーコンプレックス」なんて西洋人の考えた概念なんて、関係ないねっ。長谷川伸は、誇るべき日本のシェイクスピアだよ(風邪気味にて、乱文暴論ご容赦)。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-12 17:09:15)(良:3票) |
6. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる
ジョー・ダンテという監督さんのことは良く知らないけど、これは良かったなー。映画という、ウサン臭くも魅力的な「見世物」に対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。主人公の男の子とヒロイン(俺だったら、あんな娘とシェルターに閉じ込められたら10秒で全裸になるね)の微笑ましい恋と、トンデモホラー監督と彼に悪態をつきながらも常に寄り添っているベテラン女優のオトナの恋愛の対比も良かったっす。実はあんまし精神状態が良くない時に観たもんで、今度は元気な時に観直したい一品でごんす。 [DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 20:46:17)(良:1票) |
7. 魔女卵
この作品、大槻ケンヂが著書の中で「ロックを分かってない人間か作ったヘンテコロック映画」と紹介していた。確かにこれをロック映画として捉えるとかなりキツい。ヘヴィメタファンには申し訳ないが、この頃のヘヴィメタってかなり「・・・」な感じだし、そもそも冒頭のテーマソングなんか、もろ「ポヨヨンロック」だったりする。このビデオには「ツッパリ魂+OSAKA=ヘヴィメタル」というコピーがついているのだが、いやいや、そんな公式は世界中のどの数学者に聞いても無いって。ただ、そんなズレたノリをじいっと我慢して観ている内に「これは“ロック映画”ではなく“大阪カルチャー映画”なのだな」と思えてきた。これは僕の勝手な思い込みなのだけれど、大阪という街には「アジア的混沌」のイメージがある。言い換えれば、何でも受け止める、何でもアリ、ごった煮な感じ。だからこの映画の中の、ヘヴィメタとパンクと日の丸暴走族と四畳半フォーク的叙情と十代の青春と「大阪で生まれた女」と、そういった普通なら共存できない要素がグワチャっと渾然一体になっているさまは、何だかとっても大阪的で、観終わった後は「こういうのもアリかな」という、不思議な余韻を残すのだった・・・自分でも書いててよく、分からんけど。とりあえず、あまり演技の上手くない共演者の中で独特の存在感を放っていた故・我王銀次演じるサブの純情が、可愛いです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-12 19:19:56) |
8. マイケル
良く言うと優雅、意地悪く言うとゆる~い感じ、かな。なぜ天使のマイケルが「世界一のモノ」に固執するのか最後までわからないし、他にも色々伏線があって最後まで飽きさせない。しっかしトラヴォルタ、可愛いよなあ。そりゃ女性の裁判官だってメロメロよ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-18 19:44:03) |
9. マイ・ネーム・イズ・ジョー
切ない、切ないなあ。日本に住んでると「階級なんてどーだって良いじゃん」とか思うけれど、階級が違うと生きてきた環境も違うし、そうすると物事の考え方にも違いが出て、たとえ愛する相手の、自分の為の行為であっても許し難い・・・世の中にはまだまだ色んな壁やら川やらが、あるんだよねえ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-12 18:17:49) |
10. 真夜中の弥次さん喜多さん
今更こんな事言うのも気恥ずかしいけれど、現代はやっぱ「不安」の時代だ。人々を強く結束させるような強い求心力を持った明確な指針もイデオロギーも思想も宗教もなく、人々はそれぞれ孤立化を深める。そんな中で、例えば超能力や占いのような人知を超えて(?)自分を導いてくれるようなものがもてはやされたりする。また純愛モノを始めとする「泣ける作品」が流行っているのも、「泣く」というプリミティヴな行為で自分を解放し、束の間の「生の実感」を味わいたいが為なのかもしれない。流行と言えば、今お笑いがブーム、とされているけれど、今までのブームと違って「このブームはいつかは終わる」という事を(観客も演じ手も)薄々感づいていて、それでも「ブーム」が感じられている中、半ばヒステリックに騒いでいる、ように思える。んで、この作品の中のどれでも良いけど、例えば板尾創路演じるさっぶい芸人とか、顔も知らないのに清水の次郎長の追っかけをしている女子高生軍団とか、或いは薄っぺらい書き割りのような「現実」とか、どれを取っても非常に「現代的」だと思う。弥次さん喜多さんは最終的に「互いに愛し合うこと」が自分たちにとっての「リヤル」だ、という結論に至ったけれど、んじゃあ、ぼくやあなたたちにとっての「リヤル」はどこにあるんだろう?きっとそれぞれの中の「お伊勢さん」を目指してあがくしか、ないんだよな・・・ってな事を、帰り道に考えながら自転車を走らせた、ぐるぐるさんなのでした。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-28 22:45:04)(良:1票) |
11. MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン
こんな事を言うと大勢の方から怒られてしまうかもしれないけれど、基本的にプロレスとか格闘技が好きな男の人っていうのは「ヘタレ」な人が多い気がする(関根勤さんとか。あ、いや、好きだけど。尊敬してるけど)。というか、男という存在がそもそもヘタレで、それを隠すために肉体を鍛えたり、或いは学問や教養で「武装」するのではないかなー、と観ながら思った。この作品に出てくるプロレスファン(プロレスラーも含めて)は皆不器用で、ちょっと(いや、かなり)オタクがかってて、尚且つ猪木の熱烈な信者、つまり猪木自身が「バカになれ」という意味での「バカ」だ。田口トモロヲ演じる主人公も、妻や娘たちに毅然とした態度(いわゆる、父親らしい父親)で接することができず、ただプロレスファンの集うプロレスバーで現実逃避の日々。しかしそんな父親が「見る前に跳べ」とばかりにプロレス団体に退職金を注ぎ込み、昔からの夢に賭けようとする。今どき「家庭崩壊」とか「弱い父親」というのはありがちなテーマなのかもしれないし、「プロレス」という、ある意味飛び道具的な題材を選んだ時点でウケ狙いという風に取れなくもない。けれど、この作品からはプロレスファンだけでなく、世間にうまく馴染めない、溶け込めない人々に対する愛情で溢れている。何よりダメな父親・夫に呆れながら、また自身も問題を抱えながらも最終的には主人公の支えとなる女性達(妻・娘)の描かれ方が良い。僕も【鉄腕麗人】さんと同じく、プロレスには全くと言って良いほど興味はないけれど、でもでも男(=ヘタレ)なので、クライマックスシーンではちょっと泣けてしまった。ま、単純に「情けないお父さんが頑張る話(『ゲロッパ!』とか)」が好きだってのもあるけど、ね。 7点(2005-03-20 22:33:22) |
12. マッハ!!!!!!!!
前半はちょっとかったるいかな、と思ったのだけれど、中盤主人公たちが追っ手から逃げるシーン(狭いガラスの間やら鉄条網やら車の上やら下やらをすり抜けてくトコ)は大笑いしてしまった。ちょっとズレたたとえかもしんないけど、エッチなコメディとかですげー不自然に女の人の裸が出てきたりするじゃないですか。つまりは強引なご都合主義なのだけど、それを堂々とやられちゃうと凄く可笑しいっていう。なんかそういう清々しさ、「客はコレを見たいんじゃあ!俺らもコレを見せたいんじゃあ!」って感じが良かった。それと西洋人の悪役が出てくるところとか、日本の戦後まもなくの頃のプロレスみたいで興味深かったです。ただ、ストーリーはどうでも良いけど映画全体のリズムももう少し考えてほしかったな。格闘技も映画も、リズムは大切だから。 7点(2005-02-11 17:15:32) |
13. マグダレンの祈り
この手の施設が1996年まで存在したという事実はかなり衝撃的。とはいえ日本でもつい最近までハンセン病患者隔離施設(および差別的な法律)があったのだから、他人事ではないな。最近のアブグレイブ収容所を例に挙げるまでもなく、力のある者が「正義」の名の元に力を行使すると往々にして陰湿なサディズムに発展するという格好の例。個人的にバーナデットを演じた女優さんが「十七歳のカルテ」のアンジェリーナ・ジョリーを彷彿とさせるような瞳の強さを見せていたのが印象的でした。 7点(2005-01-16 20:14:00) |
14. まぶだち
古厩監督の最新作「ロボコン」を観た時、どこか光るものを感じたので(ってオマエは何様だ。大御所先生か?)この作品を観たのですが、期待以上でした。本作は監督の実体験を元にしているそうですが、まず人物造型が素晴らしい。主人公のサダトモは優等生でもなければいわゆる不良でもなく、またクールで要領が良いのだけれどもその下には純粋な面も持ち合わせている・・・という実にリアルかつ陰影をたたえたキャラクターで、きっと共感する人も多いハズ。対するスパルタ教師・小林も、体罰は日常茶飯事だわ生徒をクズ呼ばわりするわで、とても「良い先生」とは言えないのですが(つうかPTAやマスコミが黙ってないだろ、今なら)グイグイと生徒に鋭い突っ込みをして本音を出させ、また物事の本質を教えようとする所などはやっぱりリアルで、単なる悪役教師でもない。しかもストーリーも、地味ながら良い意味で期待を裏切ってくれる展開。さらに、おそらく多くの人が思い浮かべるであろう「学校」の風景―理不尽な秩序、建前に覆い尽くされた閉塞感、そして休み時間などで束の間訪れるアナーキーで自由な空気などなど―が、見事に映像化されているのです。思うに日本の青春映画のほとんどは大げさだったり、わざとらしかったり、説教臭かったりで、本当の意味で若い人の視点で描かれた作品はごくわずかだと思うのですが、この作品はその数少ない成功例だと思います。それにしても…この、素晴らしい作品のレビューを一番に書けるのはとても名誉なことだと思うのだけれど、反面ある種の寂しさも感じてしまう。今更僕なんぞが言うまでもないけど、日本映画界って今ホンットヤバい状況なのだ。才能や高い志があっても作品を撮れない作り手はたくさんいるし、せっかく良い企画があっても「地味だから」とかいう理由で資金が集まらずポシャってしまう(らしい)。そんで挙句全国ロードショーされるのが「デビルマン」だったりするのだからオーマイガッファックミーベイベー♪悲ーしくーてー悲しくてーとてーもやーりー切ーれないってなもんだ。だから、ホントは映画のことに関して「~しなければいけない」なんて言いたかないけど、もし日本映画の将来を真剣に考えるなら、観客はせめて、良い作品、志のある作り手をきちんと評価・応援しなければいけない、と思うのであります・・・御静聴、有難うでやんす。 9点(2004-11-24 21:17:09)(良:1票) |
15. ママ
自分は今の所、結婚もしていないし子供もいない(た、たぶんね)けれど、最近甥っ子が生まれたりしたこともあって、幼い子供に対する、「守ってあげなきゃ」ってな気持ちは少しだけ、分かる。自分も幼い頃、母親(や、周囲の人々)に心配されたり気遣われたりしながら成長したのだよなあ、と思うと、改めて今は亡き母に感謝。 8点(2004-08-31 17:12:01)(良:1票) |
16. マイ・リトル・ガーデン
言ってみれば「戦場のピアニスト」の子供版なのだけれど、「ロビンソンクルーソー」を愛読している主人公が自分とロビンソンクルーソーを重ね合わせて必死にサバイバルする姿は(不謹慎な言い方かもしれないけれど)ある種スリリングな冒険のように思えました。尚且つラストで実話に基づいた話というのを知ってびっくり。なのだけど・・・困ったなあ。えっとほら、特に欠点とかは見つからないけどいまいち話に入り込めない時とか感情移入できない時ってあるじゃないですか。この作品もそんな感じ。いい話だとは思うのだけれど・・・。 6点(2004-06-19 19:30:35) |
17. M★A★S★H/マッシュ
ベトナム戦争の最中の公開当時には、きっとアメリカの保守的な人たちを激怒させたんだろうなあ、これ。んーでも、今観てコメディとして「面白い」と思えるかどうかはちょっと・・・。アタクシのパープリンな頭にはちょっとギャグが高級すぎたかも。あとやっぱし、あのリアル過ぎる手術シーンは(意図は分かるけど)苦手。でももう一回観てみたい気も、しなくはない。 6点(2004-06-19 19:22:11) |
18. 街の灯(1974)
何とも不思議な作品。一見、ひと昔前のよくある人情喜劇かと思いきや、何だかシュール(サイケデリック?)な感じもあるし、アメリカン・ニューシネマっぽいところもあるし・・・。飄々とした笠智衆、軽薄だけど純情な堺正章、演技は下手なんだろうけどそれが却ってイノセンスな雰囲気を醸し出してる栗田ひろみのアンサンブルがなかなかの見ものでした。ところでこの映画、研ナオコが整形手術に失敗した女性役(!)で出演してるんだけど、一瞬彼女を「けっこう、かわいいかも」と思ってしまった私も「どっかヘン」なのでしょうか? 6点(2004-04-15 15:59:21) |
19. マルコヴィッチの穴
このぶっこわれ具合がいいですね。この「マルコヴィッチの穴」というアイデアは何かの隠喩を含んでいるようにも思えるし、単にラリッて(笑)思いついただけなのかもしれないけれど、まるでハリウッド版「世にも奇妙な物語」のようでありました。ただ、予告編でおいしいシーンを先に観ちゃってたのが悔やまれる。出来れば何の予備知識も無く観たかった。 7点(2004-03-30 17:51:41) |
20. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
うふふふふ、最初のもっさりしたヒロインがだんだん綺麗になってくるのがなかなか楽しいなー。是非光浦靖子主演でリメイクして欲しい(笑)。たまたま最近エリア・カザン(ギリシャ系移民)の自伝を読んでいたんで、ギリシャ系の家長制とか他のヨーロッパ系アメリカ人に対する違和感とか、「ふむふむ」ってな感じで観ました(もっともカザンの場合、もちっと深刻で、なおかつそれが彼の創作のモチベーションになったらしい)。あのお父さんが、威張ってるようで実はお母さんに上手く「操縦」されてるとこが、なんか可愛らしかった。 7点(2004-03-27 21:20:37) |