1. マリー・アントワネット(2006)
ソフィア・コッポラがみんなマリー・アントワネットの事分かってないのね、私だけが彼女の気持ちわかるのよ的な感じで撮ったのかな?史実とか無視してもっとポップに、”ロック・ユー”な感じを期待していたんで、期待ハズレではあるんだけど、キルスティン・ダストンはスパイダーマンと違ってハマってたので、コレはコレありかな。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-19 23:30:10) |
2. マンダレイ
《ネタバレ》 白人で美人で鼻に付くほどの甘い理想主義者、二コールがハマリ過ぎていただけにパワーダウンした感は否めない。先人の知恵を無視し、自らの理想に邁進し、時には使いたくない権力をも行使したのにもかかわらず、やがて現実は破綻していく。コントロールしていたはずの”バカな黒人たち”に騙され、駒として利用される。そんな”バカな白人美人”が似合うのはやっぱり二コールだ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-29 23:25:57) |
3. 間違えられた男
《ネタバレ》 背筋が寒くなるような怖さを感じる一作、チョッとした人違い、すぐに家に戻るつもりが拘置所へ、冤罪事件を扱った映画の中ではNo.1じゃないでしょうか。真犯人が捕まりやがて彼が戻った場所は、妻も家庭も変わり果て、失った時間も取り戻す事は出来ない。映画が終わってもここから彼らが空白の時間を埋めるために費やす労力は途轍もない。そして冤罪事件で一番恐ろしいのは無責任な市民1人1人であることを痛感する。 [DVD(字幕)] 9点(2006-02-02 22:41:03) |
4. マシニスト
クリスチャン・ベイルのあの肉体が何よりの説得力なんでしょうね。ほぼ同時に見た「シークレット・ウィンドウ」に比べ吸引力は圧倒的に勝ってました。「インソムニア」と「メメント」を足して割ったようなモノですが2作品の出来が悪すぎるので、これくらいの作品に仕上げて欲しかった私としては十分納得できた映画でした。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-19 21:40:13) |
5. MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン
たまたま彼にはプロレスだった、というだけで後は取り分け変わった話でもない。ただそこに姿はなくとも猪木があり、プロレスがあるというだけで見てしまうし「道」を思わず役者と一緒に一緒に斉唱してしまう。在りし日の冬木と元気なハヤブサに免じて大甘採点。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-18 00:08:41) |
6. 真夜中の弥次さん喜多さん
劇団のカラーなんでしょうか?「恋の門」とまるで一緒の空気で苦手。脚本のみで違う人が監督したらもっと楽しめたのかもしれない。 [DVD(字幕)] 2点(2005-10-15 18:07:28) |
7. 毎日が夏休み
ぎこちない台詞回しは義父と連れ子の微妙な関係であるための演出なんだよねえ。でも2人の距離が縮まっても終始変わらなかったのは芝居が下手なだけなのか?エリートに対するアンチテーゼは判るが世の中そんな甘いモンではない。 4点(2005-02-26 22:05:58) |
8. 曼陀羅(1971)
原始共産主義的ユートピア思想を能書きタップリに聞かせてくれる。だんだんどうでもいいよと言う気になってしまうが、ウルトラセブンをタップリ見て育ってるんで許せてしまう。映像的にもセブンで見たような映像満載で嬉しくなってしまう。 7点(2005-02-08 23:41:45) |
9. 幻の湖
マラソンコーチをライバルに殺されたマラソンソープ嬢、敵を討とうと出場した東京国際で返り討ちにあい、琵琶湖毎日マラソンで雪辱を果たし、五輪代表に選ばれると言うサクセス物語、次回作では日本のボルダーこと雄琴で一緒にトレーニングしていた米国人ソープ嬢ランナーとの五輪での対決が予定されていた(全てフィクションです)。きっと橋本氏は連日、雄琴のゴールデンゲートをくぐり、スペースシャトル発射して昇天してたんでしょうね。 ちなみに私のプロデビュー戦も雄琴でした。 3点(2005-01-23 20:23:43)(笑:4票) |
10. マグニチュード 明日への架け橋
地震や火災の恐怖を啓蒙するための映画だからしょうがないけど、ガス管簡単に外れ過ぎだよ。ガス会社文句言わなきゃダメだよ。こんなん見たらオール電化の方が安全だと思っちゃうでしょ。 1点(2005-01-18 00:32:41)(笑:1票) |
11. 幻の光
淡々と過ぎる日常の中で突如襲ってくる”死”これをいかに受け止めて生きてゆくのか。日常の中での物語であり盛り上がりには欠けるが、見た瞬間にそれとわかる小津調のきれいに整えられた構図や能登の風景が美しく描かれている。ただラストシーンの義父とのシーンとセリフは幾らなんでも、やり過ぎではないですかね。 5点(2004-06-10 15:59:48) |
12. マッチ工場の少女
淡々と次から次へと襲い来る不幸、そしてキレた彼女は淡々と逆襲をしていく。まるで風車の理論のような映画は淡々としたラストへ向かう。マッチの出来るまでの工程がわかります。 4点(2004-05-28 20:25:58) |
13. 真夜中の虹
不幸のわらしべ長者とでも言いたくなるほどこの男ドンドン堕ちていきます。落ちた先の刑務所の方が衣食住に仕事の心配もなく幸せなのではないだろうか。でも彼はまだまだ堕ちてゆきます。そんな先にやっと虹がかかるのだが虹の先には未来があるのだろうか。 6点(2004-05-26 19:27:25) |
14. 股旅
このなんとも暗く辛気臭い雰囲気、妙なリアリティの追求が言われるとおり70年代なのかなあ。子供の頃憧れた木枯らし紋次郎のようなカッコいい股旅物とはまるで違い、仁義一つ満足に切れないくせに渡世の義理にこだわる、そんな信太が好きです。小倉一郎がこんなにカッコよく見えたのは初めてだ。「たそがれ勢兵衛」よりずっとおもしろい。 7点(2004-05-22 19:09:08) |
15. マンハッタン
ウディアレンの映画に出てくるいつも通りのインテリニューヨーカー達は大嫌いな私ですが、とりあえずこの映画は映像がすごくキレイで洗練されており、かっこいいです。でもって何かと意味のない事や物に、一々理由付けし気取ったバカな大人であるアレン自身をズドンと落とすこの映画は好きです。 7点(2004-03-30 17:42:37)(良:1票) |
16. man-hole
ネットでこれアタシだ!ってのはオイオイですわ。そんなこと言ったら私なんかこんなところにシコタマ、レビュー書いてるのバレバレってことかよ。でもって中途半端なファンタジックさが萎えるよ。 3点(2004-03-30 17:33:29) |
17. マッチスティック・メン
初めからコメディという意識で見ていたので、ニコラスケイジの大袈裟な演技も笑って見られた。それぞれの関係やドクターのプラセボ投与までは読んでいたんだけどなあ。潔癖症がタバコをあんな風にバカスカ灰を撒き散らして吸うのはおかしかったもんね。でもハートウォーミングなコメディなんだから許しましょう。トコトン騙されたおかげで100万ドル以上の幸せを手に入れるなんていいじゃないですか。あとリドリースコットぽくないカラートーンでそれ以上にポップでオシャレな音楽がとても気に入りました。 7点(2004-03-11 22:35:24) |
18. マッド・ドッグス
早撃ちシーンはなかなか緊張感があって痺れます。ビリーアイドルやポールアンカまで出てますし、豪華なキャストを惜しげもなく殺してくれます。しかし一番の見所は替え歌「マイウェイ」でしょうね。 7点(2004-02-13 22:58:04) |
19. 卍(1983)
私の中での卍はこの映画です。樋口可南子があんなことして高瀬春奈があんなことしてます。あんな世界にちょっぴり溺れてみたかったりします。 6点(2004-01-18 11:53:44) |
20. マルタの鷹(1941)
ミステリーであまりにも有名な作品なんで期待していたのだが、正直すごくつまらなかった。睡魔に襲われ観終わるまで随分時間を要した。 3点(2004-01-01 15:59:03) |