1. マトリックス リローデッド
いろいろ矛盾している点が見受けられるが、それはあえて言わない。そもそも仮想現実の世界な訳だし、つじつま合わせでさらに複雑な設定になっても頭が混乱するだけ。それと絶えず、ゲームをしているような、アニメを見ているような印象を持つ、トレーラー上での決闘なんて3Dアニメのようで入り込めない、CG技術の高さを公に見せつけるだけの作品のように感じる。頭を空っぽにアクションシーンを食い入るように見る、これが最良の鑑賞法かな。 4点(2003-11-11 09:20:47) |
2. マイノリティ・リポート
映画館で見るべき作品ですね。迫力あるCGに凄いとは思いましたが、引き込まれるほどではなかったです。題材は近未来なんだけど、トム・クルーズが巻き込まれる事件は結構ありきたりでCG見せたいがための近未来設定なのかな。でも映像を手でシャシャと移動するところは、近未来っぽくて好きです。 5点(2003-05-25 07:58:20) |
3. マイ・フレンド・フォーエバー
レビューが泣いたのオンパレードですね。そういう私もラストはうるっと来ましたね。う~ん、でもトータル的に考えると、中の上あたりかな。 5点(2003-05-03 22:56:53) |
4. マルホランド・ドライブ
視聴者に無理難題を突きつける相変わらずのスタンスを守った作品だが、どういう訳か今作に限っては解きたい気持ちが持続された。それでも、ラストが近づいても絡み合った糸は解けず、相も変わらず?マークで見終わったが。すでに手は再生ボタンを押していた(一応DVD)・・。デビッド・リンチの狙いはこれか! 8点(2003-04-16 18:34:07) |
5. まわり道
ロード・ムービー3部作の中でも異色な作品。必要性が感じられない放浪旅、目的地は風任せといえば聞こえはいいがそんな格好いいモノではない。優柔不断で嫌なことを避けて通る保守的な旅。でも、このまわり道こそが実に人間らしく、得られるたものが後の人生を左右することだってある。万人受けする題材ではないが、個人的には明確なテーマをもったロード・ムービーより身近に感じられ共感が持てる。それと忘れてはならないのが、これがデビュー作にあたるナスターシャ・キンスキー。「テス」「パリ・テキサス」でその美貌と個性をみせてくれたが、今作は12,3歳と幼さの残る顔が印象的だ。すでに、魔性の魅力が感じられ、小悪魔的といったところ。台詞が少ないのに、この強烈な個性、特に寂れた洋館で主人公を誘惑するシーンにはおもわず見入ってしまう。語られることの少ない作品だが、いやいやどうして傑作の部類に入る作品だ。 9点(2003-04-15 10:03:16)(良:1票) |
6. マレーナ
モニカ・ベルッチ の美貌、エンニオ・モリコーネの音楽。駒は申し分ないが、思春期の少年の視点が終始第三者扱いで必要性が感じられない。 3点(2003-03-30 22:06:47) |
7. マトリックス
例のCGフル活用のアクションシーン。劇場公開時はそれなりの衝撃があったが、今では多くの映画で乱用され、ありがたみもなくなってしまった。こうなると、この映画の見所は何?年々評価が下がる、右肩下がりな映画。 4点(2003-03-16 22:48:35) |
8. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
ほんわかと優しい気持ちにさせてくれる作品。ラッセ・ハルストレムに田舎町を舞台にしたヒューマンドラマを描かせたら右に出る者はいないでしょう。主人公の不幸な境遇に合うたび繰り返す心の言葉「人工衛星に乗せられて死んでいったライカ犬より、僕の人生のほうがまだ幸せだ」が切なくさせます。 8点(2003-02-22 09:24:47) |
9. マンハッタン殺人ミステリー
ウディ・アレンとダイアン・キートン のコンビは見ていて飽きない。ウディを小馬鹿にするとこ、くだらない話を聞いているふりをして流すところなんか、公私ともにパートナーだった時期に培われたものだろう。数多く女優いれど、俳優ウディ・アレンをここまで生かせるのは彼女ぐらいしかいない。二人の掛け合いは映画界にとっての宝だ。 7点(2003-02-16 17:11:38) |
10. マグノリアの花たち
女性達の雑談のカットが多く、不愉快。男には理解できない映画なのか。どうみてもTVドラマレベルでしかない。 1点(2003-02-09 19:20:13) |
11. マイ・レフトフット
障害者演じるダニエル・デイ・ルイスのディテールにこだわった演技は真に迫っており素晴らしい。実話ではあるが、展開はこの手の話としてはありきたりなため、どうも迫真の演技だけが浮いている感が多少ある。 5点(2003-02-09 17:01:40) |
12. マンハッタン
個人的にはウディ・アレンの最高傑作。女性の共感を得られづらい話ではあるが、わかるよ~この優柔不断さがストレートな男の心理を表してると思う。ラストで流れる「ラプソディ・イン・ブルー」はまさにこの映画のための楽曲と思えるほど見事にマッチ、なんて贅沢な終わり方なんだ。 10点(2002-12-30 17:53:19) |