1. マグノリア
やっぱカエルにつきるでしょー。後にも先にもこんな力技見たことない。しかもこれが見当違いのものでなく、映画の中で成功している。なぜだか感動して安心しちゃうんです。話のほうは、群像劇はきらいじゃないけど・・うーん、話そのものより演出?とか演技とかが、少し過剰気味だったような印象です。トム・クルーズのカリスマ役はヤケにハマってました。 6点(2004-07-26 22:56:46) |
2. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 面白かったですけど、ちょっと気持ちが暗くなる映画でした。 ビジュアルがすごい、めまぐるしくてちょっと詰め込みすぎな気もするけど。お話はベーシックな部類ですが面白い展開だった。 犯罪予防局というのは個人的には受付られないけど、犯罪の分析方法とかハイウェイの様子とか、バーチャル家族?とか(このへんビョーキっぽくて、いい)あまりに未来チック=非現実の世界で逆に安心できます。 トム・クルーズはこの手の映画においては良いと思います。コリン・ファレルは光ってましたねえ、ギラギラと。この人が出てくるたびに何か期待させられるような、そんな存在でした。 でも、モラル的なところでちょっと考えてしまう。冒頭の事件なんかは私だって加害者と同じ気持ちになると思うし、それを話も聞いてもらえず捕まってしまうなんて。プリコグの扱い方もちょっと 人として考えられない。それで、少し気持ちが重くなるかもです。 7点(2003-12-27 03:03:26) |
3. 真夜中のサバナ
ちょっと面白みに欠けるけど、あの淡々としたような薄まったような感じ、なぜか好きです。一応サスペンスなんだろうけど(サスペンスとしてはどうかと思う)ゆったりした空気が流れていて気分良く見れました。サバナというちょっと特殊な街でのあれこれの特殊な出来事に驚く主人公、ジョン・キューザックは適役と思います。レディ・シャブリはその名前以上に凄かったですね。サバナの名物? 7点(2003-10-04 18:33:24) |
4. マレーナ
少年のマレーナに対する想いがかなりリアルなとこもあって、びっくりでしたが(ちょっと多すぎたと思う)ラストで初めて言葉を交わすとこがぐっときました。マレーナさん、ほんとに旦那様とお幸せに。。と私も心から思いました、同じ女として。街の人達の残酷さがまたきつかった、戦争はこうも人を狂気にさらすんだなと実感しました。でも、イタリアらしい町並みと家、明るい陽射しがとても素敵でその印象が強く残りました。 6点(2003-09-29 11:43:14) |
5. マルコヴィッチの穴
マルコビッチって目のつけどころと語感がいい。あと、ジョン・キューザック!はまってたなあ。こういうオタクぽい役すごく合ってる。後半ちょっと悲しくなっちゃう。でも考えるとちょっと面白い、自分は自分でなくて、昔からいろんな人の中に入っていた誰かかもしれないって。チャーリー・シーンもかなりいいタイミングでおかしかったです。 [映画館(字幕)] 5点(2002-05-09 22:08:54) |