1. マルホランド・ドライブ
冒頭の女優の事故が意味ありげで実は何にもない、無駄の様で無駄がない。高尚なサスペンスでありながら煙に巻ききらないサジ加減が美味い一品。最初観た時は巻かれたがそれでも登場人物の感情や魅惑的な映像が楽しめ置き去りにはされなかった懐の深さ。禁断の二人の画に釘付けになった事は隠しません。 10点(2004-09-29 02:57:44) |
2. マーサの幸せレシピ
趣味:Xスポーツ、料理(自称)の僕はこの作品にとても好感を持っている。マリオが頑ななマーサが引きこもった時に出張してリナと二人で料理を振る舞いに行くとこ、意地を張ったリナがマリオのマジックでパスタを口にする、とマーサが彼を少しだけ受け入れる。こういった料理と食欲を通した積み重ねと伊男の気配りがとっても好感が持てて素敵なラブストーリーだと感じた。人が来たときにウェルカムな気持ちで料理を振舞う、そんなサービス精神を基調に頑ななマーサの心をも料理していく、この地味さがまたたまらない。食欲は性欲と並んで恋愛の重要なファクターである(迷言)。だから僕は料理もマーサの幸せレシピも好き。 10点(2004-09-23 21:28:17)(良:1票) |
3. 真夜中のサバナ
アメリカの片田舎の楽しげなパーティーの雰囲気は伝わってきたがそこで繰り広げられるサスペンスが茶番だった。「真夜中のサバンナ ~アフリカ南部の熱帯夜~」として大自然ドキュメンタリー映画にしたらかなり魅力的だね。当然ジョン・キューザックはムツゴロウのポジション、吹替え版のナレーションは柳生博あたりでね。 3点(2004-04-29 04:04:48) |
4. マン・オブ・ノー・インポータンス
純粋なおじさんの人格者ぶりが見る限り納得できない。友達の運転手が戻ってくるシーンなんていんだけど突飛な感じもする。木を見て森を見ずというのか。脱いだタラ・フィッツジェラルドも見所というよりもショッキング。鑑賞中ショボイと言う言葉が頭から消えなかった。 3点(2004-04-29 03:25:35) |
5. マッド・シティ
地?トラボルタのはまり役、不運を背負い込んだ中年の雰囲気は演じてるとは思えないくらいリアル。博物館長が割り切りすぎてていじめっ子に見えた。 6点(2004-04-29 03:21:54) |
6. マーサ・ミーツ・ボーイズ
とりあえずモニカ最高。オープンカフェで3人鉢合わせ作戦、そこのジョセフのテンパリ顔が役者を感じる。3人が順番に出会ってくようにみせて、其々の出会いや建築のおじさんに相談するとこも全部織り交ぜて物語になる、時間軸の使い方が良い。このドラマの結論はどうあれ、ファーストクラスを自由に出し入れできる男になりたい。 8点(2004-03-01 21:52:45) |
7. マディソン郡の橋
2人が惹かれあった4日間を一生に一度の愛ってのは綺麗だね。長男がジャックダニエルをラッパする気持ちも当然わかる。信号変わっても車出せないイーストウッド、表情が見えない分切なさが倍増した。1人墓で眠り嫁を信じる生真面目な旦那はちょっとかわいそう。死んだ後はせめて彼に・・・から散骨、さっぱりした後味です。 7点(2003-11-16 03:03:06) |
8. マレーナ
戦争で苦境にたった女性、英雄になった男性、無責任な群集心理を退屈しないようにちりばめられている。楽あれば苦あり、異常事態になればなる程、女性も男性も美しさが嫉妬やっかみを受ける宿命。 8点(2003-10-12 19:37:53) |
9. マイ・フェア・レディ
やっぱりこれ、結果的にもオードリーで良かったんです、これだけのもの残したんだから。ワーナーの強権で混迷したキャスティングも、吹替えも。オードリー、スタンリー・ハロウェイの曲の部分が特に、どれも耳障りが心地良いです。教授の頑固さと女性への奥手さが最後で盛り上がりを作る。 最後、教授が1人自宅に帰りイライザの声を蓄音機で聞いてるところは哀愁が漂いすぎです。主演女優賞ジュリー・アンドリュース、おめでとう。-1。 9点(2003-09-22 12:43:36) |
10. マスク(1994)
アメリカ公開されたときに字幕無、日本に帰って有、2本買った映画。当時のジム・キャリーは普通にかっこよく面白い男優だった。 8点(2003-09-08 23:14:27) |