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1.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
「ダイアン」ですか、リンチはダイアンという名前に何か思い入れがあるのでしょうか。 正直、ドラマ版と劇場版の「ツイン・ピークス」でデヴィッド・リンチはお腹いっぱいになってしまった私は、 「ロスト・ハイウェイ」で「また?」という冷めた気持ちになってしまい、その後は積極的にリンチ作品を観なくなってしまいました。  デヴィッド・リンチは自分の想像、妄想を映像にするタイプの人で、本作はしかも殆どダイアンの夢の話であり、 夢っていうのは私の体験で言うと、突然飛んだり、走りたくても足が重くてもつれて動かないとか、時間が無くて焦っているのにまったく支度ができないとか、電話番号を何回押し直しても間違えてかけられないとか、家族や友人はワケのわからないことを言うとか、説明のつかない状況になっているわけで、そういう状態が2時間近く続くんですが、いやはや長すぎです。伏線回収はきちんとできてたけど。  赤いカーテンとブルー、暗闇に吸い込まれていくような映像、いつ炎が出るのかなと思ってたけど今回炎は出なかった。 機会があれば今度は「ストレイト・ストーリー」を観たいです。 リンチが俳優としてイザベラ・ロッセリーニと共演してる映画も昔観たことがあるんですがタイトルが思い出せないの。 切ない感じだったような。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-22 00:52:57)
2.  街のあかり 《ネタバレ》 
「浮き雲」「過去のない男」ときて、本作は映像が格段によくなったなと感じました。 フィルムが違うのかなんなのかよくわからないんですが、画質もくっきりしていて艶っぽい。相変わらず色彩もいいですね、特にオレンジの色がいい。 レトロな色彩も小道具もきっちり拘りを感じます、電気スタンド・ソファに無造作に置かれているクッション・・・雑貨類が私の好きな物で溢れている。 そしてやっぱり健気なワンちゃんが登場、このワンちゃんのために闘おうとするも返り討ち、コイスティネンはいつも返り討ちになるという哀しさ。 でも見た目はニヒルな男前ですしマフィアやギャング役もサマになりそうなルックスというギャップにユーモアを感じてしまいます。 コイスティネンは何をどう考えて感じてるのか、そういうとこはよくわからないんですがラストで遂に信頼できる人は誰かということに気付けたのかしらね。どん底でも希望は必ずあるんだと思えてそこが良いです。 焼きたてのベーグルを用意してもてなすっていうのがとても意外でして、私としてはコイスティネンの人柄が唯一わかるようなシーンでした、なぜかベーグルがアップになるカットも印象的。フィンランドでベーグルっていうのがまず意外だったんです。 カウリスマキ監督の作品は私の秋の夜長映画に決定です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-11 14:35:29)
3.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
なんか皮肉満載の映画。クビにされるのに「これはチャンスだ」なんて言われて真に受ける人はまずいないし、解雇宣告をネットでオペレーター任せにしようとしたナタリーは自身がメールで彼氏から別れを告げられギャン泣き、妹カップルのパネルはスーツケースからいつもはみ出してる。 そして主人公ライアンは何も変わらず解雇宣告というイヤな仕事を続けていく。 でもラストは迷いはないけど空虚で寂しげで、1000万マイル達成も身軽さも行列に並ばなくていいことも荷物検査の全て心得た素早さもライアンには意味のないことになってしまったみたいで、テンポがよくてコメディぽくさらっと観られる映画だけど何気に辛口だなあと。  何かに目覚めてシカゴへ飛んでいくライアンなんですが、そうなる根拠がよくわからなかったですね。ノリはいいけど素性がまったくわからないアレックス、なんでアレックス??どこでそうなるのかと。 この展開が意外だったんですが、オチがあれだったんで納得しました。 観やすいけど個人的に共感できる映画ではなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-03 15:11:49)
4.  ママの遺したラヴソング 《ネタバレ》 
ストーリーについては観てる方が知りたい、はっきりしてほしいとこがイマイチなんですけど 二十歳の頃のスカーレットのかわいらしさとトラボルタの演技でラストまで引っ張られました。 パーシーはどうしてママと離れなければいけなかったのか、そこが最初から知りたかったとこです。 朝から飲んだくれの同居人、そこから察することになるんでしょうね。 女一人と男二人のつかず離れずな設定の映画はなかなか面白いものです。 トラボルタのこの役どころ、少々肉付きがいいのは気になったけど、ちゃんとダンスシーンが あるのが良いですね、彼のダンスはいつ見てもいいです。 やけに人がいないニューオーリンズの街並みが登場人物たちの背景を物語るような雰囲気があるけれども 荒れたママの家がだんだん人が生活する家らしくなっていく、ラストのリビングのシーンがパーシーの「今」を 反映しているようで清々しい。 全編に流れる音楽もよかったです、なんだか久々に掘り出し物に出会った気分。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-06 12:25:11)
5.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 
戦場での想像をはるかに超える体験での戦争後遺症に焦点を当てている話ではなかったです。 デキのいい兄と不出来な弟というのだけじゃなく、器量のいい妹とそうでもない姉っていうのもさりげなく語られてます。 兄は戦場で捕虜となり家族には死んだと報告がいってしまった、そこから不出来な弟がかなり頼りがいのある人物だったことがわかるのですね、帰還してみたら自分の家族が弟に乗っ取られてるみたいなね。「あんなことまでして生き延び、帰ってきた自分てなんだ?」みたいなのもあったかもしれないですね。 夫の父親の死を乗り越えかけた奥さんと娘たち、しかも帰ってきたのはいいけど精神を病んで人が変わってしまっている、お互い戸惑いと気まずさの中での毎日です、戦場で何があったかを告白したとこからが始まりなんだなと思いました、映画ではここがラストですけどね。 だだね、私としてはトビー・マグワイアがちょっとイメージ違う気がしてしょうがなかったです。 オリジナルはスサンネ・ビアの「ある愛の風景」なんですね、家族に起こるアクシデントとその成り行き。。。まさしくって感じです。オリジナルを観なきゃいかんと思いました。 それはそうと亡くなった兵士の奥さん役の女優さん、かわいらしくてイイ感じだなぁと思ったらリメイク版「華麗なるギャツビー」でデイジーやってるんですね、やっぱり印象に残る人っていうのはしっかり出てくるもんですねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-20 18:42:35)
6.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
これは面白い!まったくの予備知識なしで観たのがよけい良かったと思う。 無駄なシーンはまったくないし、軽快で演出も伏線の張り方も何もかも粋な映画。 出てくる人が誰もかれも胡散臭いの、唯一信じられたのはドラッグストアの薬剤師?店員さんかな。出来すぎ感アリの娘の言動でこれはもしかして・・・と思ったら案の定そうでした。 でも子供の存在っていうのは万国共通偉大ですね、結果的にロイは安堵を手にしたわけで、カーペットの汚れに神経をすり減らす生活から解放された。しかしカーペットからは最後まで縁が切れなかったラストには笑いました。元奥さんとレジの彼女は似たタイプだし。 通り一遍じゃないハートウォーミングな人生再生映画かな。ニコラス・ケイジがすごくいいです、サム・ロックウェルは久しぶりに見たけどなかなかカッコイイ。 騙しているだけでは気づかない、騙されて初めて気づき学ぶことは大きいかもね。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-23 00:05:20)
7.  マリー・アントワネット(2006)
やはりソフィア・コッポラはセンスがいいと思いました。イイ感性をしてる。 革命とその経緯、前夜に重きのある歴史大河ロマンを期待して観たら肩すかしをくらうでしょうね。そういうのは「ベルばら」で充分です、リアルタイムでコミックで連載されていた頃に読んでたし。 思うにコレはマリー・アントワネットが見たフランス王室で、宮殿を舞台にしたアントワネットの青春ストーリーみたい。 ドレスも豪華だけど、それよりも靴とスイーツに焦点を当てているのがいい。あのパンプス、ミュールの数々は今でも通用するデザインで、私の好みド真中でした。白い下着とネグリジェの可愛らしさね。ソフィア・コッポラのこういう着眼点に感心しました。 ポップな音楽も良かった。オープニングのタイトルロールで「マリアンヌ・フェイスフル」を見つけてどこにでてるのか気をつけてたけど、わからなかった。 マリア・テレジアだったんだ・・・ジュディ・デイヴィスというのもなかなかですね。 女優の選び方がいいです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-19 12:56:23)
8.  マッチポイント
まったくの予備知識なしで観ました。ウディ・アレンも変わったなぁというのが最初の感想です。ある意味コメディ、でも今までのシニカルさはあまりなかったように感じる。ちょっとイライラというか「少し黙ってたら?」といいたくなるようなアレン作品独特のセリフ、会話は健在でしたw 話の内容は何度となく観たことのあるモノだけどダルさはないしラストはどうなるのかと結構期待しました。キャスティングも見事!ひと昔前ならクリス役はジョン・キューザックがやったんじゃないかなんてチラっと思ったりもした。ジョナサン・リース・マイヤーズの影のある男の色気がかなりいいです。 主人公のクリスのキャラがいいですね、何がしたいのか、どうなりたいのかというのが最後までさっぱり分かんないの、とても曖昧。それこそ「運を天に任せる」みたい。最初からヒューイット家を狙ってあのテニスクラブに就職したという描写もなかったし・・・唯一意思を感じたのはノラへの欲望ですねw クロエとノラのキャラの違いもさることながら、そのキャスティングがこれまた的を得てる。 特にクロエ役の女優ね、美人じゃないし豊満な体もなく、全くセクシーじゃない。設定の上で何が優れてる?と言われれば「親が金持ち」。その余裕のある育ちからくるおっとりさ、でしょうか。 そのイギリス上流階級の人々の鈍感ともいえる人の良さとクリス、ノラの対比も見事です。 あの刑事たちも含めて、もしかしたらイギリス人への皮肉を込めた作品なのかな? リアルに考えたら有り得ないところが色々あるけど、テーマを考えれば完成度の高い作品だと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-11-18 11:47:51)(良:1票)
9.  マイアミ・バイス 《ネタバレ》 
苦手な暑っ苦しいコリン・ファレル、信頼するマイケル・マン。複雑でしたねー(笑)観る前は「ヒート」をイメージしてたんですけどちょっとハズレてました。 二人の刑事は確かにプロフェッショナル、でも問題は演技です。クールにハードボイルドにというのはわかるんですけど、ちょい鼻につくの。簡単に言ったらカッコつけすぎでぎこちないの。でも任務をまっとうするプロフェッショナルな姿はかっこいい。ただ作品全体にインパクトがないというか、身を乗り出して食い入るように観入ってしまうようなモノがなかったです。どうしてなのか私なりに考えた結果ですね、それは敵役がまったくもって魅力的ではない、これが致命的だということで納得しました。あと見せ場であるはずの銃撃戦は普通だったし暗くてよくわかんないというのが不満。でも映像と音楽は最高でした。 コン・リーは最初はかっこよかったんですけどねぇ、なんか「ニキータ」が頭をよぎりました。やっぱり女は男のようにプロに徹することは無理なのかな、特に恋愛がからむとね。「これを見てください」って何を見せるのかと思ったら・・・完全に恋する女の顔になってダンスしてるとこなんだもん、「あちゃーそうきたか」と唯一笑ってしまったとこでした。この展開、マイケル・マンてちゃんと女のこともわかってる人なのね。  ところでFBIの情報は誰が漏らしてたの?これが気になって気になって、仕方ありません。見落としてたのかなぁ?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-10 00:31:41)(良:1票)
10.  マレーナ 《ネタバレ》 
久しぶりにイタリアンを堪能しました。でも予想と違って前半は少年の妄想のオンパレードで「これは軽いノリのエロコメディなのか?」とちょっとがっくり。ラウラ・アントネッリの「青いナントカ」て映画を思い出しました。でもリンチされてからは雰囲気変わりましたね。 私が女だからなのか、あの少年がマレーナに四六時中張り付いてるサマは見ていてけっこうイラつきましたwなんていうのかなぁ、純情とか純真というのとはちょっと違うんじゃないでしょうか。結局あの子も街の男たちと同様マレーナを性の対象としか見ていなかったように感じた。女たちからリンチされるマレーナを男たちは誰ひとりとして助けない、その中にあの少年もいたでしょ。 女の私が言うのもなんですが、しかしあの女たちの陰湿なやり方はどうよ。マレーナは美人というだけじゃなく、確かに服装も物腰もあの閉鎖的な街では異質というか浮いていた。けれどそれがマレーナであって、彼女は自分から男たちに色目を使うようなことはしてないじゃん。頼れる人はなく職安に行ってもなぜか雇ってもらえず、髪を切って染めたマレーナは「それなら、そうなってやるわよ」みたいに開き直ってしまったのかな。で、そうなったらなったでリンチですよ。その他大勢の女たちとはちょっと違うというだけの根拠のない差別、いじめじゃないですかぁ。こういう状況と心理状態の時って相手が何をどう言おうがしようが、あの集団にとっては中傷、悪口のネタにしかならず、どこまでも敵でしかないのね。 地味になって帰ってきたマレーナに挨拶を促すように声をかけ、それに応じた途端に「仲間にいれてやるわよ」みたいに蔑むように接するまわりの女たち。他人のことにはこれといって興味のない淡々としたマレーナと仲間意識の強い女の集団、こういうのってけっこうありますね。これは少年の初恋を描いたラブストーリーかつ成長物語ではなく、戦時下の閉鎖的な島を舞台に人の業を見せていると思います。 モニカ・ベルッチはほんとにキレイですね、さすがイタリアの宝石、至宝。エンニオ・モリコーネの音楽とシチリアの風景が素晴らしい。前半とは違い、ラストはとてもしっとりとした気分で見終わりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-25 01:06:55)(良:1票)
11.  迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
「卒業」をこじつけたこの設定があるからこそって感じ。作品自体はそれほどのものではないのですが、所々に出てくるセリフにハっとさせられました。既婚の私が思うことはですね、結婚してもよいのかと迷っている時も幸せのうちですね、実際ハネムーンから帰ってきたらその後は来る日も来る日も結婚生活の現実世界なわけだから、それまでのファンタジーな時間を楽しみましょうw ところでなにげに豪華なキャストでしたねぇ。母娘3代どんぶりしちゃったケヴィン・コスナーにシャーリー・マクレーンとあのお父さん、なかなかいい味だしてたじゃないですか?ヒロインの邪魔にならないマーク・ラファロもいい、妹役がミーナ・スヴァーリてのが??だったけどw そのヒロインのジェニファー・アニストンなんですけど、うーん色気ないねーこの人。華やかさ、可愛らしさ、不幸さ、知性・・・どれも当てはまらないというか中途半端なのね、やはりこの人は映画じゃなくTVドラマの人ですね。私としてはジェニファーの口元と少々神経衰弱気味の演技にイライラしたかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-20 17:09:10)(良:1票)
12.  マトリックス リローデッド
前作はWOWOWで。これは10何年キアヌひとすじの友人に誘われプレミアチケットまで購入し、劇場で。劇場の中がいつもとは違う雰囲気なのね。まず年齢層、おばさん軍団は少数。他にもいたけどきっとみんな私たちと同じくキアヌ目当てだったと思う。そしてみんなホットドッグだのポップコーンだの飲食物を抱えてる人が多いのよ。 中学生くらいの男子グループもいたから、キアヌとキャリー・アン・モスの濡れ場なんかが出てくると、「あらら、子どもも観たがりそうな映画なのにぃ」なんて狼狽したり・・・ セリフのほとんどは理解不能、だからマトリックスとはなんなのかと深く知ろうという気はゼロです。でもこっちとあっちを繋ぐものがアナログな電話というのがいい感じのミスマッチでなんか好き。アクションもすごく楽しかった。 キアヌの動きもキレがあってよいですなあ。首を痛めているためにああなったらしい衣装ですが、動きに合わせて裾がヒラリとひるがえるのがよいですわ。かっこつけてるわりにはあっさりとやられちゃうツインズ、スタイリッシュなエージェントも好き。私にとってはこれらのアクション場面が全てというのが正直なところです。今回の収穫はスーパーマンになったキアヌと香港映画に出てきそうなキーメイカーでした。点数は・・・6か7か・・・キアヌだからなあ、7点です。
[映画館(字幕)] 7点(2004-10-18 21:23:31)
13.  マイノリティ・リポート
トム・クルーズには結構甘いほうなのだけどこれは好きじゃないです。まず映像の色、質感が嫌いです。青暗くザラザラした感じが不快でした。話の方も近未来を描いたSFといっていいですよね、これは不得意です。苦手なジャンルであるということが大きいのだろうけど、グっとくるもの揺さぶられるものがない。難しいことではなく、たとえば「かっこいい!」「シブイ!」「面白い!」「せつない」といった単純な感覚も私にはなかったです。最近のスピルバーグ作品は面白くないですねえ。ポーンと突き抜けたものがなくなってしまったように感じるし、ヒューマニズムとか教訓的なメッセージが含まれているような作品になるとなぜだかノレないです。
4点(2004-08-09 18:32:25)
14.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
いい映画でした。馴染みのない俳優さんばかりでしたけど、マーサはヘレン・ハントに似ていて、マリオはジャン・レノを丸くしたみたい。ドイツの女性ってあんなにかっこいい人ばかりなのかしら。すっきりシャープでみんな素敵。なにも食べようとしないリナに「全部食べるなよ」と言ってさりげなくパスタのお皿を渡すマリオ。いいシーンでした。大人たちが子どもに対してベタベタと接しないのがリアリティがあっていいわ。いつも曇って暗く寒いドイツと太陽サンサンの暖かそうなイタリアの対比もいいです。あの風景の違いを見て、イタリア人のマリオがいることの意味がよーくわかりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2003-12-16 01:01:20)
15.  マトリックス レボリューションズ
普段ならこのジャンルの作品を劇場まで行って観ることはないのですが、キアヌですからね。でも今回はキアヌ目当ての人には不完全燃焼かな。キアヌだけじゃなく、今まで活躍してた人たちがサエなかった。特にローレンス・フィッシュバーン。途中「おーい、キアヌぅ、どこだ~どうなっちまったんだ~」なんて思ってしまいましたよ。で、目立ちに目立ってたのが、ミフネ船長。これはウォシャウスキー兄弟の日本への敬意と勝手に解釈しました。今までのは無機質な感じでしたけどこれはちょっとドラマチックになってたかな。最初から最後までいろーんな映画を思い出しながら観てたのでした。4~5作品あるかな。ウォシャウスキー兄弟が夢中になって観た作品へのオマージュが強く出ている作品だと、またまた勝手に解釈しました。
[映画館(字幕)] 6点(2003-11-19 10:53:09)
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