1. マッドマックス 怒りのデス・ロード
期待通りのものを見せてくれました。アクションに次ぐアクション。音と映像の迫力がもの凄く、歯を食いしばって見入ってしまいました。陣太鼓部隊を筆頭に魅力的なキャラやマシンが一杯出てきて文句無しです。CGでない本物のカースタントの醍醐味を存分に味わえたし、グリグリぐるぐる動くカメラワークでなかったので安心して見られました。 贅沢な話ですが、期待以上のものがあったら尚よかったですね。久々にもう一度劇場で見たいと思いました。 [映画館(字幕)] 9点(2015-07-01 23:46:02) |
2. マスター・アンド・コマンダー
やっぱり帆船は映えますね。所々に挿入される風を受けて帆走する船のカットはどれもすばらしく美麗。 海の男のドラマに徹していて”女子供が出しゃばったあげくに事態を更に悪化させる”展開がないのは好印象。 戦闘シーンであれこれと操船するんだけど、それぞれの船の位置関係が分からなかったので船の位置や動きの分かりやすい俯瞰カット等があると良かった。一番印象に残った台詞は「ナポレオンを王と呼びたいか?/ノー!」「フランスの国歌を歌いたいか?/ノー!」。世界中どこの国でも当たり前である事をほんの数年前まで私を含めほとんどの日本人が忘れよう・忘れさせようとしていた言葉だと思う。*最初は勘違いから違う物を期待していたり、人物の分かりづらさのせいで今ひとつ満足できませんでしたが、視点を変えてもう一度見てみるとガラッと評価が変わると思います。あと気づいたんですが、”船酔いさせない”撮影って実は凄いかも。 [DVD(字幕)] 9点(2005-10-22 00:06:32) |
3. マイノリティ・リポート
凝った脚本でボリューム満点でした。逃亡・追跡、犯人探しに登場人物の過去エピソードとてんこ盛りなのに、飽きること無く最後まで見せてくれた。また、最後のネタばらしも丁寧だったので、普段サスペンス物を見ない私でもしっかり理解できて気持ち良かった。犯罪予防システムを悪用したストーリーや冒頭のハサミで殺そうとする男のような”どんな道具も使う人次第”に、今更感。一見管理社会に見えるが、バーチャルクラブ(?)での上司を殺したい男や法案への投票などを見る限り、思想信条や感情の自由はあるようなので陰鬱な未来社会でもないらしい(町中で網膜スキャンされたり、裁判が無いのは厳しいけど...)のはスピルバーグっぽい(?)つまらない小ネタ(ヨガ教室、嘔吐棒、目ん玉コロコロetc.)や霊界と交信してる”ような”シーンはこの映画から浮いてて好きじゃないな。 あと中盤、女の悲鳴が延々続いて不快だった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-13 23:01:07) |
4. マスク・オブ・ゾロ
チャンバラ、馬チェイス、潜入捜査(?)と見せ場がたくさんあって飽きさせません。2時間ちょっとがあっという間に終わってしまった。ドラマ部分も丁寧に作っていて、特に悪役二人の存在感が勧善懲悪・復讐劇をより一層盛り上げています。コミカルな描写も良かったと思います。何度でも見たくなる痛快な活劇映画でした。派手に鳴ってはいるが、スリリングさ、ダイナミックさ、ロマンチックさに欠け、印象に残るテーマ曲すらない音楽が残念。 8点(2004-12-29 00:19:33) |
5. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 薬の正体が分かった所で、精神科医アヤシイゾと思ったら、最後は予想以上の結末で腰を抜かした。さんざん悪い事してたんだから当然の酬いと言えばそうなんだろうけど、可哀想だなぁ、なんて思ったけど、症状が少し改善して新しい奥さんもらって子供を授かるからいいのかケイジの演技には改めて拍手! 7点(2004-03-09 00:47:00) |
6. マーズ・アタック!
この豪華で楽しんで演じてる俳優陣に乾杯!バートンってすげ~な。映画って理屈じゃなく、合うか合わないかセンスの問題だなって思った。ゴジラが出てきたので+1点。相手を見極めずに友好とか”私っていい人”的行動とかに酔ってるととんでもないしっぺ返しを喰らうという、ある意味今の日本に必要なテーマかも。強引かな(笑) 8点(2004-02-28 03:48:57) |