1. 万引き家族
《ネタバレ》 小難しいことをやろうとして失敗してる典型。 この監督はずっとそう。企画だけ。せめて編集だけでも他人に任せてはどうか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-31 14:12:57) |
2. マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
再現ドラマのクオリティにメリル・ストリープが演じてる違和感。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-18 23:06:09) |
3. マイアミ・バイス
たとえば「ヒート」はデニーロの作品で「インサイダー」はアル・パチーノの作品だけど、「マイアミ・バイス」はマイケル・マンの作品だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-12 16:47:43) |
4. マッチポイント
フェデラーなら危険日にリスクを冒さない。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-01 23:07:43) |
5. まだまだあぶない刑事
《ネタバレ》 確かに同窓会みたいで懐かしく楽しませてくれたけど、空気読めない部外者が若干いたのが残念。敵は銀星会って決まってるんだから。 [地上波(邦画)] 5点(2006-10-20 23:10:14) |
6. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 きっと当時のアメリカ人はポップコーンをほおばりながら爆笑していたんだろうな。 ラストは女が気づくような布石があったか思い出していたが、チャップリンの手を握って分かるとは暖かい。あとボクシングの犬かきみたいなパンチは2回やると思った。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-02 22:03:26) |
7. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 手がかりはいくらでもあった。元奥さんが出てこないし、医者のチェスシーンといいわかりやすかったから、最後の落ちが映画の真意ではないはずだ。あくまでニコラス・ケイジがカモられる過程で逆に豊かさを手に入れる姿がメインだと思う。それが弱い。たとえば、日増しに病が治るニコラス・ケイジを意外そうに眩しげに見るサム・ロックウェル側の視点がわかりやすくあってもいいはず。その意味で医者の「あなたは病気ではない」という台詞はよかった。金庫に治療費の領収書とか入っていればなぁ。惜しい。娘の変わりっぷりがクライマックスだったなんてもったいない。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-25 21:55:13) |
8. マルコムX
一方を肯定することは一方を否定することという、 あらゆる差別に潜在する根本的な、それゆえ安易な主張を見せられた。 6点(2005-01-18 14:49:41) |
9. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 難解。幻想的で抽象的という点で、 鈴木清順やウォン・カーウァイに通じる。 デビット・リンチは幼い頃から画家志望で美術学校に入学するが中退し、ヨーロッパに留学するもわずが15日で帰国してから映像の世界に入っている。抽象的な世界だけでは肌に合わなかったのだろうか。デビット・リンチは生粋のエンターティナーだ。 すべての場面において計算された意味がある。たぶん。 夢という仕掛けを使って理解と不可解の分水嶺を引いた。 観る者には幻想的な映像を堪能する喜びと、謎を解く喜びの両方が用意されている。 [DVD(字幕)] 8点(2005-01-15 20:00:56) |
10. マグノリア
やっぱトムクルーズはわかりやく色気を押し出したほうがハマる。ヴァンパイアの次にいい当たり役。高度な群像劇。つなぎの妙で、場面が変わっても不自然さを感じない。映像の奥深さ。音楽もまた効果的。そして徹底したリアリズムにラスト、不条理をぶちまけるのがよかった。スケールの大きさだけでなく、こんな作品も作れてしまう米映画界の土壌の豊かさに感心する。難点を言うならメッセージがばらけてて伝わりにくかった。 セリフを直に理解できたらもっと楽しめたかも知れない。というのもキッズをちびっことわざわざ訳す字幕のセンスでは不安になったから。 [DVD(字幕)] 7点(2004-11-18 16:24:42) |
11. 摩天楼を夢みて
見終わった後思わずニヤついてしまった。ここで終わったら面白いだろうなってときに本当に終わったからだ。人と金を惜しみなく使うハリウッド映画も嫌いじゃないけど、この作品はただ役者の演技のみで魅せる心意気が伝わってきて気持ちがいい。良質の舞台を映画の中で見た感じだ。アル・パチーノがいかにも好みそうな作品。役者とセールスマン。仕事は全然違うけど、自分を演じる点ではお互い似ている仕事だと思った。邦題で損をしているのがもったいない。自分が題を付けるならば「ミッチー&マレー」見ればわかる。 8点(2004-03-24 01:22:31) |