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プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  魔界転生(1981)
今の、時代劇には無い面白さをこの作品からは見る事が出来る。まずは役者の力量の差が明らかです。主演の沢田研二に関しても監督の演出により、本物の時代劇を見せてやろうという心意気が伝わります。脇を固める俳優に関しても個性的で、魅力に溢れ、見ていても飽きる事がない。柳生十兵衛、宮本武蔵、そして、男を誘惑して見せる細川ガラシャの妖艶さ等、今の時代劇では味わう事が出来ない魅力がこの作品にはあります。勿論、俳優だけではない時代劇としてのチャンバラシーンの凄さ、若山富三郎と千葉真一、この二人のかっこよさ、対決シーンを含め、面白い映画とは何か?時代劇とは何か?作品全体に漂う、不気味さもこの作品の魅力の一つで、更に言わせてもらうとこの頃の女優と今の女優とでは本気度が違う。これだけ気持ち良く(見ている自分にとっても)良い脱ぎぷりを見せる作品はなかなかない。(だからといって、なんでも脱ぎば良いという訳じゃない。)色んな意味で面白い上に魅力のある作品です。
[DVD(邦画)] 8点(2016-09-24 12:24:48)
2.  マルサの女2 《ネタバレ》 
確かに1作目のような見終わった後の爽快感は無い。むしろそれ以上に後味の悪さの方が上である。しかし、これこそが現実なんだ!結局は泣き寝入りすることになってしまうというその正しい者よりも悪人の方が勝つなんて、どう考えたって間違っているし、絶対におかしい。けれど、そんなおかしなことが起こり得るのが世の中の実態であるということを伊丹十三監督は描きたかったに違いない。少なくとも私にはそう思えてならないのである。世の中の全ての矛盾に対する怒り、許せない者、あってはならない現実、それを有りのままに見せ付けられることになる。正しく間違いだらけの世の中の象徴のような映画である。
[DVD(邦画)] 7点(2010-04-26 23:11:44)
3.  マルサの女 《ネタバレ》 
この作品、公開当時、学生だった私は学校サボってガラガラの映画館で観たのを覚えてます。しょっぱな看護婦さんのおっぱいを吸っているおじいちゃんが映し出されるのを見て、良いなあ!羨ましいなあ!なんてアホなことを思いつつ観てました。そんな中で脱税する者、それを捕まえる者、脱税の手口を徹底的に見せてくれていて楽しむことも出来た。この映画が公開された年、1987年ていうと確か世の中はバブル最盛期であったはず。正しくこの時代に撮られたことが作品全体に物凄いリアリティを感じる。その一方で映画的な興奮というと果たして如何なものかと?いう不満も残る。そうは言うものの、面白いことは面白いので低い点数は付けられない。伊丹十三というと俳優としてもなかなかのもので大変癖があってその癖が苦手な人はとことん苦手かもしれないが、私は結構好きである。監督としての伊丹十三よりも俳優としての伊丹十三の方が私個人としては好きであるが、監督としての才能、眼の付け所もその時代にきんと対応していてなかなかのものである。そんな伊丹十三というこの監督としても才能のある一人の死は大変な不幸であり、惜しまれる。今も生きていたら間違いなく今の時代にあった作品を次から次へと発表してくれることであろう!
[映画館(邦画)] 7点(2008-08-25 22:38:51)(良:1票)
4.  マカロニ 《ネタバレ》 
ジャック・レモンとマルチェロ・マストロヤンニというアメリカとイタリアを代表する名優、二人が競演ていうだけで興味が沸いてくる。四十年ぶりに再会した二人だが、マルチェロ・マストロヤンニ演じる旧友のことをまるで覚えていないジャック・レモン演じる大会社の副社長との二人の物語が周りの人達の協力により、段々と二人の友情が甦ってくるというこの話に静かな感動を呼び最後はまるで信じられないような一つの奇跡の物語として描かれていて、心地の良い余韻を残したまま終わるというのが気に入りました。二人の名優の演技の素晴らしさは勿論のこと、共に温かみのある人間としての魅力が詰まった良い映画です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-21 21:45:12)
5.  麻雀放浪記
久しぶりに借りてきてDVDにて拝見!面白いですね。このいかにも男の世界て雰囲気と昭和の匂いたっぷりのまたモノクロによる映像、更に俳優陣がみんな、個性的で良いです。主演の真田広之は特にこれというものはないけど、何と言っても脇を固める俳優陣、鹿賀丈史に名古屋章の上手いこと。それ以上にもう一人、忘れてならないのが、イカサマ名人役の高品格の上手さは群を抜いてます。その演技は圧巻です。そんなこの作品の監督、和田誠監督のその語り口、構図の美しさも見所の一つで、全編をモノクロで撮ったことがより良い雰囲気をかもし出してます。やはり映画は良い脚本と上手い俳優と美しい構図によって良いか悪いか決まると私は思います。そういう意味でもこの映画は見応え十分の面白い映画に仕上がっています。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 22:31:55)
6.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
ラッセ・ハルストレム監督を知るきっかけとなった作品です。スウェーデン映画はこの作品が私にとっては初めての体験でした。その美しい映像、イングマル少年の眼を通して忘れかれていた童心に返らせてくれたラッセ・ハルストレム監督のその優しさと心温まる物語に感動して何度も観ています。本当にこういう温かくて気持ちの良い映画を見せてくれたこの監督とスウェーデン映画に感謝したい気持ちでいっぱいです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-07 21:58:21)
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