1. マタ・ハリ(1931)
《ネタバレ》 グレタ・ガルボってこれぞ「伝説の女優」ってイメージなのですが、この映画のガルボにはヤラレましたね!実在したマタ・ハリも憶測だらけで神秘的な感じですが、それ以上にガルボが演じるための『マタ・ハリ』だと思いますね、この作品は。それに映画の出来栄えも相当いいな、と思います。マタ・ハリ(ガルボ)がロザノフ中尉(ラモン・ノヴァロ)を初めて部屋まで送らせた夜、別れ際にカーテンを全部閉めずにおくのですが、そこで(アレッ)と思います。そんで翌朝にロザノフ中尉が浮かれに浮かれきってやって来る、ここで(ははぁ~ん)と思います。それを冷たくあしらうガルボのガウンが肌蹴て胸が出そうな感じのとことか、こういう意味深なシーンの流れとかがとても楽しめるんです。ガルボ目当てで観ても充分値打ちがありますが、それだけではなく非常に観応えのある映画だなと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 00:56:03) |
2. マルタの鷹(1941)
これはもうハンフリー・ボガートの独壇場ですね。頭が切れてキザで渋くて、そして品格ただよう魅力、これが決まりに決まってますね。あの早口の英語の発声さえも、自分には楽器で奏でた魅力的なリズムのように心地よいです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-07 23:28:31) |
3. マルクス一番乗り
いろんな事情があったんでしょうけど、これはダンスや歌のシーンを全部カットして1時間強にまとめたら、もう少し面白い映画になったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-11 23:29:59) |
4. ママの想い出
《ネタバレ》 中耳炎の娘との約束を守るために病院のベッドに侵入したシーンは、さすがに"やりすぎだろ、アイリーン・ダン!"と突っ込んでしまいましたが、いやもう、こんだけ普通の話が何故こんだけ感動を呼ぶ!?ってくらい泣かせてくれます。叔父さんの危篤のシーンを始め子供がのぼる大人への階段をじっくり丁寧に描ききって、たまらない作品に仕上がっています。そして途中、子供たちがママのことをちょっと斜めに見るシーンなどが、憎いほどいいアクセントになってます。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-06 23:53:52) |
5. マーニー
何とも言えない緊張感が全編に漂う秀逸なサスペンス。ティッピー・へドレンが追いつめられ(イジメられ)る程に、みょ~にエロチックに感じてしまう自分も病気なんだろうか?この作品もカメラワークが絶妙でヒッチコックの底力を感じます。 [DVD(字幕)] 8点(2006-06-04 19:09:52) |
6. マルクス兄弟 オペラは踊る
爆笑、爆笑、感動、爆笑。こんなに腹抱えて笑わせて、それでいて観応えのある映画は、そうはないでしょう!ピアノ芸なども含め超一級の"芸"のオンパレード。思わず唸ってしまいました、凄い。 [DVD(字幕)] 10点(2006-04-23 22:10:35) |