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自己紹介 うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。

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1.  またの日の知華
知華を年齢幅のある4人の役者が演じているため、視覚的な違和感があり、そうすることの意図もよく分からなかった。しかし、知華を透して人々が営んできた生活というミニマムな昭和を見せられたような気がする。全体的には掴みどころの無い話だったが安定感のある映像には見入った。その中でも知華Aのときの鮮やかなコントラストを見せる夜桜と知華Dが青く透明度の高い浅瀬を優雅に引きずられる映像は素晴らしかった。特に後者には映画史に残る美しさがあった。知華Dを演じた桃井かおりの真骨頂を見た気がした。
[DVD(邦画)] 6点(2007-11-13 02:41:00)
2.  松ヶ根乱射事件
リンダリンダリンダを見ただけの僕はあまりのギャップに唖然としてしまった。またこの監督にはやられた。朴訥とした田舎町で、ほんわかムードさえ漂っているのだけど、起こっている出来事は深刻。なはずなんだけどやっぱりほんわか。そういう不思議な空気がある。なんというか物語は映画ならではな所もあるんだけど、リンダリンダリンダでも感じた何気ないセリフや描写が実生活を見せられているようにリアルすぎるんです。光があっちからもこっちからも責められている最中に見せる笑みや光太郎と彼女のエッチシーンなどを見ていると、とても気恥ずかしくなる。もちろん光太郎を演じた新井浩文を始め、俳優陣もうまいが、演出が冴えまくっている。シーン毎に見るとキツイモノがあるが、全体として見るとなかなか面白かったです。冒頭のシーンから“ファーゴ”、ネズミに神経質になる様は“バートン・フィンク”も感じましたよ。 
[DVD(邦画)] 7点(2007-09-12 22:48:28)
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