2. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 「伝記もの、ヒューマンドラマものとして、マリー・アントワネットを描きたかったんじゃない。キュートな女の子としてのマリー・アントワネットのお洒落で贅沢な日常を描きたかっただけ」と言っているように監督の意図というかメッセージ性はビンビン感じる。 その意味で言うと、市民革命まで描いてしまったのはNGな気がする。贅沢三昧の生活をしているところで、気の利いたセリフで終わったほうがよかったし、所々の長尺の叙情的なカットとかも無いまま、もっとテンポ良く撮った方がよかった気がする。 スパイダーマンのヒロイン役のときはパッとしないなぁと思っていたけど、キルスティン・ダンストは「エリザベスタウン」と本作ではとてもキュート。 ルイ16世役も、こんな感じの人だったんだろうなぁと思わせるようなはまり役でした。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-23 23:20:44) |